「それを肝に銘じておきなさい!」なんて言われてしまったあなた!

相手が何を言いたいのかなんとなく理解出来るけれども、よく使われる「肝に銘じる」という言葉をしっかり理解していない、その言葉の意味を説明しろといわれたらすることができないと感じている人もいるのではないでしょうか?

このように日常的によく使われるような言葉であっても、なかなかその本当の意味を理解している人って少ないんですよね。

特に「肝に銘じる」なんていうような、小学生でも使っているような言葉こそ本当の正しい意味を理解している人は少ないものです。

それでも昔から使われている言葉ですし、どこでも自然と耳に入ってくる言葉ですから「この言葉の本当の意味は何んだ?」なんて思うことはないんですよね。

しかし、そのように“なんとなくのニュアンス”で言葉の意味を理解していると、間違って使ってしまうことも少なくありません。

実際に誰もが知っているような「肝に銘じる」という言葉であっても、その言葉の意味を理解せずに間違った使い方をしている人もいれば、まったく意味も知らずに間違った意味で使ってしまっている人もいるんです。

もしもこれから「肝に銘じるという言葉の意味を教えてほしい」なんていわれたときに、あなたはどうするのでしょうか?自信をもってその言葉の意味をだれかに伝えることはできますか?おそらくできないですよね。

でもそれって”誰でも知っている言葉だからこそ説明できないというのは恥ずかしい”と感じるはずです。

そのようにならないために、この記事では「肝に銘じる」という言葉の意味についてお伝えしています!ぜひ、この記事を参考にしてあなたの語彙力を高めていってくださいね。

肝に銘じるとは?

あなたは、これまでに「肝に銘じる」という言葉をどのようなニュアンスで使ってきたでしょうか?また、どのようなシーンでこの言葉を使ってきたでしょうか。

おそらく「何かを心に決める」とか「何かを決心する」とか、またそのような誰かの様子を示したり、誰かにそれを促すために使用してきたはずです。

たしかにそれでも意味はまあまあ正解しているといえますが、厳密にいうとそうではないんですよね。

それにあなたはこの言葉を初めて聞いたとき、初めて読んだときにちょっとした疑問を感じたのではないでしょうか?「肝に銘じる」の「肝」ってなんだよ!どこだよ!どうしてわざわざ肝に言い聞かせなきゃなんないのよ!なんて…。

筆者だけでしょうか?筆者はこの言葉に小学生の頃に読んでいた少女コミックのなかで出会いました。

そのマンガにおいて、ある女のキャラクターが「これは肝に銘じておきなさいよ!」と発言したんですよね。

筆者は「???」でした。

なにせそれまでの生活の中で「肝に銘じる」なんていう言葉を使ったこともなかったですし、耳にしたこともなかったからなんです。

そのため、すぐに辞書で調べました。

「肝」ってなんだろう、「銘じる」ってどういう意味だろう。

結局、辞書を開いてもまったくもって意味を理解できなかったので母親にたずねましたが、「心に決めることよ」なんていわれてしまって、「なんだか意味不明だな」と感じたのをぼ覚えています。

どうしてわざわざ「肝」なのかも理解できなかったんですよね。

おそらく、多くの人がそのような疑問を感じたことがあるのではないでしょうか?

ということで、ここではまず「肝に銘じる」という言葉がどのような意味を持っているのか、そしてほかにもいう言い方はあるのか…など基本事項をお伝えしていきます。

読み方「きもにめいじる」

あなたは「肝に銘じる」という言葉をどのように読みますか?言葉で発言したことがある人であれば、簡単に読むことができるでしょう。

しかし、文章の中でしか読んだことがない、見たことがない人にとっては「読み方を知らない」「そこだけすっとばして文字を読み進めていた」という人もいるかもしれないですね。

ずばり「きもにめいじる」と読みます。

「肝」というのは、焼き肉でも食べることのできるアレですね。

また、銘じるという言葉は株式やタバコの「銘柄(めいがら)」という言葉でも使われているので、その言葉は読みやすいかもしれないですね。

では、これらの言葉にはどのような意味があるのかを次で確認していきましょう。

意味

「肝に銘じる」という言葉は、簡単にお伝えしますと「心に強く決心すること」という意味になります。

あなたは、これまでの人生の中で「これだけでは絶対に守る」というようなものを感じたことがあるのではないでしょうか。

それって心の奥深いところで決心をすることでゆるぎない信念にかわっていくものですよね。

そのようなものに変わりゆくものとして、“肝に銘じる”という言葉で表現することができます。

また、「守るべきことを守ると決心すること」なんていう意味もあります。

全体的に見て、自分に誓いを立て、それを守っていくということになりますね。

強く心に留め、けっして忘れないようにすること

さらに深く意味を確認していきましょう。

ずばり「肝に銘じる」という言葉は「強く心にとめて、けっして忘れないようにするということ」を意味します。

あなたもそのように感じていること、心に決めているようなことがあるのではないでしょうか?

