自分がわからない…それはとても不安なこと。

「自分って何なんだろう?」

「自分っていったい何者なんだろう?」

「自分は何のために生きているんだろう?」

…あなたは、自分がわからなくて、自分をわかりたくて、この記事にたどり着いたのかもしれませんね。

もしくは、ふと目に留まったこの記事のタイトルに、「確かに、自分は自分をわかっていない」と、急に不安を感じてしまったのかもしれません。

人は皆、誰だかわからない人の存在を、不安に思うものですよね?

普通は、周囲に突然現れた正体不明の人物に、不安感や警戒感を抱きます。

そしてまず、その人物の背景を知ろうとしますよね。

経歴や人柄などを確認し、その人物像を自分の中で作り、安心したり、さらに警戒したりするのです。

自分がわからないという状態は、本来一番よく分かっているはずの自分が、何者なのかわからなくなっている状態ということ。

自分が何をやってきて、何を考えているのか…それは、誰よりも自分がわかっているはず。

それなのに、自分がわかならくなってしまうのは、とても不安だし、恐怖にすら感じてしまうかもしれませんね。

自分が何者かわからない人へ

でも本当は、自分のことはよくわかっているはずなんです。

きっと、不安に駆られてパニックになっているだけ。

冷静に考えれば、自分を取り戻せる人が多いものですよ。

ただ、自分がわからない場合、病を抱えている可能性もあります。

当てはまる病気として挙げられるのが、“境界性パーソナリティ障害”や“鬱”です。

この場合は、ひとりで考えていても深みにはまっていってしまったりします。

出口が見えない状態から、自分の力だけで抜け出すのは困難かもしれません。

冷静に考えて整理することが出来なかったり、いくら考えても自分のことが見えてこないでパニックになってしまう場合には、心療内科や精神科に相談してみてくださいね。

自分でわからないときは、冷静な判断をしてくれる第三者が必要です。

ひとりで抱え込まないでください!

今回は、「自分がわからない」という不安を抱えている人の為に、一緒に“自分”について深く考えていこうと思っています。

この記事が、自分で自分を取り戻すためのヒントになりますように…

自分がわからないときに見つめ直したいこと

人は、日々いろんな出来事に遭遇し、いろいろな経験をしています。

それと共に、いろいろな感情を感じながら生きています。

自分がわからなくなってしまう原因のひとつは、この日々の出来事や感情を、無視していることが考えられます。

もしくは、受け止める余裕が無いのかもしれません。

「自分がわからない」と思ったのは、どんな時ですか?

仕事や家事が忙しすぎて、日々を追われるように過ごしていた時…ふと不安を感じたりしたのではありませんか?

また、毎日コンピューターのように同じ作業を繰り返していて、感情を無くしてしまったように思ったのでは?

この場合、忙しすぎて日々を受けとめる余裕が無かったり、単調な作業を繰り返すうちに、感情が無いような気がしているのだと思います。

また、何か大きな出来事や感情に、ショックを受けたことが原因になる場合もあるかもしれませんね。

自分で処理しきれない出来事に思考が停止してしまい、自分を見失ってしまうのです。

例えば、何か大きな失敗をした時。

また、恋人や友人が離れていってしまったなどの、絶望感を味わった時に起こりやすいのだと思います。

それでも、人には日々何かが起こっているし、無感情であることはあり得ません。

自分がわからないと不安に思ってしまうのだって、感情のひとつと言えるんです。

まずは落ち着いて、自分を見つめなおしてみましょう。

以下に挙げる5個の“自分見つめ直しリスト”で、自分の内面を客観的に見てみてください。

気持ち、出来事、経歴、希望、夢…など、自分で自分の素性を探るように、ひとつひとつ考えて整理してみるのです。

これだけで、安心を得られることもあるはずです!

