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概要とはどういう意味?使い方・例文・類語・対義語・英語表現を解説

概要という言葉は、社会人であれば普段から使ったり、書類などで見かけたりするかもしれませんね。

あなたはこの「概要」と言う意味を正しく説明できますか?

今回は概要(がいよう)とはどういう意味なのか、使い方や例文、類語、英語表現を解説します。

この記事の目次

概要とはどういう意味?

概要は「全体の要点をまとめたもの、大要、あらまし」という意味を持っています。

この基本的な意味を理解した上で、各項目、それぞれがどういう意味合いを持っているのか詳しくご紹介していきます。

物事の大筋

概要には「物事の大筋」という意味があります。

普段使い慣れている方からすれば、一番初めに思いつく意味は大抵こちらの内容になると思います。

概要という言葉は使いまわしがきく便利な言葉であり、様々な場面で用いられることがあります。

何かを説明する際には、基本的には一つ一つ小さいことから説明するのではなく、物事の大筋から説明をした方が相手には分かりやすい場合が多いです。

例えば、何らかの物事が起こった時にその物事を説明する際に、「概要はこうです」と前置きをして物事の大筋を説明することができます。

こうすることによって、物事の大筋を聞き手にもすぐに理解してもらえますよね。

大体の内容

概要は、「大体の内容」という意味でも使われます。

先ほどの「物事の大筋」とそこまで大きく変わる内容ではありませんね。

なので、物事の大筋という意味をしっかりと理解しておけば、この意味も自然と頭の中で解釈できるようになるでしょう。

この意味で概要と言う言葉が用いられる場面としては、何らかの本や文献などを読み進める時に見かけることが多いです。

例えば、本のページの最初あたりに概要が書かれているのを見たことがありませんか?

本などの最初の方に描かれている概要という言葉の意味も、この本がどういう本であるかという事を指し示している、「大体の内容」という意味で用いられています。

大体の内容を説明しておいた方が、読み手としてもこの本はどんな本であり、どういう内容を描かれているのかという事を理解しながら読み進めることが出来ます。

また、手に取って概要を読んで、興味を持ってもらうことで購入してもらう事に繋がるのです。

そのため、本にとって概要はとても大事なものなのですね。

大まかな趣旨

「大まかな趣旨」という意味でも使われます。

例えば、あなたが就職活動をしようと考えたとします。

正社員として働くことを前提と考えるのであれば必ず、自分が働きたいと思える企業、そして自分が働きたいと思う職業に就く事が必要です。

そのためには、絶対に行わなければいけないのは、自分が働きたいと思える企業をまず探す事です。

そして、企業を見つけたとして、じゃあすぐに応募するという話にはなりません。

普通の人であれば、その企業が主にどういう事業内容を行っていて、社長が誰で、本社はどこにあって、という細かい事などを事前に把握する必要性があります。

そんな時に便利なのが、会社概要、企業概要、組織概要という言葉です。

大抵企業のホームページなどに書き綴られている場合が多いです。

この項目を確認すれば、その企業の大体の大まかな趣旨が記載されているはずです。

例えば、企業によっては、どういう概念を持って活動しており、主にどういう仕事内容を行っており~という事が書かれていて、その会社がどういう会社であるのかすぐにわかる事ができるのです。

