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リアタイとはどういう意味?若者の使...(続き3)

使う上での注意点

リアタイという言葉は、今リアルタイムで何かをしている場合には、ものすごく意味も解りやすいですが、何かに参加をする時の表現であったり、過去の事を表現する場合には、使い方に気をつけないと、相手に全く意味が通じない時があります。

では、リアタイを使うときには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。

文章によって意味が異なる

リアタイは、使い方によっては意味が全く異なります。

そのため、その文章だけを読んでも、全く意味が理解できない時があります。

「今日はリアタイでドラマを見る」であれば、ドラマをリアルタイムで見るという意味になりますので、その文章を見ただけでも十分に意味を理解する事が出来るでしょう。

ところが、「私もリアタイ予定だよ。」などの、何かに参加をするという意味合いでリアルタイムという表現を使うとなりますと、前後に「何に」という言葉が無いと、相手には全く意味が伝わりません。

その他にも「夏休みに、野球の試合をリアタイしていた」など、過去の事柄に対しても、リアタイという言葉を使う事があります。

この場合は、過去に野球の試合をリアルタイムで観戦していたという意味になりますので、前後の文章を見なくても、十分に意味を理解する事は出来るでしょう。

前後の言葉で判断する

リアタイという言葉を若者が使用する時、その文章だけを見て、理解する事が出来るものもあれば、前後の文章をきちんと見ないと、何がリアタイなのか全く意味が解らないものがあります。

「今日は21時から勉強しないといけないから、リアタイ無理」といった文章であったとしても、何がリアタイ無理なのかが解らないので、ドラマなのかアニメなのか、それとも他の事なのかというのを、前後の文章を見て意味を理解する必要があります。

また、「リアタイ出来なそう」など、リアタイという言葉しか呟かないこともありますので、呟いた言葉の前後をきちんとチェックするか、その時間帯に何かドラマがやっているのかなどを、相手は意味を汲み取る必要があります。

若者はその場の雰囲気や勢いで言葉を呟き、リアタイという表現を使いますので、全く意味が解らない文章であったとしても、あまり気にしません。

どうしても意味を理解したい場合には、きちんと前後の文章を見て判断をするようにしましょう。

伝わらないことがある

リアタイという言葉は、若者が自己満足的な表現で使用する事が多いので、相手にしてみると全く意味が伝わらないことがあります。

前後に何をしているのかというのが、きちんと文章に書かれている場合には、意味が解りますが、突然「今日リアタイする!」とだけ呟かれると、相手にしてみると何を?という気持ちになりますよね。

「いいな!リアタイしていたんだ!!」など、過去の事柄に対してもリアタイという言葉が使われることもありますが、この場合も、リアタイしていた。

だけですと、何をリアタイしていたのか全く意味が解りません。

SNSなどで呟く際には、自分の気持ちを、その場の勢いで呟いてしまいますと、どうしても相手に意味が伝わりにくくなります。

相手にきちんと何をしているのか、何がしたいのかなどを伝えたい場合には、何をという点を意識して、リアタイという表現を使うと良いでしょう。