例えば、誰かからの遺言だったり、大好きな恋人との約束だったり、人によってはこれまでに経験した過去から学びをえて「もう絶対に抗しないぞ!」とか「こういうシーンではこのようにふるまうぞ!」なんて決めているようなことです。

誰にでも「肝に銘じる」シーンはどこにでも存在していますが、それが「肝に銘じる」ことだと気づいていないために「肝に銘じる」という言葉を使わない人もいますね。

肝ってなに?

肝に銘じる…というとさきほど筆者の疑問としてお伝えしましたが、「肝」ってなんなんだよ!って話ですよね。

ずばり「肝」というのは、どの動物にも存在している臓器でもあり、「重要なところ」をさしています。

つまり、「肝に銘じる」というのは体の中でもとても重要なところで結審をすること=簡単な決心ではないということになります。

また「ここがキモなのよ!」なんて、重要なところを知らせるために「肝」という言葉を使うこともありますよね。

そんなときも「重要なところ」「注目すべきところ」という意味で使うことになります。

つまり、「肝」というのは私たちの重要なところであり、そこで決心をするからこそ絶対になくならずにいつまでも持ち続けるということになるんですね!理解できたでしょうか?

「肝に銘ずる」とも

「肝に銘じる」という言葉に似た言葉なら聞いたことがあるけど…という人も中に入るのではないでしょうか?それって「肝に銘ずる」という言い方のはずです。

これは意味が異なることもなく、同じ意味を持っています。

「肝に銘じる」というよりもどこか古典的で、そしてどこか難しそうに感じてしまう言葉になりますね。

それが「肝に銘ずる」という言葉になります。

「肝に銘じる」とも「肝に銘ずる」とも使うことができるので、ぜひ活用してみてくださいね!

ビジネスの場面での使い方

これまでに「肝に銘じる」という言葉の意味やその同じ意味を持っている言葉などをお伝えしてきました。

この言葉って日常会話の中でも、書物のなかでも、そしてビジネスシーンでも使われることの多い言葉ですよね。

つまり、どんなところでも使うことができる言葉になります。

そのようにどこでも使える言葉をビジネスシーンで使うとなると、少しプライベート感が入ってしまい、相手に失礼になってしまうことも少なくありません。

そうすると、あなたのビジネス面での評価がガタンと落ちることにもつながってしまうんですね。

そんなの嫌ですよね!ということで、ここではビジネスシーンにおいて「肝に銘じる」という言葉を使うときに、ぜひ気を付けてほしいこと、頭に入れておいてほしいことをお伝えしています。

また、ビジネスシーンにおいて使うことになったとき、どのような使い方をすればいいのかについてもお伝えしているのでぜひ参考になさってくださいね!

使う場面

この「肝に銘じる」という言葉をビジネスシーンで使ったことはありますか?おそらくほとんどの方があまり使用したことはないのではないでしょうか。

さきほども何度かお伝えしていますが、日常的に使われる頻度の高い言葉だからです。

そのような言葉をビジネスシーンで使ってはいけないのではないか…と考えている人もおられるはずですよね。

しかし、ビジネスシーンでも「肝に銘じる」という言葉を使うことができるんです。

それどころか使ったほうがあなたの決心を相手に伝えることができるため、良い評価を得ることができるようになるかもしれません。

とはいっても、どのように「肝に銘じる」という言葉を使えばいいのかな、どんなところで使えばいいのかな?と不安に感じてしまうことでしょう。

そのようなあなたのために、ここでは「肝に銘じる」という言葉をビジネスのどの場面で使うのかをお伝えしていきます!ぜひ参考になさってくださいね。

同じ失敗が許されない時


あなたは失敗をしたことがありますか?人間ですからそりゃあ誰でも失敗のひとつやふたつをしたことがあるでしょう。

しかし、同じ失敗が許されないのはビジネスシーンでは当然のことです。

取引先の方に迷惑をかけてばかりいたら、その取引はのちのちしてもらえないことになるかもしれないですよね。

それに同じ失敗を繰り返してしまったという自己嫌悪に陥るのも避けたいはずです。

ずばり、そのようにもう二度と同じ失敗が許されないというときに「肝に銘じる」という言葉を使うことができます。

では、このようなシーンにおいてどのように「肝に銘じる」という言葉を使っていけばいいというのでしょうか?その例文を確認していきましょう。

例文

「肝に銘じる」…それを使ってもう二度とと同じ失敗をしないようにすることを伝えたい場合には、どのような言い方をしたらいいのでしょうか?

