また、準キー局は500倍以上、ローカル局では100倍以上と言われています。
その為、特にキー局でアナウンサーを目指す人は相当な努力と覚悟が必要になるでしょう。
尚、人気を得たアナウンサーはフリーとして更に活躍の場を広げる事もできます。
現在フリーのアナウンサーになっている人の大半は、女性でも4年制大学卒のキャリアを持っているようです。
16.気象予報士
気象予報士は気象庁のデータを元に、各地の天気や気温、降水確率などを予想する仕事です。
今や私たちの生活には欠かせない毎日の天気予報ですが、それだけに人々に与える影響は非常に大きく、責任を伴う仕事です。
そんな気象予報士の仕事の現場は、テレビ局やラジオ局だけではありません。
クライアントの依頼に対して気象を予測する民間気象会社であったり、一般企業に勤めている気象予報士も存在しており、その会社にとって有益となるような気象予報を提供するような仕事もあります。
気象予報士になる為には国家資格が必要であり、気象予報士試験に合格する必要があります。
気象予報士試験は年に2回行われており、職業や年齢制限は一切無く、人気のある資格ではありますが難易度はかなり高めです。
合格者数も非常に少なく、狭き門であると言われています。
また、別の手段として気象大学校に進学するというものもあります。
気象予報士になる為に必要な知識を学べる4年制の大学で、卒業する事ができればほぼ、気象丁に就職する事ができます。
しかしながら、気象大学校への入学は満20歳までとなっており、入学試験は気象予報士試験よりも更に難関であると言われています。
いずれにしても狭き門ではありますが、どちらかと言うと年齢や職業に制限が無く、出題される問題の対策ができる気象予報士試験にチャレンジする方が、国家資格を得られる可能性は高いと言えるでしょう。
17.ダンサー
日本ではあまりダンサーという職業を生業としている人は知られていませんが、プロのダンサーを目指す人も多い職業です。
また、プロのダンサーになる為に必要な資格も存在していない為、独学でも目指す事が不可能ではありません。
しかし、ダンサーとしての基本的な知識や、動きについてなどはやはりプロのダンサーの指導をしっかりと受けた方が、将来ダンサーとして活躍できる可能性は高くなります。
現在、ダンスの専門学校やダンススクールがありますので、自分が目指しているジャンルのダンスを学べるところを探してみると良いでしょう。
18.アニメーター
アニメ業界には様々な業種がありますが、その中でもアニメーターは作品の一枚一枚のコマ送りの絵を作る、作画を主に仕事としています。
アニメーターになるには、特別な資格は必要ありませんが、一定以上の画力のスキルを求められます。
但し、画力のスキルだけでは実際にアニメーターとして活躍できる機会は多くありません。
一般的にはアニメーションの専門学校や美大に通い、アニメーターになる為に必要な知識やスキルを身に着ける必要があり、それがアニメーターになる第一歩です。
また、アニメーション制作会社などに就職したとしても、最初は見習いからのスタートです。
その間も作画のスキルを上げる努力が必要となり、長い下積みを経験する覚悟が必要になるでしょう。
19.イラストレーター
イラストレーターの仕事は依頼に応じたイラストを描く仕事です。
その為、自分の描きたいものではなく、あくまで依頼主と入念な打ち合わせをした上で、決められたテーマやイメージに沿ったイラストを提供する事となります。
イラストレーターになる為には、特別な資格は必要無く、フリーで活躍しているイラストレーターも存在しますが、専門学校や美大でイラストをデザインする基礎を学んでいる人が多いようです。
活躍できる場は幅広く、広告代理店やゲーム制作会社、デザイン事務所など様々です。
尚、現在はフリーランスで働いているイラストレーターも多く、電話やメールを使ってクライアントとやり取りをしながら在宅で仕事をしているケースもあります。
20.画家
芸術家としても知られている画家はまさにその手で様々な絵を描き、創り出した作品を売って生計を立てている人です。
画家と聞くと、鉛筆や絵具を使って絵を描くイメージがありますが、最近ではパソコンでグラフィックデザインのソフトを用いて絵を描く画家も存在しています。
画家になる為には、特別な資格は必要ありません。
画家に求められるものは何と言ってもその人が持っているセンスと絵を描くスキルです。
本人の才能と努力次第で画家になる事は可能ですが、その分学歴などで評価されない為、作品が認められなければ一人前の画家として生きていくにはとてつもない苦労が伴うかもしれません。