皆さんは、「てきとう」という言葉にどんなイメージをお持ちですか?いいかげん、信頼できない、ルーズなどネガティブな印象をお持ちの方が多いと思います。

一方、割り切り上手、要領がいい、器用など良い印象もあるかもしれません。

辞書によると、適当とは、「ある条件・目的・要求にうまく当てはまることやそのさま」、「程度などが程よいこと」、「やり方がいいかげんであることやそのさま」と定義されています。

言葉の意味からして、良い面と悪い面という、相反する二つの意味を含んでいることがわかりますね。

類似語の「いい加減」も同じで、ぴったり合うような良い面もあれば、許容範囲に収まるようにこなすという、現代でよく用いる「適当」に似た意味もあります。

ではこれから、そんな「てきとう」という形容詞で表される「てきとうな人」の特徴を見ていきましょう。

周りにてきとうな人っていない?

平成の「てきとう男」といえば、「高田純次」さんですね。

「俺の話は、話半分で聞いてくれればいいんだけど、半分は多いから5分の1でいいや」「よく心がないって言われるけど、人の話はちゃんと聞いてるよ。

ただ、理解する気がないだけなんだ」などの適当な発言や、行動でお茶の間に笑いを提供し続けています。

一生懸命取り組んでいる時に、武田さんが目の前に現れたらそれだけで力が抜けそうですが、適当男の反面、しっかりした一面もあるようです。

彼は、有名タレントとして第一線で活躍し続けていますし、自身が所属する事務所の代表取締役を勤めたり、家族を養うために工場で働いたことがあったり、適当な発言を繰り返しながらも、やるときはやる男として有名です。

ですから仕事ができる多くの男性が、程よく力の抜けている高田さんの生き方に憧れているのも頷けますね。

他にも「所ジョージさん」や「明石家さんまさん」も独特の適当さで、周りを振り回しながらも、若い人に憧れられる存在であり続けています。

あなたの周りにも彼らのように、「てきとうだね」とみんなから言われながらも、人に好かれているような人はいませんか?ある調べによると、年収1,000万円以上の人たちの3割は、仕事で手を抜いていると答えているそうです。

ですから、程よく、いい加減に仕事をしながらも、きっちりと結果を出している人が統計的にも多いこともわかるので、きっとどこのコミュニティにも、一人か二人は「てきとうな人」と言われている人はいることでしょう。

