人生には困難がつきものです。

生まれてから死ぬまで、人によってさまざまな幸福や不幸が訪れますが、一度も困難な壁にぶつかったことのない人はいないでしょう。

勉強や仕事、恋愛や人間関係が上手くいかないときや、自分の限界を感じたときなど、人によってぶつかる壁は違いますが、誰でもそれに苦しむものです。

そして、その壁を乗り越えてこそ初めて人は成長し、次の段階へとステップアップをしていくことが出来ます。

人生における困難な壁とは、自分が成長する上では欠かせない存在でもあります。

その時々の年齢や時代によって立ちはだかる多くの壁を乗り越えながら、私たちは自分の人生をより実りのある豊かなものに変えていけるのです。

壁にぶち当たるってどんなとき?

人はどんなときに壁にぶち当たるのでしょうか?

目の前に直接見えていなくても、まるで本当に見えない壁があるかのように、中々前に進めないときってありますよね。

壁の原因となるものがハッキリと分かっている場合も、そうでない場合にも、何とかして壁を乗り越えなければ、これ以上自分は前に進んでいけない、そんな状況に陥った経験のある人も多いことでしょう。

壁にぶち当たったと感じる瞬間は、人によって違います。

勉強や仕事、人間関係や恋愛など、人によって壁の多さも違えば、高さも違います。

では、一般的に人はどんなときに自分が壁にぶち当たったと感じるのでしょうか?以下に具体例をご紹介していきます。

つまずいたとき

勉強を頑張っているはずなのに、どうしても成績が伸びなくて悩んでいる、または仕事で一生懸命に努力しているはずなのに、何故か上手くいかない。

そんなことって、誰でもあると思います。

順風満帆な人生を送っているように見える人でも、見えないところでは必ず何かにつまずいているものです。

仕事では成功している人も家庭では上手くいっていなかったり、家族の前では明るい笑顔を見せていても、会社に行くと途端に元気がなくなってしまっていたりと、人によってさまざまな悩みやつまずきが存在しています。

そして、つまずきを感じた時、同時に人は自分の目の前に見えない壁の存在を感じます。

その壁は自分にとってはとても高い壁に感じるため、乗り越えるのに躊躇ってしまったり、時間がかかってしまったりするのです。

失敗したとき

人は何かに失敗したときに、壁にぶち当たることが多いです。

例えばスポーツの大会で、自分が致命的なミスをしてしまい、そのせいでチームが試合に負けてしまったとき。

チームメイトは「精一杯やったよ」「仕方がなかったよ」と励ましてくれたとしても、自分自身で悔しくて、後悔の気持ちでいっぱいになり、それがトラウマとなって二度とスポーツが出来なくなってしまうこともあるでしょう。

また、仕事のプレゼン発表を行う際に、肝心の配布資料を用意するのを忘れてしまったときや、取引先を怒らせてしまい、自分のせいで会社の評価が下がってしまったときなどにも、大きなショックを受けて立ち直れなくなってしまい、そのまま会社に行けなくなってしまうなんてこともあるかもしれません。

繊細な人や優しい人ほど、何かに失敗したときにそのショックが大きな壁となり、立ち塞がってしまうのです。

全て無駄になったとき

一生懸命に時間をかけてやった作業や、丹精込めて作ったものがすべて徒労に終わってしまったときにも、人によってはそれが大きな壁となることがあります。

例えばそれが仕事の一つや、人から頼まれたことなど極めて限定的で短い期間のものであれば、そこまでショックも大きくはないでしょう。

しかし、例えば長年懸命に子育てをしてきたのに、その結果自分の子どもが良くない道へと落ちて行ってしまったときや、また子どもの頃からずっと高学歴を求められ、それに応えようと自分も必死に努力していたのに、ある日それがすべて無駄なことだと感じてしまったときなど。

自分が目標とする何かに向けて膨大な時間や費用、労力を費やしていればいるほどに、それが全て無駄になったときには、途方もない脱力感とともに、目に見えない大きな壁が現れて、それ以上前へと進むことは出来なくなってしまいます。