少し想像してみてください!想像できましたか?

どのように表現すればいいのか、文章のどこのあたりに「肝に銘じる」という言葉を入れていけばいいのかについてみていきましょう。

この失敗を繰り返さないよう肝に銘じます

この文章の意味を考えてみましょう。

「この失敗を繰り返さないように心にとめておきます」という意味になりますね。

ここでは“心にとめておきます”なんて、ちょっと軽いニュアンスに感じてしまうかと思いますが「肝に銘じる」という言葉を使うということは、強く心に決心するという意味も含んでいるということになります。

二度と同じ過ちを犯さないように肝に銘じます


さらに例文を見ていきましょう。

この文章では「二度と同じ失敗をおかさないように、心にとめておきます」となりますね。

ひとつ前でもマイナスのことを改善するため、もう二度と同じ悪いことをしないようにするために肝に銘じる=心に強く決心するという意味になっています。

つまり、良い意味のものを決心するためにはあまり使われない言葉だということになりますね。

いただいたアドバイスを肝に銘じて精進します

この文章は「いただいたアドバイスを心にとめて、精進します」という意味になります。

おそらくこの文章を話した人はなにか失敗をしたのでしょう。

その失敗に対して誰かがアドバイスをくれ、そのアドバイスにのっとってこれからはもうそのような失敗をしないようにし、自分自身を改善していくことを決意した意味になります。

このように誰かにもらったアドバイスを心に留めておく、心にとめてこれからの人生をいきていくということを伝えるときにも使うことができます。

上司などからアドバイスをもらったときに使うことができる文章になりますね!

この経験を教訓として成長できるよう肝に銘じます

この文章は「この経験を教訓にして、成長できるように心に入れておきます」というようなニュアンスの意味を持っていますね。

この文章の話し手の人はおそらく何かを経験したのでしょう。

その経験をすることによって学ぶことがあり、そしてその学んだことをこれからの生活もしくはビジネスの中で生かしていくという決心について語っていることになります。

あなたも何かを経験した際に「この経験を軸にがんばりたい」なんて考えたことがあるのではないでしょうか?ずばり、そのようなときにも「肝に銘じる」という言葉を使うことができるんですね!

今回の出来事を肝に銘じて、仕事に励みます

この文章は「今回の出来事を心にとめて、仕事に励みます」という意味になります。

この文章の話し手の人が体験した“今回の出来事”というのは、これまでの考え方をくつがえすようなことだったのでしょう。

もしくは、その経験があったことにより、ひとつ前にお伝えした例文と同じように何か教訓を得ることができたのかも知れませんね。

それを頭に入れておくこと、そして心にとめておくことによって仕事の励みにしようとしているんです。

例えば、あなたが参加しているプロジェクトが思ったよりも成功したとしましょう。

その成功体験というのは、その後のビジネス人生に大きな影響を与えると思いませんか?ずばり、仕事の励みになりますよね。

人は、成功したこと、いいことがあるとまたそのような気持ちを体験したいがためにもっと頑張ることができるんです。

そのために、“肝に銘じて”おくんですね。

ご助言を肝に銘じ、努力します

この文章は「アドバイスを心にとめて、努力します」という意味になります。

助言をしてもらったりすると、それを活かしておこう!活かしていきたい!と誰もが感じるものです。

あなたも誰かから助言をもらった時には、そのように感じるのではないでしょうか。

また“ご助言”という言葉からわかるようにこの文章の話し手は「目上の人」に対してこの言葉を話していることがわかるかと思います。

つまり、「肝に銘じる」という言葉は自分に言い聞かせるだけの言葉ではなく、このように上司などの目上の人に対して自分の気持ちや決心を伝えるときにも使う言葉になるということになります。

「ご助言を心にとめて、努力します」というよりかは「肝に銘じる」という言葉を使ったほうがどこか決心の強さを相手に伝えることができますよね。

肝に銘じるの類義語

あなたは「肝に銘じる」という言葉を理解することができたでしょうか?

