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『一見さんお断り』のお店の4個の特徴とお店に入る方法


よく高級料理店や広告を出していないお店では、「一見さんお断り」をしていると言われています。

時々「一見さんお断り」のお店がテレビや雑誌などの特集で挙げられますが、「選ばれた人しか入ることのできないお店」というのは、お客の立場からすればとても魅力的で、一度は行ってみたい!と思う人も多いでしょう。

そんな「一見さんお断り」のお店の特徴や、どうすれば自分もお店に入ることができるのか、その方法をご紹介します!

この記事の目次

『一見さんお断り』の意図

京都の花街のお茶屋や、あちこちにある高級料理店、または人気の少ない裏路地にひっそりと佇む小さなお店など、「一見さんお断り」のお店は私たちの身近にいくつも存在しています。

けれどもそうしたお店は、知る人ぞ知るお店ですので、すぐ近くにありながらもその存在を知らないという人は多いでしょう。

一般的な飲食店といえば、誰もが自由に、そして気軽に入ることができます。

また、高級料理店のように敷居の高いお店であっても、予約さえ取れば誰でも食事をすることは可能です。

しかし、そうした私たちのイメージとは異なり、誰もが気軽に入ることができないお店もあります。

そのほとんどは「一見さんお断り」の営業スタイルをとっています。

「一見さんお断り」とは、その店へ初めて訪れるお客さんは来店をお断りするというスタイルです。

普通は最初に来店してこそ、そのお店の常連になることができますので、「一見さんお断り」のスタイルでは誰もお店へ入れないと思うでしょう。

しかし、そうした「一見さんお断り」のお店では、基本的に関係者や来店経験のある人からの紹介をもらった人だけが来店できますので、まさに「知る人ぞ知る特別なお店」と言ってもいいでしょう。

では、なぜそうした「一見さんお断り」のお店があるのでしょうか?「一見さんお断り」のお店の意図を以下に挙げていきます。

居心地の良い空間が作れる

一見さん、すなわち初めてのお客を受け入れないことで、お店の中はいつでも常連客だけになります。

いつもお店に来るお客同士であれば、自然と店主や常連客同士で顔見知りの関係になりますので、みんなが安心できる、居心地の良い空間を作ることができます。

また、常連客の紹介で初めてお店に来店するお客も、紹介者からの信用がある人だけがお店へと訪れますので、マナー違反をするような厄介なお客が来ることはないでしょう。

もしも紹介されて初めてお店に来た人が何かトラブルを起こせば、お店によってはそのお客のみならず、紹介者に対しても出禁を言い渡すことがあります。

紹介する側の人もしっかりと連れて行く人を選別するでしょう。

多くのお店はお客を選ぶことは出来ません。

しかし、「一見さんお断り」のように、元々来店者に厳しいルールを課しているお店の場合には、お客がトラブルを起こせばすぐにでもそのお客を出禁扱いにします。

結果としてルールやマナーを守る良客ばかりになり、お客の質は自然と良くなるでしょう。

理不尽なクレームがない

「一見さんお断り」のお店では常連客が多く、また初来店の人でもそれなりに信用のある人だけが来店しますので、理不尽なクレームはまずありません。

例えお店で出される食事の値段が高くても、予め来店する前にその旨は知らされることが多いですし、実際に値段に見合った選び抜かれた素材だけを使った料理が出てくることも多いです。

そのため、味や料理に関してのクレームが出ることはまずありませんし、店内の作りや雰囲気に関しても、いかにも隠れ家的なお店が多いためお客は満足することの方が多いでしょう。