挫折したとき

どの程度で挫折するかは、人によって違います。

同じ上り坂でも、問題なく登れる人もいれば、「自分には無理だ」と直ぐに諦めて登るのを挫折してしまう人もいます。

誰が見ても簡単に思えることでも直ぐに挫折してしまう人には、諦め癖があるのかもしれません。

しかし、ただの諦め癖であれば、周囲の励ましや本人の気持ち次第ではその癖を直して、挫折することなく前へと進んで行くことが可能です。

けれど、時にはどんなに頑張っても努力しても、どうしても叶えることの出来ないものというのも少なからず存在します。

気持ちの切り替えが器用な人は、ある程度努力をしても無理だと分かれば、さっさと諦めて次の目標へと向かうことが出来ます。

しかし、意固地な性格の人や諦めの悪い人、そして「諦めなければ絶対に叶う」と信じている人は、絶対に無理なことに対しても必死でどうにかしようと試みます。

そして、必死になる時間が長ければ長いほど、挫折した時のショックもとても大きいのです。

諦め時がよく分かっていない人ほど、自分が「出来なかった」という事実に対するショックが大きくて深いため、中々挫折から立ち直ることが出来ません。

そしてその挫折はいつしか、自分にとって越えることの出来ない高い壁になってしまっているのです。

困難が立ちはだかったとき

困難が目の前に立ちはだかった時、人は「壁にぶち当たった」と感じます。

例えばゲームの場合、これまではサクサクとストーリーを進めてこられたのに、中盤になってどうしても勝てない敵が現れたとき。

自分が前へ進むことが困難だと感じたときに、目の前に見えない壁が現れます。

ゲームであれば時間の制限はほとんどないため、勝てない敵に勝てるようにレベルを上げる修行をしたり、素材や資源を集めたりして再度挑むことでクリアしていくことは出来るでしょう。

しかし自分の人生でも、同じように時間をかければ必ず上手くいくものなのでしょうか?

