汗がいっぱい出ている、というだけでなんだか不潔な印象を持たれちゃうこともあるんです。
だから、タオルを持ち歩くのは常識。
もう夏なんかタオル無しじゃ、ちょっと歩くだけで汗で目が開けられなくなっちゃたりもして大変です。
それも、普通のスリムな女子ならカワイイ小さいサイズのハンカチとか、オシャレなミニサイズのタオルなどでいいかもしれませんが、おデブの汗はそんなのでは吸収しきれません!
持ち歩くのは、大き目のタオルです!
でもどうして、太っている人って普通の人よりも汗をいっぱいかくんでしょうね?
それは、肥満体系の人は皮下脂肪が厚いため、体の外に熱を出しにくい状態にあるからだそうです。
それで、体温が上がった時に熱を下げるために汗をかくのですが、その汗が普通の人よりも多くなってしまいます。
さらに、悲しいことに太っている人の汗はニオイがキツイという傾向にもあるようです。
それは、運動した時に酸素を体に取り入れる量が普通の人よりも少ないということに理由があるようです。
そうなると、汗の中に乳酸が多くなってしまい、ニオイが強い汗をかくようになってしまいます。
それが体臭となってしまい、ニオイがキツイんですね・・・。
また、太っている人は油っぽいものを好んだり、さらには食事量が多いということで、汗に栄養素がたくさん含まれて、それが細菌の餌になって増殖してしまうようです。
なので、やっぱりおデブ女子たちは、汗の処理やニオイのケアなどに常に気を遣っていなくてはいけなくて、普通の人よりも夏場は特に苦労しているんですね。
床に落ちたものを拾えない
イスに座っていて、アって何かを落としたとき、スリムな体系の人はささっとなんてことなく拾えるのに・・・、デブはお腹と胸と太もものお肉が全部邪魔して、拾うことができないんです。
お肉が邪魔でかがんでも、手が届かないから。
学校やオフィスなどでも、鉛筆とか文房具を落としてしまったり、教科書を腕で押しやって落としてしまうことって結構ありますけど、そのたびにいちいちイスから降りて拾わなくてはいけない、もしくはものすごいエネルギーを使って拾わなくてはいけないんです。
何かお会計をしているときに、小銭などの細かいものを落としてしまったときも最悪。
あんな細かいものを拾おうもんなら、思いっきりかがまなくていけないでしょう?
あの時の、どっこいしょという苦労は、普通の人にはわからないでしょう。
自分の幅がわからない
自分が太っていることは自覚しています。
でも、自分の幅なんてじつはわからないです。
問題なく通れると思っていた隙間に、自分がバキッと挟まってしまったあの瞬間。
そんなに自分のおしりは大きいのかとびっくりすることもあります。
混雑時だって、デブはみんなから嫌がられる存在なんですよね。
だって、「こんな狭いところで、幅をとってんじゃねーよ」っていう空気を感じます。
でも、自分ではどのくらいの幅を自分がとっているのか、よくわかっていなかったりするんですよ。
だから、道幅が狭いところとか自分では別に大丈夫とか思っているんだけど、いろんなものに当たってしまっていることもあります。
人に体が当たってしまうこともよくあるので、どこか体の一部が何かに当たるのが当たり前みたいになってしまっていることもあるかもしれません。
それでデブはずうずうしいイメージががあるかもしれませんが、ただ単に自分の横幅、厚みがイマイチ把握できていない、ということだけだったりするのです。
だから許して・・・。
服が見つからない
普通の人はモールに行ったり、どこにでもあるお店でいつもお買い物を楽しんでいることでしょう。
オシャレなものがたくさんあって、たくさんのお店で自分に似合う服を好きなだけ探すことができます。
自分の好みのスタイルとか、色とかデザインとか、オシャレを思いっきり楽しむことができますよね。
でもデブにとって、服の選択肢はものすごく狭いんです。
カワイイ、これ欲しいと思っても、「入らない」「サイズがない」なんてことはいつものこと。
普通の人は自分の好きなデザインや色などで服を選んでいるかもしれませんが、おデブ女子の服の選び方はまず「自分が着られるものか」ということなんです。