学生の時には理科の授業で実験を行っていたと思いますが、その実験が今自宅でもできると話題になっています。

今回は実験をテーマにして、家でできるような楽しい実験をいくつかご紹介していきます。

この記事の目次

お家で実験教室をやってみよう!

実験といっても堅苦しいものではなく、様々な物を使って家族で楽しめるような実験がたくさんあります。

家庭を持っている方であれば、自宅で子どもと一緒に楽しい思い出作りとして利用する事も出来ます。

入手するのが難しいものを使わずしても簡単に楽しめるようなものばかりですので、興味がある方は家族で実験してみましょう。

夏休みの自由研究にも!

家でもできる実験は夏休みの自由研究にもおすすめです。

せっかくであれば、興味を持って楽しく行う方が子どものためにもなります。

自由研究という宿題も含めて、家族で実験を楽しめればまさに一石二鳥だと思いすよ。

家でもできる楽しくて簡単な11個の実験

ここからは具体的に自宅でも出来る楽しくて簡単な実験についてご紹介をしていきたいと思います。

様々な実験がありますが、子供と一緒に行うのであれば子供が興味を持ちそうな楽しい実験を選択してみると良いでしょう。

1.ドライアイスに水をかけると…?

ドライアイスに水をかけるとどうなるかご存じですか?

理科の実験が好きな方は予想がつくかもしれませんが、ドライアイスに水をかけると白いもくもくとした煙が出ます。

しばらくたつとこのもくもくした煙が消えますが、これは氷や水の粒が水蒸気に戻るからです。

ドライアイス自体は二酸化炭素の固体で、ドライアイスは溶けても液体にはならず気体になります。

そして、出てくる煙は二酸化炭素のガスですが、人に悪影響を及ぼすことはないと言われているので安心です。

ただドライアイスの温度はマイナス79度以下だと言われているので、素手で触らないようにしてくださいね。

また、閉め切った個室などで行わず、窓を開けて換気するようにしましょう。

このような実験を行うことで水が固体になる温度や、気温によって様々な物が形状を変えるという仕組みが理解できるようになります。

子供でも興味をもって楽しめそうな実験ですよね。

使う物はドライアイスと水があればできるので、誰でも簡単に行うことが出来る実験です。

ドライアイスはスーパーなどで買い物をした際に持ち帰るが出来ることもあれば、インターネット通販などで購入する事もできます。

2.コーラにメントスを入れると…?

この実験は、その名前の通りコーラの中にチューイングキャンディであるメントスを入れるという実験です。

コーラにメントスを入れると、勢いよくコーラが噴き出してきます。

これは、コーラの中に含まれる成分がメントスの成分に反応するからです。

ちなみに普通のコーラではなく、ダイエットコーラで実験を行うとより泡が出るといわれています。

もしこの実験を行うなら、必ず保護者と一緒に行いましょう。

もし自分の口の中にメントスを入れてコーラを含むというようなことをしてしまったら、胃粘膜に損傷が出てしまう可能性があります。

これは絶対に真似をしないように注意しましょう。

また、床が汚れないように桶やビニールシートを敷くなどして十分に対策を行ってください。

この実験もコーラとメントスというコンビニでも購入できるもので行うことが出来ます。

気軽にできる実験なので、興味のある方は試してみてくださいね。

3.レモンで電池を作る


レモンで電池が作れるなんて衝撃的だ、と思う方もいるかもしれません。

用意するものは、レモンと電子オルゴールと亜鉛板と銅板を各4枚、クリップ付きリード線です。

レモンで電池を作る工程としてまず、レモンを半分に切って亜鉛板と銅板にクリップ付きリード線をつないでください。

そして、クリップ付きリード線を取り付けた亜鉛板と銅板をレモンに直接差し込みます。

そのあと、電子オルゴールの動線にクリップ付きリード線を繋いで電子オルゴールが鳴るかどうか確認をしてみてください。

そして、もう半分に切ったレモンに亜鉛板と銅板を差し込んで、 差し込んだ銅板と亜鉛板をクリップでつないで、後から差し込んだ亜鉛版を電子オルゴールのリード線にかみ合わせてください。