てきとうな人に当てはまる特徴12個


日常生活で「てきとうな人」が職場にいたり、家族の中にいるなら、きっと困ることも多いかもしれません。

何事に対しても程よく自分を合わせたり、無駄を省くぐらいの適当さだと嬉しいのですが、たいていの場合は、そんなにバランスは取れていません。

むしろ、「てきとうな人」は、雑な仕事の仕方をしたり、投げやりで人任せなことが多いです。

悪い意味でいい加減、協調性がなく、自分の判断で行動しがちな人が多いのが現実です。

ではこれから具体的な特徴を見て、「そうそう」と同意することによって、少し気持ちをスッキリさせましょう。

時間にルーズ

てきとうな人は、万事においてルーズなので、当然時間も守りません。

自分自身の時間について、真剣に捉えていないので、人の時間についても価値がわからないのです。

ですから、これといった理由もなく約束の時間に遅れてきたり、遅刻する連絡を入れることも少ないでしょう。

毎日だらだらと時間を使っているので、相手を待たせることに対して、悪いとは思わないのです。

もしくは、自己中心的で、相手にどれだけの迷惑がかかるかを想像しなかったり、遅れるのを防ごうとしないのかもしれません。

ですからドタキャンをしたり、理由がない遅刻を繰り返す人がいるなら、その人はてきとうな人なので、こちらが対策を打たなければなりません。

約束の時間を早めに伝えたり、自分もその人に対してはルーズにしたり、待ち合わせ場所に、時間が潰せるところなどを選ぶなどすることができるでしょう。

てきとうな人が時間を守ることはないと諦めて、自分がストレスを感じないようにすることが大切です。

責任感がない


てきとうな人は、責任感がないので、どんなに大事なことでも、どれだけの人が関係しているとしても、途中で投げ出したり、言い訳をして逃げ出す場合があります。

責任感のある人なら、自分が関わったことは最後までやり遂げようという固い意思のもと、大変な状況でも最後までやり遂げられるように最善を尽くします。

しかし責任感がないなら、「自分は知らない、もう無理」という自己中心的な理由で、負うべき責任を人に投げてしまうのです。

都合が悪くなった時に仕事を押し付ける上司や、失敗した時にかばってくれない先輩は要注意です。

先のことを考えていない

「なんとかなるだろう」と、将来のプランを立てることも、先の計画をねることも全くしないなら、楽観的を通り越した「てきとうな人」です。

てきとうな人は、じっくり考える習慣がなく、今さえ良ければいい、とりあえず目の前にあることだけ過ぎればそれでよしと、その場しのぎの生き方になってしまいます。

ですから、先のことを思い描くことができなくなってしまい、自分の行動を目標に向けて律したり、将来のためにコツコツ頑張るという努力も怠ってしまうのです。

約束やルールを守らない

てきとうな人は、決まり事である約束やルールも、真面目に受け止めず、適当に、いい加減に捉えてしまいます。

最初から絶対に守るべきものという意識も低く、自分の生活の中であまり重きを置いていないことなので、悪気はなく、すっかり忘れてしまう場合も多いのでしょう。

社会は、規則やルールというものがあって、統制が取れ、平和にうまく回っていきます。

しかし、それのルールを気にしない人が一人でもいると、バランスが崩れてしまったり、不平が出てきてしまいます。

ですから、てきとうな人は協調性もないことが多いです。

また、個人的な約束でも、きちんと守らなければ信用を失って、繰り返すと周りから孤立してしまうことになるでしょう。

約束やルールは、守られるものという大前提で取り決められています。

ですから尊重しないと、てきとうな人本人にとっても害となるでしょう。

話を聞かない

人の話を聞くということは、その人に関心を示す最大の方法でもあります。

心から気遣ったり、何か助けになれることはないかと思っているなら、真剣に聞きますし、その人から何かを学ぼうとしていても、漏らすことがないように注意を集中させて話を聞くことでしょう。

しかし、てきとうな人は、他の人に関心を持つ感覚が乏しいので、人の話も「へ〜」という程度にしか聞きません。

軽く相槌を打ったり、話している人を見なかったり、違うことを始める人などは、明らかに、話している人にも、話されている内容にも興味を持っていないことがわかりますよね。

このように自分のこと以外に関心を示さない人は、他人のことは別にどうでも良いと考えている、物事を深く考えてないてきとうな人と言えます。

反省する悩みがない

てきとうな人の典型的な特徴が、悩みがないことと言えるでしょう。

普通の人は、自分のしたことを振り返り、「あれで良かったのだろうか、もっと良い方法はあったのでは」と反省したり、深く考えることによって悩みとなります。

しかし、てきとうな人は、基本的に今目の前にあることしか考えないので、過去の自分と向き合うことはしないのです。

悩みはストレスとなり、心身ともにダメージを与えるので、悩むことが良いと言っているのではありませんが、多少なりとも自分を見つめ直したり、反省することは、自分自身の向上に繋がります。

ですから、過去の失敗を笑いに変えたり、グジグジひきづらないという、てきとうさの良い点は活かしつつ、少しは成長できるように、考えてみるクセをつけられたらいいですね。

自分に甘い

自分に甘いということは、低いレベルでも、自分はよくやったと自己肯定してしまうので、進歩することがありません。

間違いを繰り返してしまったとしても、自分を正当化したり、仕方がないと言い訳をしてミスから学ぼうとしません。

「でも」「だって」などの言い訳をしていたり、「モチベーションが上がらなかった」「タイミングが合わなかった」などと漠然とした理由で、目標としていたことやノルマを諦める傾向のある人は、まさに自分に甘い人と言えるでしょう。

