それで、朝に蜘蛛が網を張っているということは、今日はいい天気になるぞ、ということなのです。
「いい天気になる=いい一日になりそう♪」という気持ちが、朝蜘蛛は縁起がいい、と言われるもとになったと言われています。
あと、朝の蜘蛛は天国からの使者だ、という迷信もあるそうです。
逆に、夜の蜘蛛は縁起が悪いということは、真っ黒な夜にうっすらと浮かび上がる蜘蛛の巣が不気味だからというイメージから来ているらしいです。
ということは、「夜の蜘蛛は縁起が悪いから殺せ」というジンクスは、単なる蜘蛛に対するイメージから・・・ということになります。
なんだか蜘蛛がかわいそう。
別の話では、古くからの迷信として夜の蜘蛛は泥棒がくる前触れといわれていたようです。
そして、地獄の使いとも言われていたりしています。
しかし、朝に見る蜘蛛と夜に見る蜘蛛、同じ蜘蛛なのに見つけられる時間帯だけで、こうも扱いが違うなんて変ですけどね。
まあ、迷信なんてそんなものですが。
蜘蛛は確かに見た目はちょっと恐いし、気持ちわるいと思う人も多いので、嫌いな人は多いかもしれません。
でもじつのところ、「家蜘蛛は殺してはいけない」と言われているように、蜘蛛はダニやノミ、夏の大敵”蚊”を食べてくれる存在なんです。
つまり、私たちが害虫として嫌っているものを除去してくれる大事な存在なわけですね。
なので、人を噛むような毒蜘蛛でなければ、蜘蛛自体が悪さをすることはないわけですね。
ピアスを開けたら人生が変わる
「ピアスの穴を開けると人生が変わる、運命が変わる」。
そんなジンクスがあるのをご存知だったでしょうか?
ピアスの穴を初めて開けるときには、すごく緊張しますよね?
日本では赤ちゃんの頃からピアスの穴を開ける習慣がないから、大人になってから痛い思いをして開ける人が大多数です。
でも、一時期痛いとしてもカワイイから、カッコイイからとオシャレのために開けている人はたくさんいます。
現在はファッションアイテムとして、ピアスの穴を開ける人がほとんどなわけですけど、古代のエジプトでは耳から邪気を入らせないため、悪魔除けのためにしていたそうです。
悪魔はキラキラしたものを嫌うと信じていたので、かなりキラキラしたものを見に付けていたそうです。
さらに、そのような文化が中世ヨーロッパの貴族の間でも広がり、男性がピアスをすることは力強さの象徴となったようです。
そして、男性はいつも武器を右手に持ち女性を左側に置いて守ったことから、男性であれば左耳にピアスを開けて、女性は右耳にピアスを開けたようです。
それで、男性が右耳にピアスを開けているとゲイである証になったみたいです。
逆に女性であれば、左耳にピアスはレズビアンの象徴でした。
その頃は片耳にピアスを開けていたんですね。
日本では、奇数が縁起がいいと言われているので、ピアスの数も奇数の方がいいと言われいたりするようです。
逆に欧米では偶数のほうがいいみたいですけど。
あと、右耳よりも左耳に穴を開けたほうが幸せになれる、というジンクスもあるみたいですけど、根拠は分かりません。
まあ、古代からピアスあ魔除けとか、身分証明としての意味をもち、さらには自然のチカラを取り入れるといった意味があったようなので、人生が変わると言われることがあるようですね。
雨の結婚式は幸せになれる
結婚式を予定している人なら普通、きれいな青空のもとで式を上げたいと思いますよね。
花嫁もせっかくのドレスが雨で汚れてしまったり、屋外での写真撮影などもできなくなるのは嫌です。
でも、「雨の結婚式は幸せになれる」というジンクスを聞いたこともあるかもしれません。
あと、結婚式の日にたまたま雨になってしまってちょっと残念に思っていたけど、周りから「雨だと幸せになれるらしいよ」と慰めてもらった人もいるかもしれませんね。
日本でも6月に行われる結婚式が「ジューンブライド」と言われて、まさに梅雨時期であるにも関わらず結婚シーズンとなっていますね。
このジューンブライドというのは、もともとヨーロッパで言われていることらしく、6月はイースターの時期でみんながお祭りムードで盛り上がっていることや、ヨーロッパでは6月は一番雨が少ない時期ということで人気だったようです。
日本では逆に雨が多いので、結婚式場の予約が埋まらない、ということで式場がそれを打開するために「ジューンブライド」というものを持ち込んだともいわれていますけどね。
雨がたくさん降る6月ですが、どうして雨が降る結婚式は幸せになれる、と言われているのかというと、それにはヨーロッパの言い伝えで、新郎新婦が流す涙を神様が流してくれる、という言い伝えがあるからだそうです。