さらには、お店に来店する人は自分が「特別に招待してもらった立場」だということをよく自覚しています。

「お店に来てやった」ではなく、「お店に呼んでもらえた」という考えを持っているため、偉そうに理不尽なクレームを付けるような真似はしないでしょう。

従業員の士気も高まる

「一見さんお断り」のお店では、お客だけでなく従業員の士気も高まりやすいです。

例えば大衆の居酒屋で働く従業員の場合、たくさんのお客と出会う機会が多い分、楽しいことだけでなく時には嫌な思いをすることもあるでしょう。

酔っ払いの客に絡まれたり、理不尽なクレームを受けたり、予約をドタキャンして食材を無駄にされたりと、働いているとストレスが溜まることもたくさんあります。

しかし一方で、「一見さんお断り」のお店の場合には、来店客はマナーを守る人ばかりですので、接客で嫌な思いをすることはかなり減ります。

また、来店するお客は常連客ばかりですので、自然と顔見知りになって楽しくおしゃべりをしながら仕事をすることも多いでしょう。

仕事が楽しければ当然士気も高まりますので、「一見さんお断り」のお店では、従業員も長く勤める人が多いです。

『一見さんお断り』のお店の4個の特徴

「一見さんお断り」のお店と聞くと、いかにも人気のない場所に建っていたり、こぢんまりとした隠れ家的なつくりになっていたり、また店主はこだわりの強い人だったりと、ちょっとマニアックなお店を思い浮かべる人は多いでしょう。

その想像通りに看板のないお店もあれば、一見するとどこにお店があるのか分からないところに建っているお店もあるでしょう。

他にも「一見さんお断り」のお店にはいくつかの特徴が見られますので、それを以下にご紹介していきます。

もしもあなたの家の近くに特徴に当てはまるお店があれば、そのお店は「一見さんお断り」なのかもしれません。

1.HPがない

「一見さんお断り」のお店の多くは、HPがありません。

そのお店のファンの人が、個人的なレポートを書いたり、ブログなどで紹介をしたりすることはあっても、お店が公式でHPを出すことはあまりないでしょう。

「一見さんお断り」のお店は、いわば隠れ家のような場所です。

隠れ家は、一般に広く公開されていないからこそ、隠れ家なのです。

そんな特別な場所を、わざわざHPでお店が宣伝することはないでしょう。

「一見さんお断り」のお店が一般にも広く知られているのは、時々テレビや雑誌の取材に応じたり、ファンがネットに書き込みをしたりしているからでしょう。

お店としても、マスコミやファンが勝手に宣伝する分には構わないというスタイルのところが多いです。

例えそれでお店の存在が広く世に知られるようになったとしても、来店する客をお店が選ぶことには変わりありませんので、お店がどれだけ知られようが店内の様子は普段と変わらないでしょう。

常連客からしても、お店が有名になっても店内が変わらなければ、安心して通い続けることができるというものです。

情報発信をしていない

「一見さんお断り」のお店では、基本的に情報発信をしていません。

HPも出さず、口コミサイトなどにも情報を載せず、電話番号ですらも記載していないお店は少なくないでしょう。

お店によっては看板も出しておらず、お店に予約をする時には直接店長の携帯に連絡を取らなければならないこともあります。

もう少し開けたお店の場合でも、看板や電話には対応するものの、積極的にお店の情報を発信しているところは少ないでしょう。

飲食店が情報を発信する理由は、お客さんにお店に来て欲しいからです。

一般的なお店であれば、HPや口コミサイトなどでお店の情報を積極的に発信することで、たくさんの人にお店の存在を知ってもらおうとします。

そういったお店の場合には、来るもの拒まずというスタイルをとっていることが多いため、誰でも気軽にお店に通うことができるでしょう。

一方で情報を発信していないお店の場合には、「お店の存在を大衆に知ってもらわなくてもいい」「一部の常連客にだけ対応できればいい」という考え方をしていますので、自ら情報発信をすることはあまりないのです。

「一見さんお断り」のお店によっては、マスコミなどのメディアの取材を一切断るところも少なくはありません。

テレビや雑誌での紹介をよしとしているお店の場合には、もう少し客足を増やしてもいいと考えているか、または取材を頼んできたのがお店と親密な関わりのある人物かという場合が多いです。