このように、大まかな趣旨という意味で情報をたくさんの方に発信する際には、とても便利な言葉として用いることが出来ます。

大まかな流れ

概要は「大まかな流れ」という意味でも使われます。

これに関しても、今までご紹介してきた他の内容と同じような意味なので、比較的理解しやすいと思います。

大まかな流れを説明するときに概要という言葉を用いれば、すぐに内容を把握することが出来ます。

そのため、頻繁に用いられることが多いのです。

例えば、一日の大まかな流れなどを説明する際には、「本日の概要は~です」などと一言添えると、聞き手としても注意しながら聞くことが出来るでしょう。

利便性の高い言葉なので、どのような場面でも用いることが出来ます。

会社で何かを行う時もそうですし、会社以外でもイベントであったり、プライベートで何かを計画したりするときなどでも利用することが出来る言葉です。

知っていれば様々な場面で使えるようになります。

あらまし

概要は「あらまし」という意味もあります。

この言葉自体がよくわからないかもしれませんね。

あらましという言葉は、「事柄の大体のところ、前もって思いはかること」というような意味を持っています。

つまり、大体のところを表している言葉なので、これまでにご紹介してきたその他の言葉の意味と全く同じ内容であると理解してください。

「あらましはこうです」というように物事を説明する際に、前もって設置しておく事で、読み手や聞き手はすぐに内容を理解することが出来ます。

他の言葉と同様の使い方が出来る言葉です。

概要の使い方・例文

概要という言葉を実際に例文にした時にどのように使う事ができるのかをご紹介していきます。

出来事の概要を説明する

まずは、「出来事の概要を説明する」という例文です。

この例文に関しては、まず概要という言葉の意味をもう一度思い出す必要があります。

概要という言葉が持っている意味の中で一番適切なのは、「物事の大筋、大体の内容」が当てはまると思います。

なのでこの文章は、「出来事の大体の内容を説明する」というように訳すことが出来ます。

意味を理解しておけばそこまで難しい例文ではありませんね。

会社などにおいても、何かを人前で説明したりする際に、「まず出来事の概要を説明します。」と一言頭にこの言葉を持ってくれば、注意してその話を聞いてくれるでしょう。

話がどういう内容なのかということを瞬時に周りの人と共有することができますので、とても便利な言葉です。

会社概要を読む

次は「会社概要を読む」という例文です。

この例文に関しても、そこまで理解するのが難しいものではありません。

概要という言葉は会社概要として用いられるという事は冒頭でも説明しました。

この例文の意味は、「会社の大まかな趣旨について読む」という意味として解釈することが出来ます。

「会社概要=会社の大まかな行っている事」なので、概要という言葉を正しく理解しておけば難しい事はありません。

概要の類語

概要の類語には「要覧」「概観」「展望」「大要」「要説」「略」があります。

類語を把握しておけば、時には代替し、時には適切な場面でそれぞれの言葉を使う事ができるようになり、話に組み立て方や言葉の正しいチョイスができるようになります。

では一つ一つ詳しく見ていきましょう。

要覧

概要の類語には「要覧(ようらん)」という言葉があります。

要覧という言葉は概要という言葉となんとなく漢字自体も似ていますよね。

要覧という言葉は、「統計図表などを用いて、要点をまとめて見やすくした文書」の事をいいます。

つまり、様々な事を説明する際に便利な要点と統計図表が描かれた文章を指し示している言葉であると理解する事ができます。

とても簡単に言えば、概要は言葉と文章、要覧は文章だけに使えるというだけの違いです。

また、要覧は必ずしも統計図表が描かれている必要があるわけではありません。

単純に資料などを集めて、わかりやすく表記されているものを要覧という言葉で表現する事もできます。

この言葉の意味を理解した上で、意味が似ているという事はわかると思いますが、厳密に言うと全く同じ意味ではありません。

あくまで要覧は文書や資料などを表している言葉なので、概要という言葉とは似て異なる言葉であると理解する必要があります。

概観

次にご紹介する概要の類語は「概観(がいかん)」という言葉です。

概観は、「物事のあらましを見渡すこと、大体のありさま、全体を大雑把に見ること」という意味を表している言葉です。

概観の意味を見てみると、いかに概要という言葉と似ているかお分かりいただけると思います。

まずすぐにわかるのが、概要が持っている意味の中に含まれている「あらまし」という言葉が入っていますね。

それ以外にも、大体のありさまや全体を大雑把に見る事という意味もまったく同じなので、かなり似ている言葉であると考えられます。

概観という言葉の使い方としては、「世界経済の動向を概観する」というように使うことができます。