そして最初の時と音の大きさがどのように違うか確認しておいてください。

このような実験を行うことで、何が電気を起こしているのかを調べることができます。

結論としてはレモンに含まれる酸は亜鉛板を溶かし、亜鉛は解けた時にマイナスの電気を帯びた原子を置いていきます。

そのため、レモンに刺した亜鉛板がマイナス極、そして銅版がプラス極となります。

電子はプラス極に向かって流れ、銅板の方に向かって移動を始めるので、この電子の移動によって電気が流れるのです。

ちなみに銅板に移動した電子は、レモン果汁に含まれている水素イオンと結合することによって、最終的に水素ガスに変化するようになっています。

たったこれだけの方法で電池を作ることができるので、夏休みの自由課題にはもってこいの実験です。

危険度も少ないので、幼い子供がいる場合には一緒に楽しみながら実験をすると楽しいと思います。

4.勝手に移動する水

この実験は、2つのコップを用意し、一つに水を入れひもを繋いでおくと、もう一つのコップに勝手に水が移動するという実験です。

用意するのは、透明なプラスチックのコップ、水、絵の具、ティッシュペーパー、タイマーです。

まず、二枚重ねのティッシュペーパーを2枚使ってこよりを作ります。

そしてコップに絵の具を少し入れて、水を加えてよく混ぜます。

水に色がつけばよいので、絵具は少量でOKです。

次に2つのコップを並べて、右側のコップに色のついた水を入れて、こよりで2つのコップを繋ぎます。

そして5分ごとにタイマーをかけて様子を見ていきます。

ティッシュペーパーの水はすぐに上がって、5分経った頃に左側のコップに水がまたぎはじめます。

この方法は特に色のついた水でなくても構いませんが、色がついた方が色がどのように動いていくのかという観察もできます。

コップの高さを変えたりすることで、何か変化が起こるかなども踏まえてたくさんの状況で実験をしてみると楽しいかもしれません。

安全に出来る実験なので、低学年のお子様がいる家庭でも試してみてください。

5.泳ぐ魚の絵

この実験は、ホワイトボード用のペンで描いた絵が水の中で動き出すという実験です。

絵が勝手に動き出して泳ぐなんて理解しがたいかもしれませんが、意外と簡単な方法で行うことができる実験です。

用意するのは、アルミホイルや下敷き、ホワイトボードマーカーと入れ物(洗面台でも可能)、水です。

実験方法はとても簡単で、アルミホイルや下敷きにホワイトボードマーカーで魚の絵を書きます。

この時、アルミホイルや下敷きが水分を含んでいると失敗しやすくなるので、必ず乾燥させた状態にしてください。

イラストの魚は塗り潰すようにしましょう。

イラストを描いたら、十分にインクが乾燥するまで少し時間をおいてください。

乾燥したら、水を張った入れ物の中にアルミホイルをゆっくりと斜めに入れます。

すると魚の絵がアルミホイルから剥がれ、水に浮かんで泳いでいるかのように見えるのです。

この時に炭酸水を入れた方が炭酸の泡がはじける動きがあり、より魚が動いてるように感じやすいので、炭酸水を用いても面白いと思いますよ。

なぜこのようなことが起こるのかというと、ホワイトボード用のペンはインクを消しやすくするように剥離剤という成分が入っています。

水に入れることによってその剥離剤が溶けてインク部分だけが剥がれるのです。

そしてインクは油なので、油は水よりも軽いため、水の中では浮いて動き出すという事です。

まるで魔法かのように楽しむことが出来ますので、子どもが興味をもって楽しめる実験です。

6.色が変わる花

この実験では、紫キャベツ、コーヒーフィルターが10枚、綿棒3本、お酢が100ml、重曹が10g、鍋、水きりネット、ハサミ、ドライヤー、ビニールテープが必要です。

紫キャベツは1/4カットで問題ありません。

実験の方法は、まず刻んだ紫キャベツと400ml の水を鍋に入れて、沸騰させないようにゆっくりと紫キャベツの色素を抽出していきます。

十分な色が出たら火を止めて冷ましてください。

ある程度温度が下がったら水切りネットでろ過します。

紫キャベツの煮汁を保存する場合は、滅菌した密閉容器などに保管してください。

そしてコーヒーフィルターの底の部分をねじって、花の形になるように形を整えたらコーヒーフィルターの花を紫キャベツの煮汁に浸して、すぐにドライヤーで乾かしてください。

