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将来の夢が決まらない時のおすすめ3...(続き2)

准看護師は看護師とは違い、国家資格を取得する必要はありませんが、中学、高校を卒業後に准看護師学校へ進学するか、中学卒業後に衛生看護科のある高校へ進学した後、知事資格である准看護師免許を取得する必要があります。

准看護師は医師や看護師の指示無くして、仕事をする事はできないとされていますが、実際の医療現場では看護師も准看護師も同じような仕事をしているケースも多く見られます。

大きく違う事は、看護師と准看護師では待遇に差があるというところです。

3.理学療法士

理学療法士の仕事とは怪我や病気などが原因で、体が不自由になってしまった人や、高齢者の衰えた体を支え、リハビリテーションを行い運動能力の回復をサポートをする事です。

その人にとってどんなリハビリテーションが適しているのかを考え、歩いたり、立ち上がたり、座ったりといった人間にとって基本的な機能の回復を目指します。

理学療法士の職業に就く為には、理学療法士の養成課程のある大学もしくは短大、または専門学校で3年から4年学んだ後、理学療法士の国家試験に合格する事が必要になります。

尚、理学療法士の国家試験は毎年2月下旬~3月上旬の日曜日に行われますが、年に一度しかチャンスはありません。

理学療法士はまさにリハビリテーションのスペシャリストであり、年々その社会的地位は高くなっており、実際に理学療法士を目指している人も増加している傾向があります。

4.介護士

介護士の仕事は高齢者や体に障害を持っている人に対して食事、入浴、排泄など身の回りの介護をします。

また、そのような人の家に訪問する在宅介護である場合は、炊事や掃除や洗濯などの家事、生活に必要な買い物などの援助も行う事があります。

具体的にどの程度の介護が必要になるのかについては、利用者やその家族とよく話し合い、要望にどのように応えていけるか介護士はよく考える事が大切です。

介護の仕事は、無資格でも働くことはできますが、まず介護職員初任者研修の受講が求められることが多いです。

尚、国家資格である、介護福祉士の資格を取得すると介護のスペシャリストとして幅広く就職先を選択できるでしょう。

方法としては、国家試験に合格するか介護福祉士の養成施設を卒業する必要があります。

但し、国家試験を受験する為には特別な条件を満たしている場合に限ります。

未経験で国家試験を受験する為には、まず、実際の介護現場で実務経験と、介護職員実務者研修を事前に習得していなければなりません。

その為、未経験でも介護福祉士の国家試験を受験する事は可能ですが、介護の実務経験は最低でも3年以上が条件になっているので、最短でも3年はかかります。

また、養成施設から介護福祉士を目指す場合は、最短で1年あれば国家試験を受験する事が可能なので、最も早いルートになります。

他にも福祉系高校や、福祉系特例高等学校を卒業してから国家試験を受験する方法もあります。

5.消防士

消防士とは火災発生現場へ一早く駆けつけ、消火及び救命活動を行うなど、私たちの安全を守る仕事です。

自分が通っていた小学校などで、防災訓練の時に消防士が実際に訓練を行っているのを見た事があるという人も多いのではないでしょうか。

火災現場では消火活動以外にも、建物から逃げ遅れてしまった人の救助や、現場の近隣住民や見物人に被害が及ばないように、安全な場所へ誘導なども行います。

また、消防士は119番通報で現場へ向かう以外にも、災害で被害に遭った人の救助活動や、交通事故の現場では、被害者の救命活動も行います。

その他にも、地域の住民に災害発生時の避難経路の確認、消火器の使い方や救護活動などの防災活動を行ったり、建築物の防火対策のや安全性について調査を行い、防火基準に満たない建物については指導を行う予防活動なども消防士の仕事です。

消防士になる為には各地方自治体が行っている採用試験に合格する必要があります。

試験日や試験内容などは、地方自治体によって多少異なりますので、自分が受験をする地域の試験の詳細については前もって確認しておきましょう。

尚、年齢制限についても地方自治体によって差はあるようですが、現在は概ね30歳前後までであれば受験できるようです。

採用試験にはそれぞれ区分がありⅠ類は大卒程度、Ⅱ類は短大卒程度、Ⅲ類は高卒程度などそれぞれ試験資格と難易度が異なります。

試験合格後は、消防学校に進学して研修を受けた後、晴れて消防署へ配属される事となります。

6.警察官


消防士と同じく、警察官も地域住民の安全を守る職業として身近な存在ですよね。

警察官の中には色々な部門が存在し、それぞれ配属されている部門の中で各任務に当たる事となっています。

警察官は都道府県警察と警察庁という2つの組織に分けられ、都道府県警察とはその地域のパトロールをしたり、発生した事件を担当します。

交番に勤務している警察官は都道府県警察に所属しています。

警察庁に所属している警察官は事件現場などに向かう事がはありませんが、全国の都道府県警察の監督したり、犯罪の傾向を元に法改正の立案などが主な仕事です。

まさに実働部隊と頭脳部隊といったような違いがあります。

更に、警察官の採用には警察庁と都道府県警察の他に、皇室を警護する皇宮警察本部が存在します。