2.露出がない


「一見さんお断り」のお店では、誰の紹介もなしに初めてお店に来た人の来店をお断りしています。

そのため大勢のお客さんにお店の存在を知られてしまうと、いちいち初来店の人を断って帰したり、電話対応に追われてしまったりして大変です。

とくに初めてのお客を断るというスタイルをとっているお店の場合には、お客の立場からすればとても珍しく、ぜひ自分も一度は行ってみたいと好奇心をそそられる人も多いです。

そして好奇心から「どうやったらお店に入れるのか」としつこく問い合わせをしてきたり、お店を出たお客を捕まえて、「自分も紹介しろ」と迫ったりする可能性もありますので、お店の常連客に迷惑をかけないためにも、メディアやネットへの露出を控えているお店は多いです。

そんな珍しいお店だからこそ、余計にお客の立場からすれば「行ってみたい」と思うことでしょう。

しかし、しつこく聞いて回ると、それがバレた時には例え紹介を受けてもお店に入店を断れられることもあるでしょう。

情報が少ない

露出が少ないお店は、テレビやネットにも情報を載せていないため、個人でお店について調べようと思ってもなかなか難しいでしょう。

「一見さんお断り」のお店の場合、入店する方法のほとんどは紹介制です。

あるお店では、系列店のお店の店長と親しくならなければ、隠れ家的なお店への入店を認めてもらえないこともあります。

またあるお店では、常連客からの紹介がなければ来店できないこともあります。

紹介する側も、自分が紹介した人がトラブルを起こせば自分も出禁になってしまうことがあるため、お店に連れて行く相手も自然と慎重に選ぶことになるでしょう。

そうなると、「自分も連れて行け!」とうるさい人はますます連れて行く気にはなりませんし、控えめで信頼できる人に対してだけ、自ら誘ってお店に連れて行くということが多いです。

どんなに「一見さんお断わり」のお店に入りたくても、実際にそのお店の馴染みの人が知り合いにいなければ、入店するのはなかなか大変でしょう。

3.メニュー表がない


「一見さんお断り」をしているお店では、こぢんまりとしたつくりのところが多いため、一度に対応する接客人数も限られていることが多いです。

また、完全予約制のところもありますので、その日に来店するお客の情報はお店の人もよく知っていることでしょう。

そのため大衆店のようなメニュー表を用意しておらず、その日の来客に合わせて予め料理の内容を決めていることが多いです。

お店によって決まった料理を出さないところもありますし、お店がその日に仕入れた材料を使って即席でメニューを用意することもあるでしょう。

また、お店によってはメインの食材だけを使って料理をつくるところもありますので、そうしたお店の場合には、いつも決まったメニューだけが出されることもあります。

お客がお店を選ぶ一般的なスタイルの場合には、お客がメインで食事をとるお店も、メニューも選びます。

しかし「一見さんお断り」のお店の場合には、お店側がお客もメニューも決めるのが基本です。

料金表もない

メニュー表がない「一見さんお断り」のお店では、料金表もない場合があります。

時々「時価」と書かれたメニューが置かれていることはありますが、そうした表記すらもないことがあるため、初めて「一見さんお断り」のお店に入った時には驚く人も多いでしょう。

とはいえ、料金表がないお店の場合には、予め常連客から大体の料金を聞いておくことができますので、そこまで心配することもないでしょう。

また、元々高級店という謳い文句のお店であれば、料金表がなければそれなりの金額を用意してから来店する人が多いため、料金でお店とお客同士がトラブルになることもほとんどないでしょう。

むしろ「一見さんお断り」のお店では、お店に招待してもらっておきながら、料理の値段でケチをつけるような人は今後二度と来店を許してはもらえないことも多いでしょう。

お店側も、一般レベルの食材に高値をつけてお客にふっかけているわけではなく、その料金に見合った料理を必ず出しますので、料金が高くとも満足して帰るお客さんが大半でしょう。

4.老舗である

「一見さんお断り」の店の多くは老舗です。

開店当初から「一見さんお断り」をしているというお店はあまりなく、大抵の場合最初は一般的に開かれていたお店が、何十年と経営を続ける内に、客層の変化や食材の事情などのさまざまな理由から、徐々に「一見さんお断り」のスタイルに変えていったという流れのお店が多いです。