これを同じように10個作り、コーヒーフィルターのねじった根元の部分をビニールテープでくっつけて花束のようにします。

その後、綿棒を水に浸して花びらにつけてみましょう。

この時点ではまだ色は変わりませんので、次に綿棒をお酢に浸して花びらにつけてみてください。

そうするとお酢につける部分の花びらがピンク色になります。

次に重曹10gを100mlの水に溶かしたものを綿棒につけてみましょう。

すると花びらが黄緑色に変化します。

これを何度も繰り返して、部分ごとにつける液を変えていくとピンクと黄緑色が組み合わさった花束が出来上がります。

この実験では、紫キャベツの中に含まれているアントシアンという色素が作用して、酸性とアルカリ性で色が変化するようになっています。

理科の実験で試してみたことがあるかもしれませんが、リトマス紙のような感覚で楽しむことができます。

ちょうど学校でリトマス紙や酸性アルカリ性の勉強をしている年代の子どもと一緒に楽しめれば、より理解が深まると思います。

7.コップと水で楽器演奏

この実験では、コップと水で楽器演奏をしていきます。

用意するものは、ガラスのグラスと叩く棒の様なものです。

できればそれぞれの音の違いをすぐに確認するために、8個ほどのグラスを用意するとより実験の効率が上がると思います。

方法はとても簡単で、それぞれのグラスに水を入れるだけです。

ここで注意することは、グラスの中に入れる水の量を調整することです。

棒でグラスを叩くと、最大でドレミファソラシドの8つの音を楽しむことができるようになります。

それぞれの水の量を確認しながら、音がどういう風に変化していくのかという過程を楽しむことができるのです。

なぜ音が変化するのかというと、もともと音の高さは物体の振動数で決まります。

振動数が多いと音は高くなり、少ないと音は低くなるという性質を持っています。

そのため、コップの水の量が増えると振動数が減って音が低くなっていくのです。

これを理解しておくと、水の量をどうすればどうなるのかという事もわかるでしょう。

8.ロープで自分を持ち上げる

ロープを使って自分を持ち上げるなんて不可能に感じますが、実際とても簡単に行うことができます。

用意するものは、太さが6mm以上のロープ、水道ホース0.5m、スプリングフック、滑り止め軍手です。

高さ1~3mの鉄棒などがある場所で実験を行います。

手順は、ロープの端にホースを通して、もやい結びで直径1m程度の輪を作ってください。

もやい結びは、小さい輪を作ってロープの先を根本を絡ませながら穴に入れて好きな場所でロープを固定する方法です。

次に、輪の端から90cmのところに滑り止めの結び目を作っておき、そこから25センチ間隔で合計4つほどの結び目を作ります。

そして怪我をしないように軍手をはめて、輪の中に自分の体を入れて鉄棒にロープをかけます。

スプリングフックはロープの摩擦を減らすために使用します。

ホースを自分のお尻の位置に合わせてロープをぐっと引っ張ると、自分の体が持ち上がると思います。

これをあまりにも急に行ってしまうと、バランスを崩して鉄棒の柱や地面で頭を打ってしまいますので、必ず気をつけながら力を入れるようにしてみてください。

この実験でなぜ自分が持ち上がるのかというと、ロープのかけ方に秘密があります。

一本のロープを二重にかけて体を吊るして自分でロープの端を持っている状態になるので、最終的には体が4本のロープでぶら下がっている状況になっています。

そうなると、この時一本のロープにかかっている負荷は体重の1/4の重さしかかからないことになるのです。

そのため、自分の体重の1/4を持ち上げる力があれば、体全体が持ち上がるという仕組みになっています。

なかなか文面だけでは伝わりづらいかもしれませんので、実際に一度やってみるといかにこの方法が凄いとかということが理解できます。

今までに感じた事のない感覚で楽しむ事が出来ますし、知恵をうまく使うと難しい事が出来るという事の理解に繋がりますので、試してみてください。

9.水を吸い上げる瓶

この実験では、瓶が水を吸い上げる様子を見ることができます。

また、ろうそくを用いて実験するので、火傷をしないように注意しながら行う必要があります。

