・何もしていない時の姿勢
まずは、特に所作をしていない時の自分の姿勢から見直してみましょう。
立ち姿や座り姿です。
足を組んで携帯片手に猫背になって画面を覗きこんではいませんか?どんなに美しい女性でもこのような姿勢では、気品を感じません。
立っている時も座っている時も足はきちんと揃えましょう。
携帯を見ていても本を読んでいても背筋を伸ばして顎を引いてください。
・動いている時の姿勢
歩いている時や移動している時も同じです。
モデルウォーキングのようなものを真似る必要はありません。
ただしっかり前を見てしっかりと歩いてください。
コソコソと急ぎ足になってしまったり、トボトボと歩いていると美しい姿には見えません。
・モノを扱う時の立ち振る舞い
引き出しを開ける時、ドアを閉める時。
このようなモノを扱う時には、丁寧に両手を使うようにしてください。
モノに感謝をして大切に感じながら扱うと良いでしょう。
例えば腕時計をつける時も、外す時も、腕時計に感謝して大切に扱います。
そうすれば外した腕時計をポイと机に放り投げることなんてないですよね。
きちんと引き出しの中に丁寧にしまっておくでしょう。
なんでもモノには感謝の気持ちを持つことで、モノを扱う時の立ち振る舞いはおのずと美しいものになるでしょう。
・食事をする時の所作
食事をする時の所作には人間性が出ます。
食欲とは本能なので、お腹が空いていると、つい作られた自分ではなく、本能の自分が出てしまうものなのです。
そんな食事だからこそ、より意識を高める必要があります。
急いで食べてはいけません。
箸を両手で持ち上げ、ゆっくりと利き手に持ち替えて食べ始めましょう。
噛む回数も意識して小さく多く噛むようにします。
噛んでいる間は、また両手で箸をおくと良いでしょう。
一つ一つの食べ物に感謝して、ゆっくりと丁寧に食事をすることで綺麗な所作に見えます。
品があるように感じる
丁寧な立ち振る舞いは品があるように感じます。
そもそも品というのは外見から感じ取れるものではありません。
内面や立ち振る舞いから滲み出るような大人の魅力のことです。
どんなに高級な身なりをしていても、品のある女性になれるわけではありません。
人前でだけ品があるように見せても、そこから気品を感じることはありません。
日々の内面から出る美しい心が動きにつながり、それが気品のある女性へと成長させてくれるというのを忘れないようにしましょう。
3.何に対しても大切に扱う
先ほどの立ち振る舞いでも紹介しましたが、人も動物もモノも何に対しても大切に扱うことは淑女につながります。
大切でないものってどうしても乱雑に扱ってしまいますよね。
地面に投げつけるようにおいてしまったり、カバンの中に放り投げたり・・。
例えばあなに100円の指輪ですと言って渡したら、どのように扱いますか?適当につけて、適当に保管してしまいますよね。