ダイエットに成功しない人、何をやっても三日坊主の人、貯金ができない人、我慢ができない人、他人に厳しい人は要注意です。

自分に甘いと、どうしても責任を持って何かを成し遂げることより、言い訳をして諦めてしまうことが多くなるので、周りからはてきとうな人と見られてしまうでしょう。

だらしない

だらしないとは、辞書によると「きちんとしていない」「整っていない」「節度がない」「締まりが無い」「体力や気力がない」「根性がない」となっています。

意味を考えるとてきとうと共通する部分がありますね。

しかし、だらしないには、様々なタイプがあると思います。

「服装がだらしない」「だらしない体」など見た目に無頓着なタイプ、「異性にだらしない」「お金にだらしない」という、仕事もでき生活もしっかりしているのにある特定の分野だけ苦手なタイプです。

何れにしても、だらしなさに共通するのは、究極のマイペース、自分に甘い、他人の気持ちを考えないなど、自己中心的な特質です。

整理整頓できない

人の性格は言動などによって表に現れます。

ですから部屋や机など、プライベートなスペースを見ると、その持ち主がどんな性格の人か読み取ることができます。

部屋が物で溢れ、ごちゃごちゃしている人は、約束を破ったり、人間関係もごちゃごちゃしていたり、生活全体が部屋のように整っていないと言われています。

なぜなら、片付ける習慣というのは、物を大事にする心、人に対する心配り、自分の習慣を守る意思が関係しているからです。

てきとうな人は、出したものを同じところに片付けたり、掃除をして綺麗に保つという、小さな約束とも言える習慣を守ることができないのです。

根本的に「自分がよければいいと」考えているので、物や人に対して無頓着で、雑に扱ってしまうのです。

借りたものを返さない

友達にCDやDVDを貸してそのままの状態で、数ヶ月たち、顔を合わせても何も言わないところを見ると、完全に忘れているのか、あえてなのかよくわからなくなりますね。

しかも、返してとはなかなか言いにくいと感じる人が多いです。

お金の貸し借りは人間関係を壊すとよく言われますが、私物の貸し借りも、友情に亀裂が入ることがあります。

また、友人関係だけでなく、レンタル用品を期日までに返さずに、いつも延長料金を払う人、職場の物を自分の私物化している人など、人の物と自分の物の差が低い人の心理は何でしょうか?基本的に、借りたものを返さないという人は、てきとうなのです。

借りた物自体も大したことないと考えていますし、貸してくれた人の気持ちも考えません。

自己中

自己中は「自己中心的」を略した言葉です。

つまり、世の中は自分を中心に回っていると考え、物事の見方や、人との付き合い方で常に自分を優先することをさします。

マイペースといえば、良い意味を含んでいるかもしれませんが、自己中心的とは、その自分ファーストの考え方や言動によって、周りに迷惑をかけているレベルで、ネガティブなイメージしかありません。

自己中の人は、非常にプライドが高く、失敗を指摘されると怒り出したり、ミスを人のせいにしたりします。

また、社会のルールよりも、自分のルールを優先するので周りとの価値観のギャップが生まれてしまいます。

わがままと言われることも多いでしょう。

てきとうな人と思われる人の特徴の一つに、他人を配慮しないことがありますので、自己中心的な言動を繰り返すなら、わがままというだけでなく、信頼に当たらないてきとうな人として、周りの人から呆れられてしまうでしょう。

ストレスに弱い

てきとうな人は、思い詰めることがないので、ストレスを感じることも少なく、プレッシャーにも強い感じがしますが、実はストレスに弱いと言われています。

日頃から、大変なことや嫌なことを避けて通ることを生き方にしているので、目の前にどうしてもやらなければならないことがきて、そこから逃げれない時には、大きなストレスを感じます。

問題に対処することに慣れていないし、今までいい加減に生きてきているので、対処の仕方も身につけていないし、周りとの信頼関係もないので、キャパがない中で一人で問題に取り組まないといけなくなります。

しかも考え方が逃げ越しなので、なかなか壁を越えることができず、ますますストレスを抱えてしまうのです。