しかし、何年も前に仕事で成功したことを「最近」という言葉を用いて武勇伝のように大袈裟に語られてしまっては、相手には「昔の話ばかりで今をどうにかしてほしい」と冷められてしまうことも。
「最近」という言葉は、使いようによっては意味がだいぶ変化してしまうので、言葉選びに注意しましょう。
特に考えてない
最後は、特に考えてない時に使う「最近」です。
これは最近という言葉を、言葉として使わずにニュアンス程度に捉えている場合です。
例えば、「最近だるいんだよね〜」とか「最近目が浮腫みがちでアイラインが引けない〜」というように、特に自分でもいつからかよく分からないし、相手も詳しく聞くこともないような「最近」の使い方です。
主語を探すのも億劫な時に軽く使われる「最近」は、便利や言葉と言えるでしょう。
️”最近”の様々な使い方
それでは最近の様々な使い方をいくつか紹介していきますので、参考にしてみてください。
“最近”のニュースや社会問題
最近のニュースや社会問題と言われたら、今、テレビで話題になってる政治の問題や事件を指すでしょう。
もしも最近のニュース知ってる?と質問されたら、朝見たばかりのニュースを言うのが的確ですね。
あなたが思ってる以上にニュースは毎日変わるので、昨日のことを話してしまったら「それもう知ってるし。」と思われてしまうかもしれません。
ニュースや社会問題に関しては、直近のことを話題に出すことをお勧めします。
“最近”の体の調子
最近の体の調子と言われたら、ここ1週間くらいの体調のことを示してます。
病院に行っても、体の不調は1週間くらい前までのことを聞かれるのが一般的だと考えられます。
もちろん、最近の体の調子=今の体の調子でも許容範囲だと考えられます。
中には心配されたくて、何週間も前の絶不調のことを最近とは関係なしに話す人もいます。
“最近”の天気や気温
最近の天気や気温と言われたら、季節の変わり目のこともありますが、2、3日前の天候を示してます。
まちがっても、何か月も前に降った雪を最近の天気として言ってしまわないようにしましょう。
“最近”あった楽しいこと
最近あった楽しいことと言われたら、相手の楽しかった時期を示してます。
それは近頃のことかもしれないですし、半年前の旅行の話かもしれません。
これは「最近」を自由に使って、楽しい話をしても良いのではないでしょうか。
“最近”の若い人は…
最近の若い人と言われたら、大まかな部類になります。
若い人のことを問う年代にもよりますが、一般的には学生などの自立してない人を指したり、または社会での未熟者を示してます。