それが受け止め方によっては、小バカにしているように取られることがあります。
また、嫉妬の気持ちから本当に嫌味ったらしいことを言ってしまうことがあるでしょう。
誰かが成功したり注目されているのは、その人が自分で選択して努力した結果なのに、「キミはいいよね、恵まれていて」なんて卑屈な言い方をしてしまうことがあるのです。
「あの人はスゴい人、それに比べて自分は…」と人と比較して嫉妬して嫌みったらしい言い方や態度になるという、負のループを繰り返してしまいます。
11.悲劇のヒロインぶる
卑屈な女性で多いのが「悲劇のヒロインになりたがる」ということがあります。
「周りは幸せそうなのに、なんで自分はこんなに苦しいんだろう…」
「親から可愛がられたり認められたりしたことがないから…こんな卑屈で自分を愛せない性格になっちゃった…」
と自分だけ特別苦しい、誰かのせいでこんな自分になったようなことを言って周りを困らせることがあります。
その本人は意識せずに普通に発言しているつもりですが、あんまり度が過ぎると「メンヘラちゃん?」なんて周囲で言われてしまうかもしれません。
確かに苦しい思いをしているのかもしれませんが、あまり悲劇のヒロインぶっていると周りも呆れてしまうかもしれません。
12.完璧主義
「何事も完璧にしたい」「完璧じゃないと意味がない」という考えのいわゆる完璧主義の人が、物事に行き詰まったりする挫折したりすると、あっという間に卑屈な人へと変貌することが多いです。
もともとの高いプライドも手伝って、「完璧にできないならやりたくない」「こんなこともできないなんで、自分はダメな人間だ」とどんどん卑屈になっていきます。
プライドが高いと、そのプライドが崩れる速度は早く、あっという間に劣等感のかたまりの卑屈な人になります。
完璧主義と卑屈は無縁そうに感じますが、ちょっとした挫折や困難で卑屈な人になってしまうのです。
13.ネチネチしている
卑屈な人は、ちょっと陰湿で粘着質なところがあります。
自分の失敗を引きずったりこだわったりして、周りがとっくに忘れていたようなミスでも思い出してはウジウジするので「なんかネチネチしているな」と思われがちです。
また、周りに対してもネチネチしていることがあります。
誰かがミスをしたときに、「だから無理だと言ったのに…」「なんでこんなことミスするの?」と独自の卑屈な考え方をします。
フォローして励まし合うという発想があまりないのです。
そもそも卑屈とは?
「そんなに卑屈になるなよ」「あの人って卑屈だよね」など、色んなシーンで使われている卑屈という言葉。
どのシーンでも卑屈の使われ方はだいたい意味は通じて合っているのですが、「卑屈って具体的にどういう意味?詳しく教えて」と言われると、すぐにはっきりと答えられない人は多いでしょう。
多くの人がニュアンスで使っている卑屈、一体どんなものなのでしょうか?
卑屈の意味
卑屈には「必要以上に自分をいやしめること」という意味があります。
自分自身を軽蔑して卑しい者と思うことです。
こうやって意味を見るとすごくマイナスな感じですよね…。
しかし、卑屈な人は実際にそういう風に自分自身をとらえ、本気で悩んでいます。
もし、これまで自分が誰かに「キミは卑屈な人だね」「やけに卑屈になっているね」などと気軽に使っていたとしたら、本当に卑屈な性格の人をとても傷つけてきたことになります。
「人から卑屈だと言われるほど自分はやはり卑屈なのか…」と、さらに自分を追い込んでしまいます。
ちゃんと意味を知ると、人に対してはなかなか使えない言葉ですよね。
卑屈な人の9個の改善方法
卑屈な人は、これまでの人生の何てことないときでも、卑屈ゆえの生きづらさを感じてきたことでしょう。
普通の人ならスマートにこなすことでも、「自分なんかがやっても迷惑をかける」「失敗したら怖い、恥をかく」などネガティブなことを考えてしんどい思いをしてきた人が多いはずです。
そして幾度となく「こんな自分を変えたい」を思ってきたことでしょう。
もし、卑屈な自分を変えたいと思う人のために、今回は卑屈な性格の改善方法をお伝えします。