ある程度回り道をして経験を積めば、必ずその困難に打ち勝つことが出来るのかというと、「絶対に出来る」とは誰も言えないでしょう。

諦めない心はもちろん必要ですし、ある程度の努力も求められます。

しかしそれをしてもなお、目の前の困難に打ち勝つことが出来ないと感じた時に、人は見えない大きな壁にぶち当たった気分に陥ってしまうのです。

問題が起きたとき

予期せず問題が起こってしまったときにも、人は壁にぶち当たったと感じます。

例えば明日中に書類を仕上げなければならないのに、肝心の作業をするパソコンが壊れてしまったとき。

修理を呼ぼうにも夜中のため電話は繋がらず、また会社に残っているのは自分一人だけで誰かに相談することも出来ない。

けれども今すぐにどうにかしなければ明日までに仕事が間に合わない。

こんなときについ人はパニックに陥り、見えない壁におろおろと困ってしまいます。

仕事に対する責任感の強さや、冷静さを取り戻すことが出来れば、そこから何とか対策を考え出すことも出来るでしょう。

しかし、このような予期せぬ問題はいつでも、どんな場所でも起こり得るのです。

どうにも苦しいとき

どうにも苦しいとき、人は壁にぶち当たったと感じるどころか、狭い箱の中に自分が無理矢理に押し込められているような気分になっているかもしれません。

体調不良など、肉体的に苦しいときもそうですが、精神的にどうにも苦しいときにも、それを解決する術が思い付かずに、見えない壁に苦しい思いをする人もいます。

仕事やプライベートなど、毎日生活を送っていれば、一つや二つは悩みの種が生まれるものです。

それをいちいち些細なことまで気にしてしまう人ほど、苦しくなることも多く、また壁にぶち当たることも多いです。

辛くて仕方ないとき

友達と喧嘩をしてしまったときや、自分だけが孤立してしまったとき。

また、恋人と別れ話になってしまったときや、大切な人と死に別れてしまったときなど、自分にとって本当に辛くて仕方ないときってありますよね。

そんなときには明るいことも、他のことを考える余裕もなく、ひたすら辛い気持ちだけが頭の中でぐるぐると巡ってしまいます。

自分が辛い気持ちだけが胸を支配して、他のことをろくに考えられなくなってしまっているときにも、気付かない内に目の前には大きな壁が出来てしまっていることがあります。

その壁の存在に気づき、また乗り越えることが出来なければ、ずっとその辛い気持ちを背負ったままこの先も過ごしていかなければなりません。

解決策がないとき

大抵の物事は解決することが出来ます。

例え悩み事や辛いことがあっても、時間が経てば自然と解決出来ることもあります。

また、自分一人では解決策が浮かばないときには、誰かの助けを借りてどうにか解決させることも出来ます。

しかし、世の中にはどうやっても解決策がないことも少なからずあります。

例えばそれは、過去に起きてしまって、もうその事実を変えることが出来なくなってしまったとき。

そしてまた、本当に他に何も解決策がないときです。

極端な例え話になりますが、ある日親友と大喧嘩をしてしまったときに、仲直りをしないままで親友が事故に遭い、二度と会うことが出来なくなってしまったとします。

親友が元気でいればこの先仲直りする機会はきっとあったでしょう。

しかし二度と会えなくなってしまっては、仲直りがしたくとも出来ない状態になってしまいます。

解決しようにも解決策がまったくない状態では、どれだけ年月が経っても、きっと心の中ではずっと後悔として残り続けてしまうでしょう。

このように、ときにはどうやっても解決できないことというのも存在します。

そして、自分が「解決出来ない」と感じてしまっている内は、目の前の見えない壁にぶち当たったまま立ち止まってしまっている状態なのです。

人生の壁を乗り越える方法18個

人生の壁にぶち当たったとき、どのようにしてその壁を乗り越えれば良いのでしょうか?壁を乗り越える方法は、人によって違うでしょう。

強引に乗り越えようとする人もいれば、時間をかけて徐々にその壁を低くしていく人もいます。

もしくは、誰かに壁を取り払ってもらう人もいるかもしれません。

しかし、大抵の壁はその人自身にとってある意味で必要なもので、その壁を乗り越えてこそ、新しく自分が成長していくことが出来ます。

人生の壁はいわば、自分が成長していく上で欠かせない存在でもあるのです。

壁の乗り越え方は人によって違いますが、壁を乗り越えやすくする方法は、どの人にも共通していると言えます。

これから壁を乗り越えるために行うべき18個の方法をご紹介していきます。

実践すれば必ず壁を乗り越えられるとは断言出来ずとも、壁を乗り越えるための近道やヒントにはなっていると言えるでしょう。

どんな方法が自分に合うかは、一つひとつ実践して試してみると良いでしょう。

前向きに考える

物事を前向きに考えることは、壁を乗り越える上で必要なことでもあります。

もちろん時間をゆっくりとかければ、無理に前向きな考え方をせずとも、その内自然と壁を乗り越えることが出来るようになる場合もあります。

しかし、時間に余裕がない場合や、決断を迫られているときなどには、強引にもでも考え方を前向きにさせることで、自分を奮い立たせる勇気を生み出すことが出来ます。

元々ネガティブな性格の人では、前向きな考え方をしたくても中々出来ないという人もいるでしょう。

そのようなタイプの人では、壁にぶつかったときだけでなく、日頃から前向きに物事を考える癖を付けるように自分の中で練習しておくのがおすすめです。

「今朝は早起き出来た」や「怠けずに一日過ごせた」など、最初は小さなことからで良いので、確実に自分に自信を付けられるような行動を取るように心がけましょう。

そうすることで少しずつ自分に自信が付いてきて、物事を前向きに考えやすくなります。

