相手より自分のほうが下ですから、誰でもペコペコしてしまうでしょう。
しかし、自分より立場の弱い人が相手の場合はどうでしょうか。
たとえ、自分が悪いとわかっていても素直に頭を下げることができなかったり、頼みごとがあるときにも「お願いね~」のように、軽く頼んでしまう人が多いのではないでしょうか。
それでは、精神年齢が高いとは言えませんよね。
精神年齢が高い人は、自分より立場が低い人が相手でも、頭を下げなければならないときには、きちんと頭を下げることができるのです。
12.同い年の中で良い意味で浮いている
精神年齢が高いということは、「実年齢よりも心が大人である」ということですよね。
なので、同い年の人といると少し浮いてしまうものなのです。
なぜかというと、多くの人は実年齢と精神年齢の差がそれほどないことが多いからです。
実年齢より精神年齢が高い人は、行動や考えることが周りの同い年の人と少し違ってきてしまうわけです。
だから、少し浮いてしまうのです。
でも、それは悪い意味での浮くとは違います。
周りの同い年の人よりも、考えも行動も大人で、いい意味で浮いてしまうのです。
13.辛い・苦しい経験がある
経験が豊富なことも、精神年齢が高い人の特徴だとお話ししました。
その中でも、辛い経験や苦しい経験をしていると精神年齢が高くなるようです。
その理由は、いい経験よりも苦しい経験のほうが学びが大きいからです。
より自分を成長させるのは、辛い経験なのです。
辛い経験や苦しい経験をしている人は、同じような経験をしている人の気持ちがわかるようになります。
自分もそうだったからです。
幸せなことや嬉しいことが起きたときの気持ちって、誰でも想像することは簡単なんですよね。
内容が違っても「嬉しい」「幸せ」という気持ちにそれほど差がないでしょう。
でも、辛いことって世の中にたくさんありますし、種類も様々ですから、ピンポイントで似たような経験をしていないと本当にその人の気持ちってわからないんですよね。
「辛いよね」ではダメなんです。
人は成長して精神年齢が高くなります。
成長を促してくれる辛い経験をしていることが、精神年齢が高い人の特徴になってしまうことはやむを得ないことなのです。
14.未来を見据えている
精神年齢が高い人の中に「今が楽しければそれでいい」という人は、あまりいません。
しっかり未来を見据えることができる人が多いからです。