日本では昔から「花盛り」や「女盛り」という言葉がよく用いられて、女性は若い方が良いという風潮が根強く見られます。
しかし、年齢を重ねたからと言って女性の価値が下がることはありません。
もちろん20代独特の華やいだ雰囲気はなくなりますが、円熟したからこそ醸し出される品もあるものです。
年齢とともに、魅力もスタイルもファッションも変化するのです。
ですから若い時には若い時なりの、ミセスはミセスなりの、その時にしか着こなせないオシャレを存分に楽しみましょう。
今回は50代の女性に向けて、50代ファッションで気をつけるべき4個のおしゃれポイントや、50代におすすめのファッションブランドをご紹介していきます。
いくつになってもファッションは楽しみたい!
生涯女性である以上、いくつになっても素敵であり続けたいですよね。
そのためには、何を着るか、どんなメイクをするか、髪型はどうするかなど、ファッションやスタイリングに気を使うことはとても大切です。
同じ人がお洋服やメイクを変えただけで、がらっと雰囲気が変わり、別人のようになることってありますよね。
テレビなどでも、プロのスタイリストがコーディネートすることによって、やぼったい雰囲気だった主婦が見違えるほどキレイになり、家族も驚くほどの素敵なマダムに変身したという番組があります。
いくつになってもどんなに忙しくても、人の目が気にならなくなっても、オシャレ心を忘れずに、ちょっとしたポイントを抑えたファッションをすることの大切さを気付かされますよね。
「昔からのお気に入りだから」「以前似合うと言われたから」「何をきても誰も見ていないから」とずっと同じスタイルをしている人はいませんか?
年齢を重ねれば、ボディラインも、似合う服も、映える色も変わります。
ですから、時折、「今の自分に似合うものは何か」と見つめ直して、今の自分を一番素敵に見せてくれるスタイルを探しましょう。
そうすれば、50代でも60代でもファッションを心から楽しむことができます。
おしゃれな50代が増えてきた
「美魔女」という言葉が登場して久しいですが、実年齢よりグッと下に見える、若々しい女性が増えてきました。
そのように年齢を重ねても美意識を高く保ち、自分が素敵に見えることにストイックな方は、素肌やボディケアが行き届いているのはもちろんのこと、その時の自分にピッタリなファッションを楽しんでいる人が多いですよね。
50代といえば、子育ても一段落し、今まで必死で家事や仕事に邁進してきた生活に少し余裕が出てくる頃という人も多いかもしれません。
体もまだまだ元気ですし、旦那様もしっかり働いていて経済的にもゆとりがある人も多いでしょう。
今まで自分のための時間を削って家族のお世話をしていた分、これからはやっと自分のためにお金と時間を使えるかなと思う人もいることでしょう。
しかし、もう年だからオシャレをするのも恥ずかしいという気持ちがどこかにあるかもしれません。
女性の美しさは年齢に関係ないことを思い出して下さい。
50代でも、爽やかでエレガントな、おもわず見とれてしまうオシャレをしている人がたくさんいます。
若作りとは違う、大人の余裕を持ちながらの品の良い雰囲気のマダムを見ると、年を取ることが怖くなくなり、むしろ年代に合ったそれぞれの良さがあるのだと教えてもらえますね。
50代ファッションで気をつけるべき4個のおしゃれポイント
お洋服を選ぶ時は、何を大事に選んでいますか?
多くの方は、「顔が明るく見える」「若く見える」「気になる部分をカバーできる」などを気にされて選んでいるかもしれません。
またはお気に入りのブランドが決まっており、なじみの店員さんにお任せの方や、娘さんに洋服を選んでもらう人もいるでしょう。
それらの方法は、とても実際的かもしれませんが、少し注意が必要かもしれません。
お洋服を買う時は誰かと一緒でも、毎日のスタイリングは自分でしなければなりませんし、着こなすのは自分です。
ですから「今の自分に似合う服はこの形、なぜならお腹周りをスッキリ見せてくれるから」などというように、自分に似合うファッションの理屈を理解することは大切です。
また「この色を顔周りに持ってくると華やかになる」など、自分が若々しく見える配色も教えてもらうといいですね。
そして、なぜこの服が自分に似合うのか、選んだ理由をきちんと説明してもらえば、そのポイントを他のコーディネートにも活かすことができます。
そのようにしてクローゼットにある自分の服の組み合わせでも応用できるようになると、毎日のスタイリングが楽しくなります。
ですからこれから、50代のオシャレを楽しむにあたって、どんな方にも参考になる4つの気をつけるポイントをご紹介します。
1、自分の体型を理解する
オシャレを楽しむための第一歩は、自分の現状をきちんと自分で認識することです。