物事を少しでも前向きに考えられるようになれば、いざ困難な壁にぶち当たったときにも、悲観せずに落ち着いて解決策を考えられるようになります。

とにかく集中する

困難な壁が立ちはだかったとき、人はそれをあらゆる視点から捉えようとします。

その結果、余計な雑念ばかりが頭をよぎって、肝心の壁を乗り越える方法を考えることが出来なくなってしまうことがあります。

そんなときには、壁を乗り越えるための必要最低限のことだけに意識を集中させるようにしましょう。

解決策だけをとにかく集中して考えていれば、それだけ早く壁を乗り越えることが出来る可能性も高くなります。

また、集中しているほどに、自分が求めている情報や名案が周りからも集まりやすくなります。

「一点集中」という言葉の通りに、目の前の壁にとにかく集中することが、早く壁を乗り越えるための近道になります。

全力で取り組む

「壁」というものは、その人にとっては乗り越えることが困難な存在でもあります。

だからこそ、全力で取り組まなければ、到底乗り越えることは出来ないでしょう。

例えばサボり癖のある人にとっては、「毎日真面目に勉強をする」ということがとても困難な壁に思えることでしょう。

しかし、自分がそれを乗り越えなければならないと感じたのなら、自分の中のサボり癖を無理矢理に抑え込んででも、全力でその壁に立ち向かっていかなければなりません。

「毎日勉強をする」と決めたのであれば、よほどの事情がない限りは、他のことを後回ししにしてでもそれを最優先にしなければなりません。

また、「今日はいいや」と一日でもサボってしまえば、その時点で壁はさらに高くなり、また「サボりたい」という誘惑も毎日のように沸き上がってきます。

一度でも誘惑に負けてしまえば壁を乗り越えることはそれまで以上に困難になってしまうのです。

だからこそ、乗り越えたい壁にはいつでも全力で取り組まなければならないのです。

何度も挑戦する

壁は乗り越えるのが困難なものですので、たった一度の努力で乗り越えられる人の方が少ないでしょう。

そのため、一度や二度の失敗はある意味で当たり前のものなのです。

とはいえ、あまりに失敗に慣れてしまうと、それが諦め癖となって、何でも簡単に諦めてしまうようになる恐れもあります。

また、自尊心が強い人や完璧主義の人の場合には、たった一度の失敗で心が挫けてしまい、もう二度と壁に挑戦する気が失せてしまう人もいます。

壁を乗り越える上で何より重要なことは、「失敗することはあっても、そこで諦めずに何度も挑戦を続けること」です。

もちろん絶対に越えられない壁の場合には、引き際を見定めることも大切です。

しかし大抵の物事は、諦めずに何度も挑戦すれば乗り越えられる壁でもあります。

諦めるのは最後の手段に取っておいて、それまでは失敗しても挫けずに何度も挑戦し続けましょう。

そうして乗り越えた先には、必ず自分自身の成長を感じられるはずです。

実力をつける

壁にぶち当たるときというのは、今の自分の実力では乗り越えることが出来ない状態だということでもあります。

そんな場合には、まず壁を乗り越えるための実力をつける必要があります。

もし壁が目標の進学先だとすれば、まだそこへ合格するレベルに足りていない状態ということですので、今よりももっと一生懸命に勉強をして、実力をつけて再度臨みます。

十分に努力をした上であれば、今度は無事に壁を乗り越えられるかもしれません。

また、自分で会社を経営する上で壁にぶち当たっている人は、しっかりと会社を経営出来るように、運営資金を蓄えるなり、経営についてもっと学ぶなり、優秀な人材を集めるなり努力をすることで、困難な壁を乗り越えていくことが出来るようになります。

見えない壁は、いわば今の自分の限界を示しています。

その限界を超えたいと思うなら、今以上の実力を付けなければならないのです。

今以上の努力が出来ないという人は、途中で挫折してそれ以上前へは進めないでしょう。

しかし、必死になって努力する人は、いずれきっと壁を乗り越えていけるようになることでしょう。

自分の力を信じる

あなたは自分の可能性を信じていますか?

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、自分で自分の可能性を信じることはとても大切なことです。

「言霊」や「病は気から」ということわざが指すように、自ら口にした言葉や思いは、時に現実のものとなることがあります。

そのため、日頃からネガティブなことばかり考えていると、実際にそのような人生を歩んでしまう可能性だってあるのです。

反対に、いつでも「自分ならば出来る」「きっと大丈夫」と強く思っていれば、良い結果を招くこともあります。

そして、良い結果を想像するのは決して神頼みなどではなく、あくまでも自分の力を信じることがその根拠となるのです。

自分の力を信じるには、まず自分で自分がある程度信じられるように努力を行う必要があります。

努力を行ったその上で、後は「自分ならば出来る」と強く願うことが大切です。

そうして自分の可能性を自分自身で信じていれば、いつかは壁を乗り越えることも可能となるのです。

焦らない

焦りは何事も上手く運びません。

焦っているときにはまともに物事を考える余裕がないため、冷静な判断をすることが出来なくなります。

また、目先のことだけを考えて判断した結果、実際に行動してみたら後から問題点が多く出てくるなんてことも珍しくはありません。

どんなに日頃は余裕のある人でも、実際に時間がなく、期限が目の前に迫ってしまっているときには心に余裕を持つことが出来なくなります。

例えば試験が前日に迫っているときや、仕事の納期が迫っているとき、また通勤電車やバスがもう出てしまいそうになっているときなど、ちょっとしたことから大きなことまで、焦りは日常茶飯事で起こります。

