でも同じものでも100万円する指輪ですと言って渡したらどうでしょうか。
慎重に指にはめて、生活の中でも指輪に傷をつけないようにし、はずした後は箱に入れて保管しますよね。
淑女は値段に関係なく、すべてを100万円の指輪を扱うような気持ちで扱うのです。
モノには作り手がいます。
その作り手に感謝の意を込めて大切に使うのです。
そうするとおのずと所作も綺麗になり、身の回りには綺麗で愛のあるモノが溢れるでしょう。
これは人や動物に対しても一緒です。
自分にとっての損得に関係なく、人や動物を大切に想うことができる人は内面から美しさを感じますよね。
愛をもって大切にする心を持ちましょう。
ガサツに扱うようなことはしない
モノをガサツに扱う人は、その人自身がガサツであるように見えます。
開けたドアを足で閉めている人を見たら、ガサツな女性決定ですよね。
淑女だなんて程遠い言葉となるでしょう。
ドアだって大切なモノです。
そう思えばそんなガサツな扱いはできないはずです。
開けたドアは両手で閉める。
音が響かないよう、ドアを傷つけないように大切に閉める。
そこには周囲への配慮とドアへの配慮があります。
何をするにもガサツさをなくしてください。
4.マナーを身に付ける
マナーとは行事や作法のことをいいます。
マナーを身に付けるというと、すごく難しいことのように感じてしまいますが、難しいことではありません。
マナーとは、社会の中で人間が気持ち良く生活するためのものなのです。
電車やバスで携帯電話で通話をする。
これってマナー違反ですよね。
なぜかというと乗車している他の方に迷惑になるからです。
中には体調の悪い人やペースメーカーを付けている人もいます。
乳児もいるかもしれません。
そんな中で大きな声で通話をしたら迷惑になることを考えれば容易にわかることです。
食事中にクチャクチャと口で音をたて、フォークをカチャカチャとならす。
これもマナー違反ですよね。
周囲にいる人はその音が気になってしまい、美味しく食事ができないからです。
マナーって何だろう?と考える前に、まず「これをしたら周囲の人がどう思うのか?」というところを視点にしてみてください。
もし迷惑に感じることならマナー違反。
ただ迷惑かどうかは価値観にもよります。
だからこそルールという名のマナーが存在するのですね。
価値観ではなく線引きされたマナーは、一般的に迷惑となるものです。
きちんと把握してマナーを守れる女性になりましょう。
基本的なマナーが女性を輝かせる
基本的なマナー。