もし最初から「一見さんお断り」のスタイルでお店を経営していた場合には、元々ある飲食店の関係者が開いた、ごく一部のお客向けのお店であることが多いです。

一般向けのお店で店長と親しくなったお客だけが、特別に店長が経営する別のお店に招待してもらえるというところもあります。

他に経営しているお店があるわけでもなく、またお店自体に歴史があるわけでもない、新しく出来たばかりのお店がいきなり「一見さんお断り」のスタイルにするのはかなり勇気が要ります。

それこそお金に余裕のある人が、自らの道楽でそうしたお店をつくることはあっても、飲食店一本で食べて行こうとする人がいきなり目指す道には相応しくないでしょう。

そのため、「一見さんお断り」のお店は老舗であることが多いのです。

高級店であることが多い

「一見さんお断り」と聞くと、かなりの高級店を想像する人は多いでしょう。

実際に、お客を選ぶお店の場合には、そこで出される食材にはかなりこだわっているところが多いです。

どこでも食べられるようなものであれば、わざわざお客を選ぶ必要などはないでしょう。

限られた高級な食材を、選ばれた人だけに振舞うからこそ、「一見さんお断り」のお店には抗い難い魅力があるのです。

もしも「一見さんお断りのお店だから」と誘われて入ったお店で、どこのファミレスでも食べられるような料理が出てきたら、きっと誰もがガッカリしてしまうことでしょう。

「この程度ならそこらのお店でも食べられるし、わざわざ予約して食べに行くだけの価値もない。」と思われてしまいます。

だから「一見さんお断り」と謳っているお店のほぼすべてが、そこらのお店では食べられないような、ちょっと特別なメニューの置いてあるお店ばかりなのです。

「よそでは食べられない」というところからも、自然と高級店が多くなるのでしょう。

『一見さんお断り』のお店に入る方法

「一見さんお断り」と謳っているお店には、どうすれば入ることができるのでしょうか?

まずそのお店に行ったことがないのなら、いきなり来店しようが電話で予約しようが、断られてしまうでしょう。

もしそこで「自分は金を払う側なんだぞ」と文句でも言えば、生涯そのお店では出禁扱いにされてしまうこともあります。

行ったことがないお店だからこそ行ってみたい、けれども初めてのお客は断られる、そんな一見難攻不落なお店を攻略する方法を以下にご紹介します。

コツを掴んであなたも特別なお店の常連客を目指しましょう!

1.店を紹介してくれる人を探す

「一見さんお断り」のお店にどうにかして行きたいと思ったなら、そのお店を紹介してくれる人を探すのが一番の近道でしょう。

本当に「知る人ぞ知る」お店の場合には、そのお店の常連客であることをベラベラと話す人はそういませんので、日頃から「〇〇というお店にどうしても行ってみたいなぁ」などと、自分がそのお店へ行きたいことを周りにほのめかしておきます。

そうするともしも常連客で親切な人がいれば、目当てのお店を紹介してくれるかもしれません。

もちろん紹介する側の信用もお店には問われますので、もしもお店に行けそうなチャンスを掴んだのなら、紹介者にくれぐれも失礼がないように振舞わなければなりません。

また、「一見さんお断り」のお店がそれなりに有名なお店だった場合には、自ら「あそこの店の常連だ」と言って回る人がいるかもしれません。

ただし自分で言いふらす人ほど実際には入店したことがない可能性もありますので、ダメ元でまずは頼んでみましょう。

行きたい店に出入りしている知人はいないか

自分が生きたいお店に、出入りしている知人はいないか確かめて回ることも大切です。

自分にとったら「まさかこの人が常連客とは!」とかなり意外な人物でも、実はそのお店の常連客かもしれません。

どの人が通っているのかは分かりませんので、自分で適当な判断はせずに、まずはすべての知人に尋ね回りましょう。

もしも自分の知人が誰もそのお店へ行ったことがないのなら、「もしもあなたの知り合いに常連客がいたら、自分が行きたがっていることをぜひ伝えてほしい」と熱心にお願いしておきましょう。

