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自己嫌悪に陥りやすい人の12個の特...(続き4)

また、自分が嫌いだという人は、自分が得意な分野を見つけるようにしましょう。

人よりも優れている部分を見つけて、それに集中をすると、自然と自分が嫌いだという感情も薄れていき、自己嫌悪に陥りにくくなります。

得意な分野というのは、技術面に限らず、性格の良い部分などでも構いません。

ここで大切なポイントは、自分の弱みではなく、強みを意識して考えるということです。

11.コンプレックスがある

何かあるたびに、酷くコンプレックスを感じる人は、自己嫌悪に陥りやすいので注意が必要です。

アドラー心理学では、他人と自分を比較した時に、自分のほうが劣っているのではないかと感じた際に得る感情の事を、劣等感といいます。

これがコンプレックスです。

コンプレックスを感じる原因は人それぞれですが、学歴や容姿、肌の色や家柄、生まれた場所など様々です。

ありのままの自分を受け入れることが出来ずに、直ぐに他人と比較をしてしまい、その都度なんで私はダメなんだろうと考えてしまうと、自然と自己嫌悪に陥ってしまいます。

劣等感は、自分が理想とするものと現実を比較して、もっと頑張らないといけないと、考えるようになるので、生産性のある自己否定だと言えます。

ですが、自己嫌悪になると全く生産性が無い自己否定となります。

単に他人と自分を比較して、自分はダメだと言って終わってしまうのです。

人と何かを比較して、それで自分が劣っているのではないかと感じた場合には、それで落ち込んでおしまいにするのではなく、そこから何かを見つけ出して、頑張ろうとする気持ちを持つようにしましょう。

そうすれば、コンプレックスも上手に味方に付けて、自分の能力を高めることが出来るでしょう。

12.よくひとり反省会をする

人と会った後に、よくひとり反省会をする人は、自己嫌悪に陥りやすい人の特徴だと言えます。

自分の振る舞いは良かっただろうか、あの時なんで、あんな発言をしちゃったんだろうとか、色々と考えているうちに、不安になって後悔を始めます。

例えば、お姑さんとのコミュニケーションなど、ひとしきり会話をして、別れたあとにすぐにさっきの話の受け答えはあれで良かっただろうか、などと、何かあるたびに都度考えてしまうのです。

ひとり反省会をする人の特徴として、皆から良い人だと思われたい、誰からも嫌われたくないという感情が、人一倍強いというのが挙げられます。

そのため、常に人の顔色を伺ったり、良い人であろうとして、頑張り過ぎてしまうのでしょう。

自己嫌悪に陥ったときの改善策

自己嫌悪に陥る時は誰にだってあります。

ですが、その気持ちを何時までも引きずっているのか、そこから反省点を見つけ出して、次は失敗しないように努力をするのかで全く違う結果になりますよね。

自己嫌悪に陥った時に、どのように気持ちを切り替えればよいのかというのをきちんと考えてみましょう。

今の自分を受け入れる

何でもかんでも完璧を求めるのではなく、今の自分を受け入れられるように心掛けましょう。

そのためには、理想の自分と現実の自分を比べないようにしましょう。

理想の自分を掲げるのは重要ですが、すぐに理想通りになれる人なんていません。

ですので、時間を掛けてのんびりと過ごすことが大切です。

考えすぎない

出来る限り考えすぎないように、毎日を過ごすことが大切です。

何か大きな壁にぶつかった時に、自分の頭の中だけで考えてしまえば、ありもしないことで悩むようになり、余計自己嫌悪に陥ってしまいます。

ですので、何か不安なことがあって考えてしまいそうな時は、頭の中ではなく紙に書いて考えてみましょう。

そうする事で、なぜ不安を感じているのか、それを防ぐために自分が出来ることは何なのか、他の考え方は出来ないのかということを、冷静に考えることが出来るようになります。

また、深く考えすぎてしまう人は、極端に自意識過剰になっているので、誰も自分のことなんて、気にしていないと考えることも大切です。

自分が思っているほど相手は自分に対して興味も持っていないし、さほど気にしてなんていないのです。

そう考えるだけでも、少し心が落ち着いてきませんか?

前向きに捉える

まず、自己嫌悪から抜け出すためにも、自己嫌悪自体を前向きに捉えてみましょう。