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50代ファッションで気をつけるべき...(続き2)

身長やボディライン、顔の大きさや形、お肉の付き具合などは人それぞれですし、年月とともに変化します。

ですから、自分が自分に対して持っているイメージを常に更新するようにしましょう。

人はどうしても良かった頃のイメージを記憶に残しがちです。

特に年齢を重ねると10年前のことも、つい昨日のことのように感じてしまうかもしれません。

「昔は細かった」「若い時はデコルテに自信があった」など素敵な思い出はとりあえず横に置いておいて、全身鏡や、最近撮った写真をよく見つめて、現状を把握するようにしましょう。

ムチムチのTシャツやパンツをはいているミセスを見て、素敵だと思いますか?

また、スカスカでシワシワのデコルテラインを見て、魅了される方がいるでしょうか?

残念ながら周りの人は、彼女の中で時が止まっているのだなと感じるだけですよね。

ですから自分の体型は常に変化することを意識したオシャレを心がけましょう。

自身の体型に合ったサイズを着る

オシャレに見える最大のポイントは「サイズ感」と言われるほどに、自分に合ったサイズの服を着ることは大切です。

大きすぎても小さすぎても、やぼったく見えたり、無理しているようで決まりません。

逆にサイズ感がピッタリ決まっていれば、オシャレに気を使う人、スタイルの良い人に見せてくれます。

ですから、今の自分の身体にジャストフィットするサイズを選ぶようにしましょう。

どんなに好きな模様や色やデザインであっても、サイズが合わなければ、決して自分をよく見せてくれることはありません。

少し小さいけど着れるからいいやとか、ちょっと大きいけどまあ大丈夫でしょうという妥協はやめましょう。

お店の人に勧められたとしても、自分でしっくりこないのならばやめておいた方が無難です。

また、S・M・L・9号・11号などのサイズを表す表示も、ブランドによってサイズが異なりますし、服のデザインによってジャストサイズが異なります。

ですから「いつもMだから」と安易に決めてしまうのではなく、必ず試着をしてシルエットがキレイかどうか確認するようにしましょう。

2、全身ファストファッションだけにしない

「安くて早い」ファーストフードになぞらえて、2000年頃に登場した、流行を取り入れたオシャレな服が低価格で買えるファストファッションの勢いは年々増しています。

今では世界中にファストファッションショップがあり、国籍年齢男女差を問わず、幅広い層に愛用されて、オシャレを楽しむのに欠かせない存在になっていますよね。

日本のファストファッションブランドとしては「UNIQLO」「GU」「しまむら」、海外だと「H&M」「ZARA」「GAP」などがあります。

可愛いアイテムが数百円という破格の値段で売られており、1,000円〜5,000円というお値段で、季節にそった必要なものが揃えられます。

家族みんなでショップに出かけて、一気にお買い物するというのが休日の家族の過ごし方になっているファミリーも多いようです。

ベーシックなデザインで年齢を問わず着れるものも多いので、50代の方でも抵抗なく着こなしていると思います。

質もどんどん改良されて、夏には清涼効果、冬には防寒効果などが組込まれ、着心地も良いものがたくさんあります。

ですから、上から下までファストファッションで、快適かつ素敵なスタイリングが完成することはするのですが、ある程度の年齢の方に取っては、それが落とし穴にもなりかねません。

小物くらいは高いものを使う

ファストファッションで全身コーディネートというのもありですが、やはり50代くらいの方がされると、どうしても安っぽい仕上がりになってしまう可能性があります。

「UNIQLO」や「しまむら」など身近なファストファッションブランドでは、靴やバック、アクセサリーも売っていますよね。

しかもセールなどをしていると、ビックリするようなお値段で最先端のアイテムが手に入ることでしょう。

しかし、お洋服もファストブランドで、小物までチープなものにしてしまうと、エレガントさにかけてしまいます。

ある程度の年齢になると、やはりトータルコーディネートのなかに一点は、上質なアイテムや高価なものを取り入れた方が品良くまとまります。

季節が夏なら、サンダルは一流ブランドにしたりしても良いですね。

アクセサリーは本物にこだわるなら、シンプルなお洋服がぐっと格上げされて、若い人の着こなしと差をつけることができます。

やはり、イミテーションと本物では輝きが違います。

大人ならではの高い小物で、ファストファッションを高級に見せてしまいましょう。

さらに、小物にこだわった方が良い理由は、シンプルデザインの服ほどキレイに着こなすにはボディラインが重要になります。

しかし、どうしても年齢を重ねると、気をつけていても少し身体のラインが崩れてしまいがちです。