こんなことをきいたことはありませんか?
このようなジンクスゆえ、今でも黒猫は不吉というようなイメージを持っている人がいますよね。
だから、このジンクスを信じている人たちは、黒猫を見るだけで「今日は何か悪いことが起こる」とネガティブな感情を持ってしまうらしいです。
それに、中には手術などの大きな緊張する出来事が控えているときに、黒猫が目の前を横切ったということで、手術を延期したり執刀医を変えてほしいというお願いをする人もいるようです。
でも、なんで黒猫が横切ると不吉というような言い伝えが広まったのでしょうか?
このジンクスの出処はははっきりとは分かりませんが、黒猫自体はじつは幸福の象徴なんです。
黒猫は日本では昔から幸運の使い、といわれていたそうです。
夜でも目が見えるということで、魔除けとしても考えられていたりしています。
だから、商売繁盛の招き猫の中にも魔除けとしての意味も込めて、真っ黒な招きもいるそうです。
だから、黒猫自体が不吉という考えは、黒猫が横切ると不吉というジンクスから来た、現代人の勝手なイメージと言うことなのですね。
そのような幸福の象徴としての黒猫が自分の前を横切った、去っていってしまったということが、不吉の象徴となったのかもしれません。
このことから、クロネコヤマトさんのトラックが目の前を通り過ぎると不幸になる、というようなジンクスも少なからず沸いたようですね。
しかしながら、当然のこととして猫ちゃんは黒ちゃんも含めてどの色の子もみんなかわいくて、人を幸せにしてくれる動物であり、大切なペットであることは事実です。
猫が顔を洗うと雨が降る
猫ちゃんつながりで、もう一つジンクスとして有名なのが、猫が顔をこするような仕草をすることに関係しているアレです。
知っていますか?
「猫が顔を洗うと雨が降る」という定説です。
猫ちゃんのあの仕草ってすごくカワイイですよね!
だから見ているだけで癒やされますけど、じつはこのジンクス、本当だったようです!
猫が顔を洗うと言われている仕草ですが、アレは髭を整えている仕草らしいです。
どうして雨の前には髭を整えるのか、それは雨が降る前には湿気が高くなることと関係しているようです。
猫の髭と言うのは、当然ながらただカワイイだけについているものではありません。
猫達にとっては、髭はアンテナとしてかなり重要なもの。
湿気が高くなるとその髭が張りづらくなるそうです。
それを治そうと、顔を洗う仕草をするそうなんです。
だから、猫が顔を洗うと雨が降る、と言われているんですね〜。
しかしながら、猫が顔を洗うのは湿気が高くなっていて髭の張りが悪くなっているときだけというわけでもありません。
食事のあととか、ストレスを感じているときにも同じ仕草をします。
ノミやダニに食われたときにもするそうです。
というか、そんなことを言うと猫って毎日顔を洗っていますよね!?
ということは、猫が顔を洗うと雨が降る、というジンクスは根拠があって当たっているとは言え、猫が顔を洗う=絶対に雨が降る、ということでもなさそうですね・・・。
朝蜘蛛は良い蜘蛛
「朝蜘蛛は良い蜘蛛だから、絶対に殺してはいけない!」
そんなジンクスもあります。
蜘蛛が大っ嫌いな人からしたら、そんなことを言ってはいられないところでしょう。
あと、蜘蛛が大発生する時期には、朝であろうと夜であろうと、蜘蛛をほっておくことなんてできないかもしれません。
「朝の蜘蛛は縁起がいい」とか「夜の蜘蛛は縁起が悪い」。
そんなことを教えられて育った人も多いようですが、それにはどんな理由があるのでしょうか?
これは、昔の言い伝えで朝の蜘蛛は幸福を運んでくると信じられていたからだそうです。
なぜかといと、蜘蛛の習性が関係しているようで、蜘蛛は晴天になる日に網をはります。