誰でも焦ると余計に上手くはいかなくなるので、出来るだけ日頃から焦らないように心がけましょう。

とはいえ、いつ何があって焦るかは誰にも分かりません。

そのため、少しでも焦る原因を減らすために、日頃から心がけて生活を送ることが大切です。

例えば常に時間に余裕を持って行動する、納期や試験に間に合うように毎日怠けずに仕事や勉強の時間を作るなど、自分で予想できる範囲の行動は、焦ることがないようにきちんと自分で管理しましょう。

その上で何か問題が発生したとしても、目の前の問題だけに集中することが出来ます。

諦めない

壁にぶち当たったときや、困難が目の前に立ち塞がったとき、大事なのは諦めないという強い気持ちです。

壁というのは、そう簡単には乗り越えることが出来ない存在です。

ですから、「絶対に諦めない、必ず乗り越えてみせる」という強い気持ちが無ければ乗り越えることは出来ないでしょう。

失敗するのはある意味当たり前ですので、一度や二度の失敗で挫けることなく、何度でも諦めずに挑戦します。

また失敗するたびに新たに学ぶこともありますので、学習を繰り返して壁を乗り越えていきましょう。

原因を考える

壁にぶち当たったとき、ただがむしゃらに壁を乗り越えようとしても、中々上手くいかないことってありますよね。

それはもしかしたら、目の前の見えない壁の原因を自分でよく理解していないからかもしれません。

そもそも何故壁はあなたの前にあらわれたのでしょうか?

壁となる原因は一体何なのでしょうか?

何が原因で、どういう経緯があった結果、今のあなたの前に壁が立ち塞がったのでしょうか?

それらの原因を自分自身で理解していれば、壁を乗り越えるための解決策も考えやすくなります。

ですから、壁にぶち当たったと感じたときは、まず何が原因で自分にとっての壁になってしまったのか、今の状況を冷静に整理しましょう。

そして原因が分かったら、今度はその原因に対する解決策を考えます。

それが壁を乗り越えるための最も近道の方法と言えるでしょう。

客観的に見る

目の前に壁が立ち塞がったとき、つい人は混乱に陥りやすくなってしまいます。

「一体どうすればいいのか」とおろおろおと悩むことに加えて、もし時間や期間の制限などがあれば余計に焦ってしまって、ますますパニックになってしまうことでしょう。

しかし、物事は主観的な考え方だけでは解決出来ないことも少なくはありません。

主観的な考え方は、あくまでも自分から見た物事に対する価値観であり、常に自分の感情や意見などが最優先にされます。

そのため、「自分がどう感じているか」「自分がどうしたいか」という思いにばかり囚われてしまい、視野がとても狭くなってしまいます。

もちろん壁を乗り越えるのは自分自身ですので、自分がどうしたいかという気持ちも大切です。

しかしそれ以上に、落ち着いて客観的に物事を見る目も求められます。

主観的な物の考え方では、物事を一方向からしか捉えることは出来ません。

ですが、客観的な物の考え方が出来れば、あらゆる視点から物事を判断することが出来ます。

改めて目標を決める

もし自分が目標としているものの前に壁が立ち塞がったときには、目標を改めて決めるやり方もあります。

例えば店を開くことを目標としている場合、その前に金銭的な壁が立ち塞がってくることでしょう。

そうしたら、まずは目の前の壁を乗り越える必要がありますので、目標を「店を開くこと」から「店の運営資金を貯めること」に切り替えます。

店の運営資金を無事に貯めることが出来たら、目の前の壁を乗り越えることが出来ます。

そうして店を開くという最終目標までの間に、次々と壁が立ち塞がるときには、壁の一つひとつに目標を切り替えて乗り越えていきます。

それを繰り返していれば、最終的には自然と目標だった店を開くことが出来るようになるでしょう。

また、どうしても壁を乗り越えることが出来ないと感じたときには、そこから視点を切り替えて、別に目標を定めてそちらへ向って進んでいきましょう。

自分が本来の目的としているところに辿り着けるのであれば、その過程で壁を迂回して進むことも方法の一つです。

別の方法がないか考える

壁を乗り越える方法は、決して一つだけではありません。

あらゆる視点から、客観的に壁を観察することで、乗り越えるために必要な方法がいくつも浮かんでくることがあります。

主観的な物の観方をしている人では、どうしても「これをするためにはこれしか方法はない」と考えてしまいがちですが、そんなときこそ客観的に物事を考えて、別の方法を模索していきましょう。

