自分達が今を楽しければ、それで良いからです。
テレビ放送などを放送時間にリアルタイムで見る
「今日は21時からドラマをリアタイで見る!」と、いった風に、ドラマを録画とかせずに、リアルタイムで見る事が出来る時に、若者はリアタイという表現を使います。
一般的には、テレビやネットのドラマ配信などに対して、視聴をするという意味で使われる事が多いので、若者達にしてみると、普通の表現だと言えます。
「今日もリアタイで見れる」だったり、中には「今日は仕事が早く終わったから、リアタイ組になれそう」と言った風に使用する事もあるでしょう。
そして、実際にテレビ番組やドラマを見ながら、その感想や展開をリアルタイムにSNSなどにアップしたり、友達とLINEを使って、会話をするという事を楽しんでいるのです。
リアタイの使い方
リアタイとはリアルタイムの略語で、若者言葉になりますが、実際に若者達は、どういったシーンでリアタイという言葉を使うのでしょうか。
その使い方についてチェックしてみましょう。
今日のドラマ、リアタイで見よう
近年、ドラマやバラエティ番組などのテレビ番組は、リアルタイムで見なくても、録画機能を使えば、簡単に何時でも時間を選ばないで見る事が出来ます。
そのため、今日はリアルタイムにテレビが見れる!といった時に、若者は「リアタイで見る」という表現を使うんです。
そして、リアルタイムで見ているドラマの内容をツイッターなどのSNSに投稿をしたり、実際に投稿をしている人の内容をチェックして、共感をしたりします。
また、LINEなどを使って、友達と一緒に、リアルタイムに見ているドラマの話をして盛り上がったりします
。
若者は、ドラマを1つ見るのに対してでも、様々な楽しみ方をしているんですよ。
リアタイ予定だよ
リアルタイムという表現は、テレビを見る以外にも、何かに参加するといった意味合いでも使用されます。
「リアタイ予定」というのは、「明日のコンサート、リアタイ予定!」といった風に、実際にその場所に行って、参加をするという意味です。
複数の友人同士で、何かしらのイベントに参加をする場合や、1人で何処かに行く時にも使用しますが、前後に「何に」参加をするのかという言葉が書かれていないと、何がリアタイ予定なのか、全く解りません。
SNSなどに呟かれている言葉をチェックする場合には、きちんと前後に何を呟いているかというのをチェックしないと、何がリアタイなのか混乱する場合もありますので、気をつけましょう。
リアタイで返信するね
LINEやメールは、一度既読をしても、直ぐに返信をするかどうかというのは、その時の気分によって異なりますよね。
あえてスルーをする時もあれば、直ぐに返信をする時もありますが、リアタイで返信をするというのは、リアルタイムに返信をするという意味になります。
「直ぐ送って!リアタイで返信するから!」と言った感じで、会話の流れで出てくることが多いでしょう。
あのアニメはリアタイ世代じゃないけど面白い
リアルタイムという言葉は、テレビを視聴したり、何かに参加をしたりなどの、リアルタイムで何かを行う以外にも、過去の事柄に対しても使う場合があります。
「リアタイ世代じゃない」というのは、昔の世代ではないという意味になり、昔のドラマやアニメなどを見て、面白いと感じたときに、「あれは、リアタイ世代じゃないけれど面白いよね!」といった感じで表現をするんです。
また、昔の事をうらやましいと感じたときにも、「リアタイしていたなんて良いよね」といった感じで使用する場合もあります。
「リアルタイムの世代ではなかった」という意味になりますので、話の前後を読まないと意味が理解できないという事は、あまり無いでしょう。
休みだったらリアタイしたかった
リアタイしたかったという表現も、過去の事柄に対して使用します。
今日は仕事や学校で遊べなかった場合などに、ライブにリアタイしたかったのに!と言った感じで表現するんです。
この場合、「何に」リアタイしたかったのかというのが、その言葉だけでは理解できませんので、前後の文章をチェックする必要があります。
グループ内で、1つのライブに参加する予定だった会話がLINEなどで飛び交う場合、参加できる人たちは、「ライブにリアタイする!」「リアタイ参加予定!」といった表現になり、参加できなかった場合は「リアタイ出来なかった」「リアタイしたかった!」という表現になるでしょう。
会話であれば、流れで何がリアタイ出来なかったのか解りますが、SNSで一言だけ呟かれると、一体何が?と感じる事もあるかもしれませんね。
当時リアタイで見た
過去の事を振り返るときも、若者はリアタイという表現を使います。
当時、何かをリアルタイムで見ていたという時に、「当時リアタイで見た」と言うんです。
「小さい頃に好きなアニメをリアタイで見た」や、「昔ライブでリアタイで見た」など、様々なことを懐かしむ時に使いますが、何をリアタイで見たのかというのは、前後の文章をチェックしないとわからない時もありますので、気をつけましょう。