かなり極端な例なので少し考えづらいかもしれませんが、当然ながら人に恵まれた人生の方が圧倒的に楽しかったと思えるはずです。
お金があれば確かに選択肢は増えるかもしれませんが、人生はお金だけでは測れないものだと言うことが理解できると思います。
1. どれだけ人に良い影響を与えたか
自分の人生の充実度合いを考えた時に、どれだけたくさんの人に自分自身が良い影響を与えたかと言う事が一つの考え方になりうると言えます。
例えば、悩んでいる人がいて、あなたに悩んでいる事を相談してくれたとします。
あなたがその人に対して適切なアドバイスを行って、最終的にその人が問題解決して嬉しそうにしている姿を見たとします。
問題解決してくれたあなたの元へきて、心の底から感謝してくれたとします。
その瞬間あなたの気持ちは嬉しい気持ちでいっぱいになると思います。
なぜならばその人に対して良い影響を与えて、その人のために行動できたと言う自分自身が誇らしく感じるからだといえます。
良いことをすれば自分の気持ちが自然と温かくなりますよね。
よりたくさんの人に自分という存在が良い影響を与えたかどうかということが、自分の人生の中の充実度合に関わってくる重要なポイントだと言えます。
たくさんの人に良い影響を与えることができれば、それはすなわち自分という存在を多くの人に認めてもらえるということにつながります。
人間は心の中で人に認められたいという承認欲求を持っています。
だからこそ、たくさんの人に良い影響を与えることができ、感謝してもらうことによって自分という存在を認めてもらえる承認欲求が満たされます。
その逆に人から無視をされたり必要とされていない様な素振りを見せられてしまった場合は、強烈なショックを受けてしまいますよね。
充実した人生を歩みたいのであれば、たくさんの人に良い影響を与えられるように自ら行動することが大切だと言えます。
2. どれだけ人を助けたか
どれだけの多くの人を自分が助けたか、ということも、自分の人生を充実させるためのポイントだと言えます。
たくさんの人に良い影響を与えることが充実するということにつながる通り、たくさんの人を助けて感謝してもらえることによって、同じように承認欲求が満たされて自分という存在を認めてもらえることにつながります。
人助けをして嫌な気持ちになることはありませんよね。
確かにわざわざ人を助けたりすることをしなくても生きていけますが、人間は感情を持っている生き物です。
無条件で目の前の困ってる人を助けたいと思うものですし、自分の心が正しいと認識しているからこそ人を助けようと行動することができるのです。
この人を助けたら得になるから助けてあげようなどと下心を感じて行動するのではなく、無条件でとっさに助けてあげたという事は誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。
それこそが人間が本来持っている感情であり、そうしてあげたいという気持ちです。
たくさんの人を助けてたくさんの人から感謝されることが有意義な人生だと言え、充実さを感じる人生の生き方の1つだといえます。
3. どれだけ死後も人の心に残っているか
自分の人生が充実していたかどうかということを考えた時に、一つのポイントとなるのが自分が死んだ後のことです。
例えば、一番悲しい死に方としては誰からも相手にされずに一人孤独のに死んでいってしまうということです。
その逆に自分が死ぬ間際にたくさんの人が看取ってくれたり、たくさんの人の心の中に自分という存在が残って悲しんでくれる人が多くいるということは、とても幸せなことです。
結局は自分自身の承認欲求として満たしたい欲になっているのかもしれませんが、人間であれば誰しもが自分の存在を認めて欲しいと思うものです。
その最後の形が死んだ後に人の心に残ってるかどうかということだといえます。
充実した人生を歩みたいのであれば、たくさんの人を助けてたくさんの人を思いやり、人に優しくして、良い人間関係を築くことがとても大事であるのではないでしょうか。
善く生きるための人生のポイントとは
ここまでは人生の不思議とすばらしさについてご紹介しました。
ここからは、善く生きるための人生のポイントをご紹介します。
善く生きるとは、過去の活躍したソクラテスという古代ギリシアの哲学者が人生をかけて追い求めてきた生き方、そして彼自身が考えている哲学活動に関する最大のテーマとして挙げられている事です。
善く生きるとは、もしかすると人によって答えが違うのかもしれません。