生きている中では色々な人に出会うことがありますよね。

良い人に出会うことができると、自分の人生が豊かになったような感覚を得ることができるはずです。

ですが、その一方で、必ずしも世の中には良い人ばかりではないと思い知らされることもよくあるでしょう。

見てしまったときに思わず顔をしかめてしまうような出来事を「まさに外道だ」と表現することがあります。

ここでは、この「外道」について詳しく見てみることにしましょう。

外道だと思われることは、漫画や映画の中だけではなく実際に行われているのでしょうか。

また、どのような出来事を外道だと表現することができるのでしょうか。

普段はあまり触れたくない外道という言葉について知らない方のために、詳しく説明します。

「外道」の意味はたくさんある

 一口に外道と言っても、実は外道の意味にはたくさんの物があることをご存知でしたか?外道という言葉は普段使われない言葉であるだけ、実はあまり知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外道という言葉について、少し普段は見ない視点から掘り下げてみるようにしましょう。

1. 読み方は?


 まずは基本的な情報です。

外道は「げどう」と読みます。

外の道と書いてありますが、どちらかというと「外れた道」というような印象が強い言葉ですね。

「げどう」と読み、「そとみち」などではないので気を付けてくださいね。

2. 仏教的な意味合い

 外道という言葉は、仏教的な意味合いが強く出ているように思われます。

元々は、他の路に歩んでしまった人、つまりは違う宗教を選んだ人、違う宗派を選んだ人などの意味も込められています。

現在では宗教的な意味に関係なく「人の道に外れてしまっている人」という意味で一般的に知られていますが、元々は宗教用語でした。

さらに、外道という言葉は人の総称を表しましたので、行為そのものを表現するものではなかったような印象が強いですね。

内道の反対

 仏教では外道の反対語としては「内道」という言葉もあります。

こちらは外道に対してはあまり知られていない言葉ですね。

これも宗教的な意味が強くあり、きちんと悟りを開くことができた人、悟りを得ることを指すようです。

人の道から外れたことを一般的に外道と呼ぶのに対して、きちんと生活している人を内道と呼ばないのは不思議な感じもしますね。

内道と外道はセットで扱われることが良くあります。

3. 邪悪な悪魔

 外道は邪悪な悪魔を指すこともあります。

これは、元々は外道が宗教的な意味で使われることがあったと言うことからも想像できるでしょう。

宗教的な道を外れた人のこと、違う宗教を信じている人のことを外道と呼びます。

正確には、人間に煩悩を与えると言われている悪魔と、他の宗教を信仰している人を併せて「悪魔外道」と呼ばれるようです。

4. 邪道なこと


邪道なことを外道と呼ぶこともあります。

邪悪なものが通る道だから、きちんと守らなければいけない道を外れたという意味で外道と使うのでしょう。

邪悪なものを選ぶということは、きちんと人間として守らなければいけない道を外してしまったということになりますよね。

ここから、人間としてしてはいけない邪悪なことをする人のこと、またはその王位のことを外道だと表現するようになっているようです。

【邪道については、こちらの記事もチェック!】

5. 心のひねくれた人

 外道には心のひねくれた人という意味合いもあります。

きちんとまっすぐに生きることができる人間に対して、ひねくれた人は物事を斜めに見てしまうのです。

さらには、悪いことを平気でする人もいるでしょう。

ここから、人間としての道を外れた人だということで外道と呼ぶようになっているのです。

6. 魚

 ここまでは道徳や宗教が絡んだ「外道」についてご紹介しました。

ですが、実は、魚関係でも外道という言葉が使われることがあります。

主に釣りで使われます。

釣り人は基本的に狙う魚を定めています。

何でも良いからつってみようという趣味の人もいるかもしれませんが、出来れば良い肴の方が良いですよね。

そのために餌や釣り場を工夫するでしょう。

そうして工夫して行っているのに全く狙っていないほかの魚が釣れてしまったときに、その掛かった魚のことを「外道」と表現するのです。

釣れたとしても全く嬉しくないことから、外道という言葉を使うようになったのかもしれませんね。

この言葉は釣り人以外にはあまり知られていないので、今まで全く知らなかったという方がいても不思議ではありません。

まさに外道だと思った10個の出来事

 それでは、具体的にはどのようなことがまさに外道だという扱いをされるようになっているのでしょうか。

世の中にあふれるニュースや、さらには自分の身近にいる「外道」について見てみることにしましょう。

まさに外道だと思ったことに関しては、色々な人に意見が一致することもあるかもしれませんね。

誰が見てもひどいと思われる外道の行動についてご紹介します。

1. 無差別殺人

 無差別殺人には外道だという想いを抱く人が多いのではないでしょうか。

特に理由もなく人を殺していく精神状態は風雨の人間には理解することができませんし、理解したいことだと思うこともできないでしょう。

何か恨みがあっての殺人なら、人を殺そうというエネルギーや考えた方は理解できなくても、同情できる部分があるのかもしれないと思ってしまうこともあります。

ですが、無差別な殺人の場合には、全く関係のない人を自分の勝手で殺すことになるのですから、人の道を外れていると考えてしまってもおかしくはありませんね。

2. 放火魔

 放火魔も外道だと考えられるものになるでしょう。

人の命を奪い、もしくは危うくするだけではなく、誰かの大切なものを焼き尽くすという手段をとったことが許せないと考える人は多くいます。

実際に死刑になる人の判断基準として放火が上げられていますから、人間のする行いの中でも残忍なことの一つに挙げられるでしょう。

まさに外道とするべき人間だということになりますね。

3. W不倫

 最近ではW不倫も外道の扱いとして取りざたされることとなりました。

確かに、自分のパートナーを顧みることなく、法律的にも道徳的にも許されることのない不倫関係に陥るのは外道としか言いようがないでしょう。

不倫は、嫌われる一方でロマンがると言われてしまうこともありますが、それは実際にはあり得ません。

人の道を外れた外道の行うことだと多くの人が考えているのです。

4. スリや泥棒

 スリや泥棒も外道とみなされることが多いですね。

ずるさがにじみ出ていることが、外道として言われてしまう原因でしょう。

もちろん、スリや泥棒が殺人よりもマシなことだと言われることがあるのは理解できます。

ですが、スリや泥棒の場合には癖になってしまい、一つ一つの罪としては殺人程に重くなかったとしても、それをしている人間性は既に外道となってしまっていることには違いありません。