人間関係はどこで繋がっているかわかりませんので、すべての人に伝言をお願いしておけば、思わぬところで入店のチャンスが巡ってくるかもしれません。

2.次回は使わせてくださいと伝える

「一見さんお断り」のお店は、行ってみればすぐにそこが「一見さんお断り」かどうかが分かります。

予約もなく、紹介者もいなければ簡単に店内へ入ることはできませんので、ほとんどの人が入口で店員に追い返されてしまいます。

その時に、店員に向かって「次回は使わせてください」と伝えると、こちらの印象が店員には少なからず残ります。

店員に伝える際に、「私は〇〇と申します。次回はぜひともこちらのお店を使わせてください。どうぞよろしくお願いします。」など、丁寧にお願いをすれば、もしかしたら次回来店した際にはお店への入店を許してもらえるかもしれません。

「一見さんお断りのわりには随分と基準が甘いんだな」と思うかもしれませんが、「一見さんお断り」をしているお店は、お客の人間性をしっかりと見ているところが多いです。

お客のお店に対する態度や接し方などでも入店してもいいかを判断することがあるため、例え紹介者がいなくても丁寧に頼み込むことで、お店によっては特別に入店を許可してくれるかもしれません。

ダメ元でこのように伝えてみるという手もありますので、ぜひ使ってみましょう。

一度は帰る

紹介者がいないため入店を断られたら、きちんと一度は大人しく帰りましょう。

帰り際には次はぜひ入店させてほしいことを忘れずに伝えますが、その場で熱意だけは伝えて引き際は潔く帰りましょう。

もしも粘れば行けると思っているのなら、それは浅はかな考えです。

そもそも、ちょっと強引にお願いした程度で入店を許可してくれるお店であれば、「一見さんお断り」などというやり方は最初からしていません。

どんなにごねたりすごんだり、クレームを付けたりする客でも関係なく、きっぱりと「一見さんお断り」の意志を突き付けてきます。

そこで無駄にごねればもっと入店のチャンスはなくなってしまいますので、こちらの熱意は伝えておき、その後はさっさと帰りましょう。

熱意とは裏腹のその潔さが、反対に店員の心に残ることもあります。

まずはお店のルールに従いましょう。

何度も通う

誰の紹介も受けずに「一見さんお断り」のお店に入ろうと思ったら、一度ではなく何度も通ってお願いし続けましょう。

それこそ向こうが呆れて入店を許可してくれるまでは、毎日でも毎週でも通っては店先で頭を下げて丁寧にお願いをしましょう。

人が自分の誠意や熱意を伝える時には、あれこれと言葉を並べるよりも行動で示す方がよほど効果的です。

水族館が好きだという人が水族館の良さをペラペラと語るよりも、何も言わずに毎週末水族館に通っている人の方が、よほど水族館好きに思えることでしょう。

それと同じように、お店に入店したいのなら、熱意を伝える言葉はシンプルにして、あとはひたすらに通って行動で熱意を示します。

とはいえ、通えば必ず入店させてくれるという保証はありません。

また、お店によっては店長と数年来の付き合いにならなければ、特別なお店に招待してもらえないこともあります。

それを考えると、ただお願いして通うのも下手をすれば数年~数十年単位になってしまうでしょう。

それでもどうしても通いたいのなら、万が一の可能性にかけて何度でもお店に通いましょう。

熱意を伝える

「一見さんお断り」のお店に紹介なしで入りたいのなら、ともかく自分の「このお店で飲食したい」という強い気持ちを全身全霊で伝えることが大切です。

熱意を伝えるためには、何度もお店に通うことも必要でしょう。

また、「ぜひこのお店に入りたいんです。」と言葉はシンプルでも、一言ひとことにしっかりと気持ちを込めて伝えます。

さらに相手の顔や目を真っすぐに見つめて、決してこちらからは逸らさずに伝え続けることで、少なくとも熱意は相手に伝わることでしょう。

3.身分を明かす

紹介制の場合でもそうでなく頼み込む場合でも、「一見さんお断り」のお店の場合にはある程度自分の身分を明かす必要があります。