なかには、まだまだその言葉の意味が分からない!という人もいるでしょうし、もっと理解を深めておいて「肝を銘じる」という言葉を使うときにいやな思いをしたくない、自信をもってこの言葉を使いたい!と考えている人もおられるかと思います。

そのような人は「肝に銘じる」という言葉の類義語を確認していきましょう。

「類義語」というのは、ほぼ同じ意味を持っている言葉のことであり、その特定の言葉を理解しにくい時に知っておくとよい言葉になります。

それによって言葉の意味をさらに理解しやすくなるんですよね!では、どのような類義語があるのかをチェックしていきましょう。

1.強く思い、わすれないようにする

まずは「肝に銘じる」という言葉の意味を少しずつおさらいしながら、進めていきましょうね。

「肝に銘じる」という言葉には、なにかを強く思って、心にとめておき、そして“忘れないようにする”という意味合いがあります。

つまり、心にとめるというのは“忘れないように固く決心する”という意味になるんですね。

このような意味における「肝に銘じる」という言葉の類義語にはどのようなものがあるのでしょうか?それらを確認していきましょう。

心掛ける

あなたは、いままさに“心がけている”ことはありますか?心がけるというのは、いつもその特定のことを意識して、そのようにしようと行動することになりますね。

例えば「私は毎朝早起きを心掛けている」というのであれば、「私は毎朝早く起きれるようにしている」という意味になります。

つまり、「私は毎朝早起きを肝に銘じている」とも言い換えることができます。

心から「そうしよう」と決心している、そのために行動しているさまをあらわしていますね。

心に刻む

この言葉も「肝に銘じる」と同じようによく使われる言葉ですね!「心に刻む」というのは、特定の事柄を心にいれこむことを意味しています。

例えば、「私はあの人との恋愛経験を心に刻んだ」なんて使いますね。

この文章は、「(別れてしまった)あの人との恋愛経験を心にずっと残しておくことにした」という意味になります。

ずっと忘れないような恋愛経験をしてきたのでしょう。

また、「肝に銘じる」という言葉で例文をいいかえてみると…「私はあの人との恋愛経験を肝に銘じた」ということができます。

悪いこともよいこともひっくるめて、一つの恋愛経験として記憶にいつまでも残しておこう、それも意識して残すんだという決心を読み取ることができますね。

胸に刻む

「心」というのは、あなたはどこにあると思いますか?多くの方が心臓付近を思い浮かべるのではないでしょうか。

そのため「心に刻む」という言葉は「胸に刻む」という言葉に言い換えることができ、これまた「心に刻む」と同じ意味合いを持っています。

「胸のうちに特定の事柄をいれこんでおく=残しておく=しっかりと記憶する」という意味になります。

これは「肝に銘じる」の意味にもあるような「忘れないようにする」と同じ意味合いをもっていますね。

例文で確認しておきましょう。

さきほどの例文を使うのであれば「私はあの人との恋愛経験を胸に刻んだ」と使うことができます。

「これは私はあの人との恋愛経験を心に刻んだ/肝に銘じた」と使うことができますね。

「肝に銘じた」と使うほうがどこかあの人との恋愛において何か悪いことがあったこともひっくるめて“次の恋愛に活かそう”としているのを読み取ることができます。

2.よく確認すること

「肝に銘じる」という言葉は、ひとつ前の段落でお伝えしたように“忘れないようにする”という意味合いを持っています。

しかし、そのような意味合いだけではなく“確認する”という意味も持っているんですね。

では、心にとめておき、それをいつも確認するようにする…というニュアンスで文章などで使われることが多いです。

では、この意味でつかわれている「肝に銘じる」の類義語にはどのようなものがあるのでしょうか?確認しておきましょう!

釘を刺す

あなたは「あの人には釘を刺しておいたから」なんて言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

この言葉を聞いたことがない人は「えっ本当に体に釘を刺したの!?なんて残酷な人なのだろう…」と思ったかもしれません。

しかし、そのような意味ではないですよね。

何かの圧力をかける時などに使われる言葉になります。

例えば、いつも浮気ばかりしている恋人に対して「次に浮気をしたら別れるからね」と伝えることも“釘を刺す”ことになります。

そのように何かの圧力をかけ、そして相手がそれを自覚しているのか確認したり、相手に肝に銘じたことを思い出させるために釘を刺します。

つまり、釘を刺すことによって相手はその事柄を胸に刻むことになるんですよね。

要するに「僕は彼女に次に浮気したら別れると釘を刺された」という文章になり、これは「僕は彼女に次に浮気をしたら別れるといわれ、そうしないように肝に銘じた」といいかえることができます。

立場は違えど、伝えたいことは同じになりますね。

念には念を入れる

あなたはなにか念には念を入れるようなことをしていますか?