5. コネ入社

 これは、犯罪扱いされることはありませんが、外道と言われてしまうことがよくあるものでしょう。

コネ入社の場合には、他の人がしてきたような苦労をせずに入社することとなります。

最近では不況で就職が難しくなってきていますから、コネで苦労することなく入社で来ている人を見るとやっかみを交えて外道と考えてしまうのです。

自分が苦労していることを苦労もせず、自分自身の力を使おうともせずにしている人のことを見て、気持ちが良い人などいるはずがありませんよね。

6. 物をもらっても絶対にお返ししない

 ものをもらっても絶対にお返しをしない人というのも、あまり好かれていないでしょう。

また、その狡さが外道だと言われてしまう原因になります。

確かにしていることはハンザ急ではありませんが、ずるく、人に責められても大丈夫なラインでやっているところが外道だということになります。

人間は助け合って生きているものですから、何かしてもらっているのに、それを返さない人のことを許せない風潮がありますね。

法律で決められているわけではなくても、人間社会の中での風潮に逆らうということは、人間の道を外しているということになりますから、外道扱いされてしまうのです。

7. いじめ加害者なのに無関係を主張

 いじめは現代の大きな問題となっていますよね。

いじめの加害者なのに無関係を主張して自分への追及を逃れようとする態度は、いじめをすることに加えて、さらに狡さを露呈することとなります。

陰湿ないじめをしていることだけでも、外道と呼ばれるのです。

そこの責任から逃れようとする態度を気持ち良いと思う人はいませんし、人間としてしてはいけないことをした人間は外道扱いされるのです。

いじめ加害者が責任逃れをしているところを見ると、まさに外道だと思わざるを得ないのではないでしょうか。

8. オレオレ詐欺

 オレオレ詐欺がつまらない詐欺の割に外道扱いされてしまうのが、狙っている対象が弱者だからです。

オレオレ詐欺が対象としているのは老人であり、さらには、助けのないよな人たちです。

こうした人たちをだまして金を奪おうとするような発想をしている人のことを外道と呼ぶのです。

さらには、詐欺師を名乗るようなことをしておきながら、していることが弱者いじめのようなチンケな内容なので、余計に外道だとみられてしまうのかもしれませんね。

9. 偽札作り

 偽札作りをする人も外道だと言われますね。

その手口がまさに外道というイメージです。

お金を正当に稼ぐ方法はいくらでもあるのに、偽札を作って社会を惑わすような方法を取ることが外道だと言われるのです。

偽札作りは壮観にできるものではありませんが、お金がないからと言って、普通はそう言ったことをしようとは思いません。

10. 悪徳宗教

 悪徳な宗教を見ていると、その教祖や教団に対しては外道という言葉が思い浮かぶのではないでしょうか。

困っている人の弱みに付け込んでお金や大切なものを奪おうとする体勢は外道としか言いようがないですよね。

悪徳宗教にはまってしまっている人は、精神的にコントロールされてしまっているので、そう簡単に抜け出すことができません。

弱っている人をそうしてさらにひどい道へと突き落とそうとするやり方は、人としての道を外れていると言ってしまって問題がないものでしょう。

外道な人の特徴とは?

 外道な人とはどのような特徴を持っている人のことを言うのでしょうか。

外道な人を見分けることができれば、その人から被害ウケることもなくなりますよね。

外道な人の特徴を以下に挙げましたので、人を見る際の参考にしてみてください。

1. 自分さえ良ければいいと思っている

 外道な人は基本的に自分を中心的に考えています。

自分のことだけ良ければ良いと思っているので、他の人がどうなろうとも構いません。

そのために、ひどいと思われるようなことでも普通にすることができるのです。

自分さえ良ければ良いと思っている人は人のことを助けようともしないでしょう。

2. 全部人のせいにする

 全部人のせいにするという特徴を持っている外道も多いですね。

外道なことをする人は自分で自分の責任を負うことはありません。

これはよく考えてみると当たり前だと言えるのではないでしょうか。

なぜなら、自分で自分のしたことに責任を持つ人は、自分のしたことがひどいことなら、それを怖いことだと思ってしまうからです。

外道な人は、自分の人生や自分のしたことに対して責任を持っていないので、平気でひどいことをすることができるものなのです。

3. 人の手柄を全部取る

 人の手柄を全部取ろうとする傾向がある人も外道の特徴を持っていますね。

人の手柄を取るようなずるいことができる人間はそう簡単に見つけることができません。

人として恥ずかしいと思ってしまうからです。

ですが、外道な人間は人としての道に外れてしまっているので、そう考えることが怖くないという特徴があります。

まとめ

 いかがでしたか?
 外道な人の特徴や外道な人の行動を理解することができたでしょうか。

外道な人は、基本的には普通の人から理解されることがありません。

そのことがさらに外道への道を歩ませてしまっているのかもしれませんね。

ですが、外道な道を歩んでいる人は、そう言った道しか歩めない人なのかもしれません。

あまり関わらない方が良いですし、そちらの道に行かないように反面教師にしてみるしかないのではないでしょうか。