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50代ファッションで気をつけるべき...(続き3)

ですから、それを補うためにも、豪華な本物のアイテムをプラスすることがミセスのスタイリングのコツになります。

そのようにして、目を引く小物を上手に使うと、注意を身体のラインからそらすことができ、体型をカバーする着こなしになるのです。

ファストファッションの気軽さや、家族とシェアするというメリットは十分に活用しつつも、「全身ファストファッションだけにはしない」「小物は良いものにする」など、自分なりのルールを作りましょう。

そうするなら50代らしい、エレガントなスタイルが完成すると思います。

3、華やかさを取り入れる

ビジューがついていたり、スパンコールがちりばめてあったり、飾りボタンがついていたり、ラメが埋め込まれた生地でできた服など、華やかさを取り入れましょう。

それらが付いているお洋服は、キラキラ輝いているので、華やかで女性らしい印象を与えることができます。

とくに顔周りにビジューがついているトップスを着ているミセスは多いですよね。

キラキラがあれば、アクセサリー無しでも華やかに見せてくれるので、肌のトーンが落ちてしいがちな50代には嬉しいアイテムですね。

婦人服には、襟がキラキラで覆ってあったり、裾やポケットにスパンコールで模様が施されているデザインのものがたくさんあります。

デニム生地などボーイッシュなアイテムだと、女性らしさを強調するために装飾が施されていることも多いですので、ミセスとしてエレガントに着こなしたい時にも華やかなキラキラしたものはとても便利なアイテムです。

しかし、華やかなアイテムがあれば、それだけで素敵に見えるわけでも、上品に見えるわけでもありません。

バランスとトータルコーディネートが完成して初めてオシャレに見えるのです。

柄はシンプルがベスト

「大阪のおばちゃん」に代表されるような、キラキラ大好きなミセスも多く、中にはアニマル柄にスパンコールがプラスされたセットアップなどを愛用している人もいます。

それらのお洋服は、周囲の目を引いたり、明るさを与える効果はあるのですが、やり過ぎるとおばさんぽく見えてしまうので注意したいですね。

若い人には、独特のパーッとした華やかさがあるので、ジュエリーを多用すると老けて見えることがありますよね。

ミセスでも同じで、年齢に応じた女性らしさ、華やかさが備わっています。

ですからコテコテに飾りすぎると、逆に老けて見えてしまうことが多いです。

ですから「おばちゃんぽい」と言われないように、バランスと柄のチョイスは程よく抑えて、上品に着こなしましょう。

大きなビジューがついたものなら、それだけで十分華やかなので、服の柄はシンプルにするのがベストでしょう。

オシャレはトータルバランスです。

一つ一つお気に入りを組み合わせるのではなく、足元から頭の先まで全身を見た時に、素敵に見えるかどうかを意識してコーディネートするようにしましょう。

4、自分に合った色の洋服を着る

「年を取ったら明るい色を着る方が良い」というのは、ファッションの世界で定説として浸透しています。

確かに黒い色よりは白い色を着た方が、顔色がよく、生き生きとして見えます。

ですから、ワントーンコーデで重めの色にするより、スカーフなどを使ってバランス良く指し色を入れたり、色の濃淡を付ける方が50代の方にはおすすめです。

後は、ご自身の雰囲気に合う色を、色診断や、周りの意見も聞きながらお勉強するようにしましょう。

色には力がありますので、配色によって醸し出す雰囲気がぐっと変わります。

自分の色より強いカラーだと着せられている感じになりますし、弱いと少しぼーっとした間の抜けた感じになってしまいます。

また色には、細く見えたり太って見えたり、スタイルをよく見せることにも大きく影響するので、自分の固定概念にとらわれずに、様々なカラーにチャレンジして、なりたい自分に近づけてくれる色選びをするようにしましょう。

ヘアカラーも自分に合った色を見つける

さらにカラーリングで大事なことは、髪の毛の色です。

ヘアスタイルもその人の印象を決める大きな役割がありますよね。

50代の方は白髪染めをされている人も多いと思います。

既にご自分に似合う色を、見つけることができましたか?

一般的な日本人の髪の色はダークブラウンと言われています。

ですから、地毛は黒と思い込んで、市販のブラックなどを選ぶと、いかにも白髪染めという感じがしてしまい逆に目立ってしまいます。

また、若い人に人気のアッシュカラーですが、40代以降の方にはあまり向いていないと言われています。