カラーテレビの普及も始まりましたが、こちらが広く普及されるようになるのは、それよりもさらに後のことになりますね。
白黒テレビの普及によって、人々の間では全国どこでも同じものを見ることができるようになりました。
これが、広く「ブーム」を起こす事ともなりますし、日本で行われていることを全国どこでも知ることができるようになります。
洗濯機
洗濯機も三種の神器の一つと言われています。
現代人では、全ての洗い物を手作業で行うというのは信じられませんよね。
ですが、実際に戦後しばらくはそれが当たり前のように行われていたのです。
それが変わったのが洗濯機の普及によってでした。
手作業で行わななければいけなかったはずの洗濯が自動で行われるようになったのですから、時間の短縮にもなりますし、家事の手間が減ることとになりました。
全自動洗濯機というものが普及するようになったのはそれよりもずっと後のことではありますが、今の洗濯の基礎ができたのはこの時代ということになりますね。
洗濯機の有無では、家事の負担がかなり変わってしまいますからね。
冷蔵庫
冷蔵庫も三種の神器の一つと言われていますね。
冷蔵庫がなかった時代のことは想像できるでしょうか。
食べ物に関しては保存食を作って保存しておくしかなかった時代です。
ここに冷蔵庫が普及されたので、食べ物の長期保存も可能になったのです。
これによって買い物の手間も省くことができるようになりましたし、色々な食材を扱うことができるようにもなりました。
一度冷蔵庫を使ってしまうと、それまでの生活と大きく変わるということが分かりますよね。
現代でも冷蔵庫は発展し続けており、色々な方のものが開発されるようになっています。
少しでも長く新鮮に食材を保つことができる機能の付いたものなどもありますが、これは冷蔵庫の発達としては微々たるものであり、冷蔵庫が普及したころに比べて劇的な発展ということはできません。
何より、最初に発展して普及した時から、冷蔵庫は人日の生活の中の「食」という部分において、大きく人の生活を変えることとなりました。
炊飯器や掃除機の場合もあった
上述の三つが、一般的には三種の神器と呼ばれる家電になりますね。
これらは人々の生活を変えたという面で、とても大きなものとなっています。
ですが、この中に違うものが混じることもあるようですね。
それが炊飯器と掃除機です。
他のものと変わって炊飯器と呼ばれるのは、何となく納得できるのではないでしょうか。
鍋で炊かなければいけなかった時代に比べて、炊飯器はスイッチ一つでちょうど良く米を炊くことができるのですから、これも生活を便利にする普及品であることには違いありません。
また、掃除機も同様に、普及すると人々の生活を便利にしてくれました。
箒で掃かなければいけなかった掃除が、一気に片付くようになったのですから、これも便利ですね。
三種の神器と言って一般的ン普及されたものが数え上げられているんのですが、実際に人々の意識について聞いてみると、自分の育った家庭や地域によって神器の内容に関しては少し変わってくる部分もあるのかもしれませんね。
60年代には「3C」が普及
1950年代の後半には三種の神器が普及することとなりましたが、1960年代にはそれに代わって「3C」が普及することとなりました。
「3C」の内訳は「自家用車(car)」「カラーテレビ(color television)」「クーラー(air conditioner, Cooler)」です。