なので、概要と概観は同じ言葉として代替するにしても、多少文脈は変える必要があるのです。

上手に使いこなせば、たくさんの言葉で同一の表現ができますので、言葉の引き出しが増えます。

会話が上手になる為に必要なスキルですので、この機会に正しく意味を理解して覚えておきましょう。

展望

次にご紹介するのは「展望(てんぼう)」という言葉です。

展望という言葉が持っている意味は、「遠くまで見渡すこと、またはその眺め、社会の動き、人生にいく末などを見渡す事、見通す事」です。

この意味を見ると、風景などに使う言葉として活用される場面が多いと思います。

ですが、概要と似たように使うことも可能です。

例えば、遠くまで見渡す事というのは風景だけではなく、社会の動きなど、ある意味抽象的な事まで表現することが出来ます。

例文として、「将来に対する展望がない」という文章ができますが、これは「将来に対する見通しがない」という事を表しています。

この言葉と概要という言葉を比較すると、大まかな趣旨、流れという概要の意味と若干似ている表現である事がお分かりいただけると思います。

しかしながら似ている表現であるだけで、展望という言葉の意味は異なりますので、同じ表現で用いたりすることが難しいかもしれません。

大要

次にご紹介する類語は、「大要(たいよう)」という言葉です。

大要という言葉が持っている意味は、「大切な所、大事な点、あらまし」です。

この言葉の意味を見ると、概要という言葉ととても近い意味を持っています。

概要という言葉も、物事の大切な点や大事な所を表している言葉であり、なおかつあらましという言葉に関しては同じ意味として用いることができます。

なので概要と大要はかなり似ているという事、そして同じような表現で使うことが可能なのです。

要説

「要説(ようせつ)」という言葉も類語になります。

要説は、「要点を絞って解説すること、またそのもの」などの意味を持っています。

要説の意味を考えると、概要の意味と似ていることが分かりますよね。

要説という言葉は、本のタイトルなどで使われている場合が多いです。

例えば、「フランス語文法要説」などといったように、何かに対して要点を絞った本ですよ、という意味を強調する際などに使われる言葉です。

それを見ただけで、この本はフランス語の大事な点や要点を絞って解説してくれているんだな、とすぐに理解する事が出来ます。

「略(ほぼ)」という言葉も概要の類語です。

略には、「はぶくこと、だいたい、あらかた」というような意味があります。

この意味を見ると、概要と似ている事が分かりますよね。

一般的に略という言葉は、何かを略すときに使われる場合が多いのですが、あらかたという言葉の意味を考えると、要点を述べている概要という言葉と似ています。

そのまま全く同じ意味で使うことは少ないかもしれませんが、意味としてはそこまで大きく
かけ離れてはいません。

概要の対義語

概要の対義語は「詳細」となります。

詳細には「詳しいこと。細かな点。」という意味があります。

概要を英語で言うと?

概要は英語で「overview」「outline」となります。

詳しい使い方を解説していきます。

overview

概要を英語で言う場合、「overview」と言います。

overviewはそのままの意味で「概要」という意味を持っています。

概要という言葉の意味を持っているので、訳す場合はそのまま全体を見渡すことという意味を持っています。

英語のスペルを確認していただくとなんとなく意味が理解できるかと思います。

outline

次にご紹介する言葉は、「outline」です。

outlineは、「概要、あらまし」という言葉の意味をもっています。

この言葉に関しては、そのまま英語を日常的なビジネス用語として用いている人もいます。

といいますのは、outlineという言葉はそのままアウトラインと表現することが出来、時には概要の事を「アウトラインに沿って」などと表現する事もあるのです。

この言葉を理解しておけば、進行する人がアウトラインという言葉を発した時点で概要という意味だな、と自然に理解する事が出来ます。

アウトラインという言葉は会社においてもよく用いられる表現にもなりますので、この機会に正しく知識としてインプットしておきましょう。

概要の正しい意味を覚えよう

今回は概要という言葉の意味や、使い方、類語、そして例文などを交えて詳しくご紹介しました。

たったひとつの言葉でもこれほど学ぶべき事が存在しています。

全ての言葉を学ぶという事は難しい事ですが、日常的に使用頻度の高い言葉にしぼって把握しておけば、実用的に言葉を用いる事ができる場面が多くなります。

どれだけ多くの事をインプットできるかで結果が変わってきますので、少しでも多くの言葉を勉強する機会を増やしていきましょう。

これからは概要という言葉が用いられることが出来る場面では、積極的に活用してみてくださいね。

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