最近ではやたらと個人情報の漏洩を気にする人もいますので、「何でたかが飲食店で自分の身分を明かさなければならないんだ。」と納得出来ない人もいるでしょう。

けれど、「一見さんお断り」のお店の場合には、お店がお客を選んでいます。

お客がお店を選ぶのであれば身分を明かす必要などありませんが、お店に自分が選んでもらいたいのなら、少なくとも自分を信用してもらうために身分を明かす必要があるでしょう。

また、身分を明かすとはいっても、何も住所や生年月日、家族構成などの細かい個人情報までお店に伝える必要はありません。

お店側への提示として必要とされるのはせいぜい氏名と電話番号、そして勤め先や肩書などでしょう。

氏名は教えることでお店側とより親しい関係を築くきっかけになります。

また電話番号は、お店に把握してもらっておけば予約を入れる時に便利でしょう。

勤め先や会社での肩書きは、何もそれでお客を差別するために知りたいわけではありません。

ただ社会的なお客の立場を知っておくと、それに合わせてお店側も会話を弾ませることができたり、反対にタブーの話題には触れないように気遣いをしたりできますので、そうした利便性から単に知っておきたいという理由が多いです。

お店がお客を選ぶ基準などさまざまですので、ニートやフリーターでも関係なく常連客になれるところもあるでしょう。

安心してもらう

例えばあなたが「一見さんお断り」のお店を経営しているとして、そこへまったく見知らぬ人が飛び込みでお店に入りたいと言ってきたとします。

紹介者がいなければ当然その人を追い返しますが、そこで熱心にお店に入りたい旨を伝えられた際に、何も身分を語らずにお願いされるのと、きちんと身分を明かされた上でお願いされるのと、どちらが心は動くでしょうか?

恐らく後者の方でしょう。

一般的に初対面同士でコミュニケーションをはかる際には、必ずお互いに自己紹介をしますよね。

そうすることでお互いの情報を知ることができますし、お互いの身分が分かれば多少は安心感も得られるでしょう。

お店の場合もそれと同じで、何も言わずにただ「お店で食べたい」とお願いされるよりも、名刺を渡されて「〇〇という者ですが、どうしてもこのお店で食事をしてみたいんです。」と丁寧にお願いされた方が、印象が良く感じられるでしょう。

そのためお店に入店をお願いする時には、自分の身分も明かすようにすればお店側に多少の安心感を与えることができるでしょう。

4.ランチならOKの場合も

「一見さんお断り」のお店によっては、ランチであれば誰でも入店がOKな場合もあります。

ランチはディナーよりもメニューの内容が少なく、また決まったメニューだけですので、夜ほど忙しくないお店も多いでしょう。

そうしたお店の場合には、ランチに何度も出かけてお店の人と顔見知りの関係になっておけば、ある程度親しくなったところでお店の人の方からディナーの営業でも来店OKをもらえることもあります。

もちろん必ずしもそうというわけではありませんが、自分でも入れるランチの時間帯に顔を売っておくことは重要でしょう。

ひとつのブランディングでもある

「一見さんお断り」のスタイルをとっているお店では、それがそのお店の一つのブランディングにもなっています。

「誰でも入店できるわけではない特別感」を演出することで、お店そのものの価値を上げることもできますし、料理の内容でも勝負ができれば後は自然と客足は伸びていきます。

「一見さんお断り」のお店は敷居が高いイメージもありますが、単に店長と親しい関係の人だけにお店が開かれていることもあるため、お店によっては特別なドレスコードも必要ありません。

自分がどんなお店に行ってみたいかによってお願いの仕方を変えるなり、紹介してくれる人を探すなりしましょう。

どれだけ時間はかかっても、熱意があれば自分もお店の特別なお客になれる可能性はきっとあります。

諦めずに入店する方法を探してみましょう!

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