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普及したおかげで便利になった11個...(続き4)

最近では、アプリを使って写真加工技術を使う人が多いようですね。

スマートフォンのカメラアプリを利用して、自分を美しく撮ることができるようにするのです。

こうした技術の発展やアプリの普及は、写真の加工を現代の「当たり前」とするのに一役買いましたね。

️三種の神器って知ってる?

普及というと思い出されるのは「三種の神器」という世代の人もいるのではないでしょうか。

世の中にはたくさんの良いものが普及されていますが、その時代その時代で広く浮遊されたものについては異なりますよね。

特に、その時代を代表するような普及のされ方をしたもの、その時代の発展を象徴するものとは「三種の神器」と呼ばれました。

これは昔の人なら必ず「三種の神器と言えばこれ」というように通じていたのですが、現代人に「三種の神器」と言っても通じないこともよくあるでしょう。

世の中に便利なものが普及する、ということに合わせて「三種の神器」について見てみることにしましょう。

戦後、生活必需品として宣伝された

「三種の神器」が普及することになった時代背景から見てみることにしましょう。

現代はとても生活が豊かになって、生活の中での便利なものは、「生活を豊かに楽しくするもの」という認識になっています。

普及しているものに関しても、特に全員が必要なものではないですが、よりよい生活のために必要なものという認識をされているように思えます。

便利の度合いも、前のバージョンに比べて微々たるものであるという可能性もありますよね。

ですが、戦後の「便利品」というのは、発展の度合いが桁違いでした。

まさに生活必需品として知られているものが普及されることとなったのです。

戦中はもちろんのこと、戦前はそれほど生活が豊かではなく、便利でもなかった日本にとって、戦後の10年ほどでの発達は目を見張るものがありました。

そのため、戦後に発達した便利品を「三種の神器」という言葉で崇めるほどに必要としていたのです。

1950年代の後半から普及される

三種の神器と呼ばれるものが普及し始めたのは、1950年代の後半からでした。

1950年代の後半には「神武景気」と呼ばれる好景気が訪れました。

これは、日本始まって以来と言われるほどの景気の好調の良さで、この時代には人々がお金を持っていたので、便利品が世に普及することとなったのです。

この神武景気の背景には朝鮮戦争があり、この朝鮮特需のおかげで工業が発達したほか、財政が潤ったという事実があります。

つまり、人々がお金を持っていただけではなく国がお金を持っており、さらには、工業的な発展が行われる下地があったということになりますね。

1950年代の後半にはそういった好条件が重なって三種の神器が生まれ、さらにはそれが一般家庭に普及されることとなりました。

人々の生活が一気に変化して、今の生活の下地が作られることとなったのです。

こういった変化を受けて、当時の経済白書に、有名な「もはや戦後ではない」というフレーズが書かれることとなりました。

三種の神器とは

ここで、実際に普及した三種の神器がどのようなものであったのかを見てみることにしましょう。

三種の神器は、その名前の通りに三種類の生活必需品です。

それまでの生活になかったとは思えないほどに、今の生活ではとても大切なものになっており、人々の生活を豊かで便利なものにしたというところが共通しているように思えますね。

白黒テレビ

三種の神器の一つ目として挙げられるのは、まずは白黒テレビでしょう。

現在では既に販売もされていないように思われる白黒テレビですが、この白黒テレビは人々の生活を楽しいものと変えたのです。

実際に白黒テレビでの放送が始まったのは1953年であり、三種の神器として呼ばれるようになるよりもずっと前のことでした。

ただし、とても高価だったために最初の普及率はそれほど高いものではなく、白黒テレビの普及はそれよりも数年後のこととなります。