「最近」か、あるいは「数ヶ月前」と両方とも同じくらいの意味があると考えられます。
文脈や話し手によっても異なる
「最近」という言葉を使うときは、使う側の話し手や文脈によっても異なります。
若い人が使う「最近」とお年寄りが使う「最近」の味解が違うように、文脈によっての捉え方も変わってきます。
️最近っていつまでを指す?
では、一般的に最近とはいつまでのことを指すのでしょうか。
状況によってその幅は変化しますが、日常でのよくある使い方を見てみましょう。
昨日
昨日のことは最近と言っても良いですが、昨日と言ったほうが相手に伝わりやすいです。
昨日のことを最近という人がいますが、「具体的にいつ?」と聞くと、「昨日!」と言うのです。
それなら「最初から昨日と言おうよ」と心の中で思ってしまいます。
2、3日前
2、3日前のことも、直近のことなので、最近と言われるよりは「おととい」などと言ったほうが伝わりやすいと思います。
話の重要性があまりないのであれば、最近という感じで言われても嫌な気はしませんが、仕事であれば細かく日数が知りたいところですね。
ここ一週間
ここ1週間を「最近」と言うことが1番多のではないでしょうか?わざわざ「先週の何曜日にね…」というより、「最近ね…」と言った方がスムーズなのかもしれません。
今月の間
今月の間となってくると、なかなか何日に何曜日に何をしたか…記憶力がないと分からなくなり、「最近」と使う人が多いでしょう。
会話の中でも最近とでてきて、「最近ってどれくらい前?」と聞くと「2週間くらい前かなぁ〜」なんて返ってきますが、手帳で見てみると全然違ったりする場合があります。
なかなか一カ月の出来事をこと細やかに覚えることは難しいです。
この辺りから最近を使うべきでしょう。
先月まで
では、先月のことを「最近」と言うのはどうでしょうか。
月をまたいでいますので、最近と言うよりは「先月」と言っても良いでしょう。
話の内容にもよりますが、例えば「先月のお金の支払い」のことを「最近のお金の支払い」と言われてしまうと、話がゴチャゴチャになってしまい誤解をされてしまいます。
このように、仕事の締め日やお金の支払いなどの重要性の高いことは、最近とは言わずに先月と言った方が伝わりやすいです。
ここ2、3ヶ月
ここ2、3ヶ月のことを最近ということも多いでしょう。
友達との会話の中では通用すると思われます。