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心がけるとはどういう意味?使い方や...(続き2)

マナーへの心がけ

マナーやルールは、大きくなって忘れると恥をかきます。

恥をかかないために決して忘れないようにするのが心がけです。

栄養を心がけた食事

栄養のバランスは健康管理に欠かせないものです。

好き嫌いで偏った栄養を摂りすぎないように心がける(常に忘れないようにする)という意味です。

問題にならないよう心がけるべき

過去に何か問題が発生して、対応に苦労した経験があるようですね。

そんな反省から間違いを繰り返さないようにすることを「心がける」と言うのです。

謙虚な姿勢を心がけている

いつも謙虚にしておこう、謙虚さを決して忘れないように行動しようと決めたことを「心がけている」と表現したのです。

心がけが足りない

すぐに忘れてしまって継続して取り組めない、過去の失敗も振り返らないことを諭す時の常套句ですね。

叱咤激励の言葉です。

これからは健康的な生活を心がけます

不摂生な生活を過ごしたために、体調を崩した苦い経験があるのでしょう。

これからは心を入れ替えて、間違った生活を繰り返さない決意を「心がけます」と表現します。

️心がけるの類語

「心がける」という言葉の使い分けは、「①決して忘れないようにする」、「②熱心に物事に取り組む」、「③間違ったことを繰り返さないようにする」の3通りがあります。

①の意味の同義語は「心に刻む」「胸に刻む」「肝に銘じる」「銘記する」「記憶する」「留意する」「脳裏に焼き付ける」などです。

②の場合は、「努力する」「勉める」「勤しむ」などがあります。

③の場合は、「反省する」「自省する」「自分に厳しくする」「自戒する」「律する」などです。

心に刻む

心に刻むには「深く心に留めておく。」「 肝に銘ず。」という意味があります。

「あなたからの助言を心に刻み、仕事に励みます。」など、印象に残るような言葉や思い出を深く心に留めておく時に使うことができます。

心がけるには「決して忘れないようにする」という意味があるため、似たようなニュアンスとして捉えることができます。

肝に銘じる

肝に銘じるとは、「心に強く刻みこんで忘れないようにする」という意味があります。

「何か失敗をして、それを繰り返さないように強く心に記憶すること」という意味でもよく使われます。

【肝に銘じるの意味は、こちらの記事もチェック!】

銘記する

銘記するとは、「心にしっかりと刻み込んで記憶に残すこと」です。

心の代わりに、石碑や金属の道具や板に文字を刻み込むことも銘記すると言います。

読み方は同じですが、「明記する」という言葉もあります。

「明記する」とは、何かを登録する時に住所や氏名をはっきりと分かるように書くことです。

明記は誰もが読み取れるように明らかになっていますが、銘記の方は「今日の出来事を心に銘記する」などと自分の心に記憶するため、他人にははっきりとは読み取れないという違いがあります。

教訓などを心に銘記するという言い方は、深く銘記すると「肝に銘ずる」とも表現できます。