彼氏と一緒にいるときにも、今日朝から何があったとか、この前面白いことがあったとか、自分が話したい内容を、1から10まですべて話そうとします。
男性の場合は事の起こりから結論までを短くまとめて話すことが多いですが、女性の場合は結論よりもそこに至るまでの過程の方を重視するため、起こった出来事の内容をすべて相手に伝えようとします。
女性同士で話す際にはお互いによく話も聞けますし同調も出来ますが、男性の場合には女性の話をただ「長話で聞いていて疲れる」と思ってしまうことも少なくありません。
そのため、時々彼女の話を彼氏が聞き流していて、それが彼女にばれて喧嘩になる、ということも起こります。
これは男性が面倒くさがりだというわけではなく、どうしても男性は生物学的に起承転結で分かりやすく話をまとめたがる傾向が強く関係しています。
いわゆる、「男性脳」「女性脳」のつくりの違いなのです。
よく「男性は理性的な生き物で、女性は感情的な生き物」だと言われますが、男女の話し方の差もこれが深く関係しているのです。
とはいえ、すべての女性がおしゃべりで、すべての男性が話を短くまとめたがるというわけではありません。
寡黙な女性もいれば、おしゃべりな男性もいます。
それら個人の性格を踏まえた上で、彼女の話をよく聞いたり、過去に少し話しただけの内容を覚えていたりする彼氏は、彼女にとってはとても嬉しくて愛しい存在なのです。
恋人に対してまめな男性ほど、彼女のちょっとした話をよく覚えているものです。
5.落ち込んだときそばにいてくれる
どんなに気が強い女性でも、落ち込んだときにはやはり誰かに側にいて欲しいと感じるものです。
それは身内や恋人のように、親しい人に対してほど強く表れる感情で、口では「放っておいて」と言っても、本当は辛い気持ちを吐露したいと感じていることが多いのです。
彼女のことをよく理解している彼氏ほど、彼女のそんな気持ちを尊重し、落ち込んだときにはそばにいてくれます。
何も言わずにただ黙って背中を撫でてくれたり、ぽつぽつと彼女の口から零れる気持ちを真剣に聞き入れたり、彼女がして欲しいと思うことを親身になってくれます。
そして、そんな彼氏だからこそ、彼女も安心して胸の内を話し、心を預けることが出来るのです。
慰めてくれる
彼女が落ち込んでいるときに、もしそれが何らかのアドバイスを求めているような場合には、ここぞとばかりにあなたの相談に親身になって乗ってくれる彼氏こそ、本当にあなたが心から信頼出来る彼氏なのでしょう。
あなたの話を聞いた上で、あなたの気持ちを否定せずに同調してくれ、必要があればアドバイスをくれる。
そんな頼もしさに彼女であるあなたもきっと惚れ直すことでしょう。
そしてまた、自分がしてもらった分も、もしも彼氏が落ち込むようなことがあれば、きっと自分のときと同じように彼氏を慰めてあげたいと思うことでしょう。
元気付けてくれる
辛くて、悲しくて涙が止まらないときや、俯いた顔を上げられないときには、わざと面白おかしく振舞って笑わせてくれたり、元気づけてくれたりする彼氏も、彼女であるあなたにとってはとても大切で、必要な存在であることでしょう。
辛いことがあると、そのことばかりがグルグルと頭の中をよぎって、楽しいことなど何も考えられなくなってしまいます。
自分だけではどうしても気持ちを持ち上げることが出来ないときには、自分を笑わせて、元気付けてくれる彼氏の存在はとても有難く感じられます。
話を黙って聞いてくれる
自分がとても落ち込んでいるときには、他の人からあれこれ言われたくないという性格の女性もいます。
そして、そんな女性の性格をきちんと把握できている男性の場合、彼女が落ち込んでいるときに余計な言葉をかけたりはしません。
彼女の言葉を遮って下手なアドバイスをすることもなく、何を言うでもなく、ただ黙って彼女の言葉に耳を傾けます。
そうして、話を聞きながら手を握ったり、隣で寄り添ったりと、黙ったまま彼女の側にいます。
例え彼女の落ち込む原因が解決出来なかったとしても、それだけでも彼女にとってはとても心強く、また安心出来るのです。
6.病気になったら看病してくれる
体調が悪いときや辛いときには、どうしても寂しくなったり、人恋しくなったりするものです。
そんなときに、甲斐甲斐しく彼女の面倒を看てくれる彼氏の存在は、何よりも有り難くて一層嬉しいものです。
ただの体調不良ではなく、風邪やウイルス感染してしまうような病気の場合は、看病してくれるのは嬉しいと思う反面、彼氏に移してしまわないかと不安になってしまいますよね。
それでも、「大丈夫だよ」と言って側について看病してくれもらえたとしたら、きっととても心強くて、そして彼氏の愛情を一層確かめられることでしょう。
同棲している彼氏の場合は、あなたが病気になったときには当たり前のように看病をしたり、家事をやってくれたりするかもしれません。
また、離れて暮らしている場合には、学校や仕事帰りに寄って差し入れをしてくれたり、ただ黙って側にいて時間を過ごしてくれたりするだけでも、彼女にとっては嬉しいものです。
もし病気のときに彼氏が看病出来なかったとしても、励ましのメールやLINEをくれるだけでも、彼女はきっと心強く感じ、一日でも早く治して彼氏に会いたいと思うことでしょう。