CoCoSiA(ココシア)

壁にぶち当たった時に読みたい18個...(続き2)

気持ちの切り替えが器用な人は、ある程度努力をしても無理だと分かれば、さっさと諦めて次の目標へと向かうことが出来ます。

しかし、意固地な性格の人や諦めの悪い人、そして「諦めなければ絶対に叶う」と信じている人は、絶対に無理なことに対しても必死でどうにかしようと試みます。

そして、必死になる時間が長ければ長いほど、挫折した時のショックもとても大きいのです。

諦め時がよく分かっていない人ほど、自分が「出来なかった」という事実に対するショックが大きくて深いため、中々挫折から立ち直ることが出来ません。

そしてその挫折はいつしか、自分にとって越えることの出来ない高い壁になってしまっているのです。

困難が立ちはだかったとき

困難が目の前に立ちはだかった時、人は「壁にぶち当たった」と感じます。

例えばゲームの場合、これまではサクサクとストーリーを進めてこられたのに、中盤になってどうしても勝てない敵が現れたとき。

自分が前へ進むことが困難だと感じたときに、目の前に見えない壁が現れます。

ゲームであれば時間の制限はほとんどないため、勝てない敵に勝てるようにレベルを上げる修行をしたり、素材や資源を集めたりして再度挑むことでクリアしていくことは出来るでしょう。

しかし自分の人生でも、同じように時間をかければ必ず上手くいくものなのでしょうか?

ある程度回り道をして経験を積めば、必ずその困難に打ち勝つことが出来るのかというと、「絶対に出来る」とは誰も言えないでしょう。

諦めない心はもちろん必要ですし、ある程度の努力も求められます。

しかしそれをしてもなお、目の前の困難に打ち勝つことが出来ないと感じた時に、人は見えない大きな壁にぶち当たった気分に陥ってしまうのです。

問題が起きたとき

予期せず問題が起こってしまったときにも、人は壁にぶち当たったと感じます。

例えば明日中に書類を仕上げなければならないのに、肝心の作業をするパソコンが壊れてしまったとき。

修理を呼ぼうにも夜中のため電話は繋がらず、また会社に残っているのは自分一人だけで誰かに相談することも出来ない。

けれども今すぐにどうにかしなければ明日までに仕事が間に合わない。

こんなときについ人はパニックに陥り、見えない壁におろおろと困ってしまいます。

仕事に対する責任感の強さや、冷静さを取り戻すことが出来れば、そこから何とか対策を考え出すことも出来るでしょう。

しかし、このような予期せぬ問題はいつでも、どんな場所でも起こり得るのです。

どうにも苦しいとき

どうにも苦しいとき、人は壁にぶち当たったと感じるどころか、狭い箱の中に自分が無理矢理に押し込められているような気分になっているかもしれません。

体調不良など、肉体的に苦しいときもそうですが、精神的にどうにも苦しいときにも、それを解決する術が思い付かずに、見えない壁に苦しい思いをする人もいます。

仕事やプライベートなど、毎日生活を送っていれば、一つや二つは悩みの種が生まれるものです。

それをいちいち些細なことまで気にしてしまう人ほど、苦しくなることも多く、また壁にぶち当たることも多いです。

辛くて仕方ないとき

友達と喧嘩をしてしまったときや、自分だけが孤立してしまったとき。

また、恋人と別れ話になってしまったときや、大切な人と死に別れてしまったときなど、自分にとって本当に辛くて仕方ないときってありますよね。

そんなときには明るいことも、他のことを考える余裕もなく、ひたすら辛い気持ちだけが頭の中でぐるぐると巡ってしまいます。

自分が辛い気持ちだけが胸を支配して、他のことをろくに考えられなくなってしまっているときにも、気付かない内に目の前には大きな壁が出来てしまっていることがあります。

その壁の存在に気づき、また乗り越えることが出来なければ、ずっとその辛い気持ちを背負ったままこの先も過ごしていかなければなりません。

解決策がないとき

大抵の物事は解決することが出来ます。

例え悩み事や辛いことがあっても、時間が経てば自然と解決出来ることもあります。

また、自分一人では解決策が浮かばないときには、誰かの助けを借りてどうにか解決させることも出来ます。

しかし、世の中にはどうやっても解決策がないことも少なからずあります。

例えばそれは、過去に起きてしまって、もうその事実を変えることが出来なくなってしまったとき。

そしてまた、本当に他に何も解決策がないときです。