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精神年齢が高い人と低い人それぞれの...(続き3)

自分の経験してきたことから、多くのことを考え、学ぶことができるからです。

例えば、小学生と大学生を考えてみてください。

もちろん、生きてきた年数も行動範囲も違いすぎますから、当然大学生のほうがいろいろな経験をしてきているはずですよね。

その小学生と大学生が歩いているときに、知らない人に道を聞かれたとします。

知らない人に話しかけられることにも、道を教えることにも慣れていない小学生は、あたふたしてしまいうまく説明することができない子が多いと思いませんか?それに比べて、大学生は道を聞かれたことも何回かあるだろうし、なにより人と話をすることに慣れているので、道を教えるくらいではそこまで緊張したり動揺したりすることなく説明することができるでしょう。

極端な例ですが、経験が豊富だと精神年齢が高くなるということはこういうことでしょう。

11.頭を下げられる

どんな相手にでも、頭を下げることができる人も精神年齢が高いといえるでしょう。

自分に非があるときに、それをきちんと認めて、頭を下げることができる人。

なにか頼みごとをするときに、頭を下げることができる人。

こういう人こそが、精神年齢が高いのです。

ただし、「どんな相手にでも」という条件が加わります。

それは、自分より立場が上の人に対して頭を下げることができるのは、素晴らしいことでも精神年齢が高いことでもありません。

当然のことです。

相手より自分のほうが下ですから、誰でもペコペコしてしまうでしょう。

しかし、自分より立場の弱い人が相手の場合はどうでしょうか。

たとえ、自分が悪いとわかっていても素直に頭を下げることができなかったり、頼みごとがあるときにも「お願いね~」のように、軽く頼んでしまう人が多いのではないでしょうか。

それでは、精神年齢が高いとは言えませんよね。

精神年齢が高い人は、自分より立場が低い人が相手でも、頭を下げなければならないときには、きちんと頭を下げることができるのです。

12.同い年の中で良い意味で浮いている

精神年齢が高いということは、「実年齢よりも心が大人である」ということですよね。

なので、同い年の人といると少し浮いてしまうものなのです。

なぜかというと、多くの人は実年齢と精神年齢の差がそれほどないことが多いからです。

実年齢より精神年齢が高い人は、行動や考えることが周りの同い年の人と少し違ってきてしまうわけです。

だから、少し浮いてしまうのです。

でも、それは悪い意味での浮くとは違います。

周りの同い年の人よりも、考えも行動も大人で、いい意味で浮いてしまうのです。

13.辛い・苦しい経験がある

経験が豊富なことも、精神年齢が高い人の特徴だとお話ししました。

その中でも、辛い経験や苦しい経験をしていると精神年齢が高くなるようです。

その理由は、いい経験よりも苦しい経験のほうが学びが大きいからです。

より自分を成長させるのは、辛い経験なのです。

辛い経験や苦しい経験をしている人は、同じような経験をしている人の気持ちがわかるようになります。

自分もそうだったからです。

幸せなことや嬉しいことが起きたときの気持ちって、誰でも想像することは簡単なんですよね。

内容が違っても「嬉しい」「幸せ」という気持ちにそれほど差がないでしょう。