“念には念を入れる”というのは、普通以上にその特定の事柄を気にして集中して取り組むことを指しています。

例えば「この書類を作成するにあたって、情報収集には念には念を入れた」と使うことができます。

「念を入れる」だけでも使うことができますが、さらにその意味を強めるために「念には念を入れる」と使うことができます。

予測していることだけが起こるわけではない世の中・人生だからこそ、さきまわりをしてできることからしておくことによって“防ぐ”ことができますよね。

それに何か悪いことがあっても念入りに準備しておくことによって、上手に対処できるようになるものd巣。

それを意味するのが「念には念を入れる」になります。

さきほど記した例文で「肝に銘じる」といいかえるのであれば、「この書類を作成するにあたって情報収集には“気を付ける”ことを肝に銘じた」となります。

入念に

「念には念を入れる」という言葉は、“入念に”という言葉でも使うことができます。

「入念に」という言葉を解剖していくと「念を入れる」という表現が入り込んでいますよね。

つまり、「念には念を入れる」と同じく何かに注意してその特定の事項に取り組むことをさしているんですね!さきほどの例文をつかってみますと「この小異を作成するにあたって、情報収集は念入りに行った」となります。

これは、情報収集をなによりも重点的に行った、確認しながらやりました、という意味になります。

そのため、「肝に銘じる」という言葉とほぼ同じ意味を持っているということになるんですね!

3.物事の重要性を強く意識すること

最後に「肝に銘じる」には“物事の重要性を強く意識する”というニュアンスも含まれています。

そのように強く大事だな、大切なことだなと思うからこそ“心にとめておこう”“忘れないようにしよう”“確認しなきゃな”と思うことができるんですよね。

あなたもそのように感じていることがひとつやふたつくらいはあるのではないでしょうか?では、この意味において「肝に銘じる」という言葉の類義語になっているのはどのような言葉があるのでしょうか。

さっそく確認していきましょう。

忘れずにいる

あなたは、忘れないでいようとしていることはありませんか?これから開かれる会合の資料をしっかり頭に入れているとか、やるべきことを忘れないようにしている方もいらっしゃることでしょう。

そのように「忘れずにいる」という表現方法も「肝に銘じる」とほぼ同じ意味を持っているということができます。

例文で確認していきましょう。

「私はあなたがしたことを忘れずにいる」と表現するのであれば、この文章では「あなたがしたことを忘れないからね」という意味になり、おそらく何か悪いことをしてそれを決して忘れることはない、そして少し怒りの気持ちもまだ持っているのよ、といういうことができます。

この話し手は“あなた”がされたことにひどく心を傷つけられたのでしょう。

もう二度とその人から裏切られないように、そして裏切られたという最悪の過去を忘れないことによって、“あなた”に対して防御線をはろうとしている言葉になります。

これは「私はあなたがしたことを肝に銘じている」ということができますね。

これもまた、相手がしたことを絶対に忘れないからねという意味になり、それもかなりの重要度の高いものになります。

痛感する

あなたは、誰かの話を聞いて“ああ、そんな痛い気持ちをしていたのね”と同感した・共感したことはありませんか?

また、何かを体験したりすることを通して自分のできないところを再確認したり、あまりにも自分が使えない人間だと自覚したことはないでしょうか。

人間はロボットではないので完璧にふるまうことはできません。

しかし、プライドが高かったりするとどうしても“自分のできなさを痛感”するんですよね。

ずばり、何かを知ることで心が痛くなることを意味しています。

また、それもこれまでに自分のなかでうすうすと感じていたことを再確認するかのように最重要事項として受け入れることもさしています。

例えば「私はプレゼンに失敗をして、準備不足だったことを痛感した」と使うことができ、これは“準備不足がだめなことだ”ということを強く意識させられたということになりますね。

つまり、「私はプレゼンを失敗してこれからはもっと準備するように肝に銘じた」と言い換えることができます。

ビジネスでの使い方を覚えておこう

今回は「肝に銘じる」という言葉について解説してきました。

この言葉はビジネスシーンだけではなく、にちじょう生活でもよく使われる言葉ですよね。

そうはいっても、ビジネスシーンでこの言葉を使うとなると使い方には気を付けなければなりません。

プライベートでは通っていた・相手に伝わっていた言葉であってもビジネスシーンでは伝わらないことがあるからです。

そのようにならないように、ぜひ今回の記事を見直してビジネスシーンにおいて正しい使い方ができるようにしていきましょう!