妥協案を考える

壁にぶち当たったとき、その壁は自らの望みが高すぎるためにあらわれてしまっている可能性があります。

例えば「一千万円稼ぐ」という目標をあなたが立てた場合に、コツコツと真面目に働いて貯金をすれば、決して不可能な金額ではないでしょう。

しかし、かなりの時間がかかってしまうため、途中で挫折したり、怠けてしまったりするリスクもあります。

自分で「一千万円稼ぐ」という目標を立てたがために、目の前の壁も高く頑丈になってしまっているのです。

そういった場合には、一千万円ではなく、「5百万円稼ぐ」と目標を下げることで、モチベーションも上がりやすくなり、またかかる時間も短くなります。

このように、ときには妥協案を考えることも必要です。

誰かに相談をする

壁を乗り越えるときは自分一人だけかもしれません。

しかし、乗り越える過程で、他の人に助けを求めることは何も悪いことではありません。

自分ではどうしても主観的な考え方しか出来ないのであれば、誰かに相談して、客観的な意見を求めましょう。

人に相談することで、自分では思いも付かなかった斬新なアイディアを得られるかもしれません。

協力をお願いする

例えば目の前の壁を乗り越えるのに、自分一人だけの力ではどうやっても難しいと感じたとき。

そんなときには、遠慮なく周りの人へ協力をお願いしましょう。

人に協力を要請してでもあなたが叶えたいと強く望んでいることであれば、あなたの周りの人はきっと快く協力してくれることでしょう。

そしてまた、自分が助けてもらったら、その人が困っているときには必ず協力を惜しまないようにしましょう。

互いに助け合いの精神があれば、どんなときでもきっと乗り越えていけるはずです。

経験者から学ばせてもらう

自分が今ぶち当たっている壁に、過去に同じように誰かがぶち当たっているのであれば、経験者から学ばせてもらうことも出来ます。

話を聞いてアドバイスをもらうのも良いですし、一緒に協力してもらうのも良いでしょう。

経験者は、自分と同じ目にあっている人には概ね優しかったり、協力的であったりすることが多いです。

先人の知恵を借りるつもりで、経験者にお願いをして学ばせてもらいましょう。

時間をおいて再チャレンジ

一度や二度の失敗にめげずに再チャレンジするのはとても良いことですが、ただがむしゃらに壁にぶつかっているだけでは、無駄に体力や気力を消耗してしまうこともあります。

そのため、一度失敗したときには、少し時間をおいてから再チャレンジするという方法もあります。

特に気持ちばかりが焦ってしまう人や、熱中し過ぎると周りのことが冷静に見られなくなってしまう人には有効な方法と言えるでしょう。

挑戦して失敗しているときにはとても困難に思える壁でも、時間を置くと意外に苦戦せず乗り越えることが出来るかもしれません。

時が解決してくれるのを待つ

何度挑戦してもダメなときや、時間を置いてから再チャレンジをしても、それでもダメなときには、暫く壁にぶつかることは止めて、時が解決してくれるのを待ちましょう。

もちろんそれで必ず解決出来るかというと、場合によっては出来ないこともあります。

しかし、例えば誰かを怒らせてしまったり、人間関係などに関する問題の場合には、時間を置くことでどちらも頭が冷静になり、上手くいくこともあります。

壁にぶち当たったときには、それが緊急か、少し時間を置いても大丈夫なものかを見極め、暫く時間が置けそうなら時が解決してくれるのを待ちましょう。

誰しも1度は壁にぶち当たる!

人生を送っていれば、誰しも1度は必ず壁にぶち当たるものです。

それはどんなに裕福や幸せそうに見える人でも、例外なく経験しているはずです。

人によって壁の高さも数もバラバラですが、誰でも壁にぶち当たったときには思い悩み、苦しみます。

しかしそれらを経験することで、壁を乗り越えたときにこれまでよりも一回り成長することが出来るのです。

もしあなたが壁にぶち当たったときには、思い切り悩んで考え、行動してみましょう。

ときにがむしゃらに行動し、ときに冷静になって考え、そしてときに人の助けを借りることで、きっと壁を乗り越えていけることでしょう。