1.やりたくないことを書き出して考えてみる

まずは、“やりたくないこと”を書きだしてみましょう。

自分がわからなくなってしまったり、不安になったりしているときは、“やりたくないこと”を抱え込んでいる場合も多いと思います。

やりたくないことを抱えていると、心は疲弊していってしまいます。

やりたくないのにやらざるを得ない。

そんな状況にそのまま身を置いていると、その嫌な気持ちに耐えられず、無意識に感情を持たないように…また感じないようにしてしまうのです。

そうすると、自分のことがわからなくなってしまいます。

“やりたくないことをやっている”ということにも、気づいていないのかもしれません。

やりたくないことがパッと思い浮かばないのなら、日々自分がやっていることや、これからやろうとしていることを、全て書きだしてみましょう。

そして、そのひとつひとつに対する自分の気持ちを、吐き出してみてください。

焦らずじっくり考えれば、蓋をしていた自分の気持ちも見えてくるはずです。

2.やりたいことを書き出して考えてみる

そして、やりたくないことと併せて“やりたいこと”を書きだしてみてください。

やりたくないことが見えてくれば、「じゃあ本当は何がやりたいのか?」「自分は何を望んでいるのか?」も、同時に見えてくるはずです。

自分がやりたくないことをどれだけ抱えていて、本当は何がやりたいのか。

それがわかれば、今の不安な状況から、抜け出すキッカケを掴めるはずです。

そして、“自分”を取り戻すことも出来るかもしれません。

たとえ、やりたくないことを今すぐ辞めて、やりたいことをやることが出来なくても、

“やりたくないこと”と“やりたいこと”を分かってその状況に身を置くのと、何も感じずにいるのとでは大違いです。

自分をわかっていれば、状況が変わらなくても行動は変わってくるはずですから。

3.友達・家族・恋人に相談

自分で自分を見つめなおすことが難しい時は、友達や家族、恋人など、自分を分かってくれている人に相談してみるのもいいでしょう。

自分以外の誰かで、日ごろから自分の傍に居てくれる人は、冷静にあなたを見てくれます。

客観的な視点で、あなたのことを教えてくれるはずです。

この時、唐突に「私って何者?」なんて聞いてもびっくりされちゃいますし、なんて答えていいのか分かりません。

まず、「自分で自分がわからなくなって不安でいる」ことを打ち明けてください。

そうすれば、相談される側も、真剣にあなたのことについて考えてくれるはずです。

これも、できれば一緒に紙に書き出しながら考えてみるといいですよ!

そのほうが整理できますし、不安になった時に、また見返すことが出来るからです。

「私は何ができそうか?」を聞く

また、将来について不安で、「自分のやりたいことがわからない」という場合もあるでしょう。

その時は「私って何に向いてる?」とか「何が出来そうかな?」という質問を投げかけてみるのもいいと思います。

筆者の場合、やりたいことがどんどん思いついてしまう方なので、こういった悩みをもったことはないのですが…

でも、やりたいことがわからないっていうのは、珍しいことではないと思います。

何か明確な目標を持っていないとダメってことも、ありません。

やりたいことが見つかるまで、いろいろ試してみる中で、見つかることだってあるはずです。

そういった、何をやってみればいいのか、何を試してみればいいのかわからないような時にも、あなたを分かってくれている身近な人に聞いてみるのはいいと思います。

周囲から見て、あなたが出来そうなこと、向いていそうなことってあると思うんです。

きっと、何かヒントをくれるはず。

ただ、それが正解とは限りません。

やってみて「違う」と感じることもあるでしょう。

それならそれで大丈夫。

自分のやりたくないことが、ひとつハッキリしたのですから。

そうやって、自分の本当の望みを見つけていくことが大切なんです。

4.日記をつけてみる

日記をつけてみるのも、自分への理解を深める材料になりますね。

日々の出来事や思ったことを、毎日日記に綴ってみてください。

そこには、確かに自分がいます。

何をしていて、何を感じ、どう過ごしているのかは、日記を見てみれば一目瞭然です。

日々の生活に追われながら過ごしていると、自分に向き合う暇がありません。

そうやってあっという間に毎日が過ぎていってしまうと、その日あった出来事も、気持ちも、クローズアップされることがないまま、埋もれていってしまいます。

それでも、そこにはあなたの軌跡があって、感情があるんです。

人は忘れる生き物とも言われますが、日記に記しておくことで、記憶を思い出すことが出来るんです。

一日のことを整理して、自分の出来事として受け止めるためにも、自分がわからなくなった時に見返すためにも、日記をつけることはとても大事な作業になりますよ!

5.自分を受け入れる

見つめなおそうとしても、やっぱり自分がわからない…

そう思ってしまう人は、自分をわかるのが怖いのかもしれません。

出来事も感情も忘れたいし、感じたくない!と、無意識に自分と向き合うことを避けているのかもしれませんね。

自分を知って、それが自分の理想とは違ったら…自分で自分を受け入れることが出来なくなってしまう。
それが怖いのです。

「何がしたいの?」「何が好きなの?」と、自分のことを聞かれているのに「わからない」と答えてしまうときには、自分と向き合うことを避けている証拠。

そこには、自分と向き合うのも怖いし、人と向き合うのも怖い。

という思いがあるのでしょう。

自分を曝け出すことで、人にどう思われるかという不安があり、さらに自分でも、自分に対する不安があるのです。

自分がわからないと思っている原因…。

本当は、自分がわからないのではなく、わかりたくないのでは?

人は誰にでも、忘れたい過去もあれば、感じたくない感情もあります。

でも、それも含めた全てが自分なんです。

怖くても、勇気をもって自分と向き合うこと。

そして、自分を認めることが大事ですよ!

自分探しをやってみよう!

先に挙げた5つのリストで、少し冷静に自分を見つめなおすことが出来ましたか?

それでもやっぱり、自分を掴み切れていない気がする…

本当にやりたいことが、やっぱりまだわからない…

そんな思いでいるのなら、自分探しをしてみては?

自分探しは、自分を見つけるための前向きな行動です。

不安で何も出来ない状態から一歩抜け出して、わからない自分に対し、探究心をもって行動するということです。

筆者は「これがやりたい」という、ひとつの明確な目標が全てではないと思っています。

自分探究だって、ひとつのやりたいことになるはずです。