用意するものは、アルミ皿、ガラスコップ、プラスチックコップ、プラスチックスプーン、ローソク、食紅、着火ライターです。

まずはプラスチックコップの中に水を入れ、食紅を入れて色をつけてください。

そして次にアルミ製の皿にろうそくを立ててください。

次にアルミ皿に水を入れて、そこに色が付いた水を入れて、ろうそくに火をつけます。

そのあとに、ローソクを覆うようにガラスコップをかぶせます。

これで完成です。

後は時間が経つと水がコップの中に吸い上げられて、ローソクの火が消えていくのを目にすることができます。

なぜこのようなことが起こるかというと、火によって空気が熱せられ膨張します。

そこにコップをかぶせると、空気が少ない状態になっていき、ローソクの火が消えて空気が冷やされていきます。

すると、コップの中の空気の圧力が減っていきます。

そして酸素が燃えて二酸化炭素ができることによって、圧力がさらに減っていき、コップの中の空気の圧力が減り続けることで、コップの外の大気に押されて水はコップの中に入っていくという現象が起きます。

よく考えてみれば分かることですが、実際にやってみると不思議な光景です。

10.塩で結晶作り

次にご紹介するのは、塩で結晶を作るという実験です。

用意するものは、塩400g、水1L、モール、鍋、1.8Lのペットボトル、割り箸、発泡スチロール、新聞紙かタオルです。

まず下準備としてモールを使って好きな形を作って、糸をつけて割り箸にぶら下げておきます。

そして食塩水を入れる容器を作るために、ペットボトルをカッターで約半分に切って、下半分を使います。

そして発泡スチロールに新聞紙を入れて、保温性を高めてください。

鍋に水と塩を入れ、沸騰させてよくかき混ぜながら溶かしていき、塩が全て溶けたら塩を追加していきます。

すると塩が溶けなくなるので、結晶になるまでまぜてください。

その食塩水をペットボトルなどの容器に移して、そこに最初に作ったモールを垂らしておきます。

さらにそれを先ほどの発泡スチロールの箱にいれてください。

そして発泡スチロールに蓋をして、丸1日放置してください。

1日放置したあと、割りばしにぶら下がったモールを引き揚げると結晶が付いています。

この時に水分をよく吸い取り、エアコンの下などにぶら下げて乾燥させることで、より綺麗な結晶が出来上がります。

これは、塩がもう溶けない状態にして放置をすることで、水分が蒸発して塩が透明な立方体の結晶になっていき、ゆっくり温度が下がっていくとより大きな結晶ができるという現象を利用した実験です。

ただ実験をしただけでなく、最終的に出来上がったものを飾ったりすることもできるので、楽しい思い出とお土産が作れると思いますよ。

11.光る液体作り

用意するものは、蛍光ペン、粉末洗剤(蛍光剤が入っているもの)、ブラックライト、15ml程度の小瓶です。

実験方法は、蛍光ペンを切り、中のインクを取り出して、小さい瓶に移します。

この時に蛍光ペンを複数ある場合は、小瓶をその個数用意してください。

原液一滴に水15ml程度を混ぜて原液を薄めていき、各色の液体を作ってください。

また、別の小瓶に底が埋まる程度の少量の粉末洗剤を入れ、15ml程度の水で溶かします。

それができたら、小瓶にブラックライトを当てて各液体の発光色を調べてみてください。

洗剤にブラックライトを当てると青色に発光します。

マジックライトペンにブラックライトを当てると緑色に発光するようになるなど、色が変化しますので、たくさんのパターンを作ってみると楽しいですよ。

ちなみにそれぞれの液体を混ぜ合わせて、最終的に白色の発光する液体を作ることもできます。

色の変化によって色の原則などを理解する事に繋がり、より理解が深まると思います。

好奇心がどんどんわいてくる!

今回は自宅で出来る楽しくて簡単な実験をご紹介しました。

どれも難しい実験方法ではなく、目に見えて反応を理解することができる不思議な実験ばかりです。

子供ながらに見てもその凄さを実感し、興味を持てる実験内容が多かったと思います。

ちょっとした好奇心が湧いてくるとそれに関連してどんどん好奇心が増えていくので、学習することの楽しさにつなげることができるでしょう。

普段忙しくてなかなか子供の相手ができないというお父さんも、一緒に楽しむことでができるものばかりなので、是非試してみてください。