CoCoSiA(ココシア)

フィクションの面白い小説17選(続き4)

彼女の中に、一生消えることのない記憶と彼の感触を残す、そんな激しい恋愛事情を描いています。

一度読んだらもう最後まで読まずにはいられなくなるほど、引き込まれる内容です。

ミステリー

恋愛小説とはまた違ったドキドキ感、そして「そうきたか!」というストーリー展開、さらには人間の複雑な感情や人の裏側などを見事に描いているのがミステリー小説です。

ミステリーというと、事件が起きて、その犯人がダレで・・・ということが主かと思いきや、それ以上にその裏にある人間たちのストーリーが面白かったりします。

そして、推理小説が人気の理由には、謎解きの魅力があります。

人が殺されたりすること自体が好きというのではなくて、その謎がどんどんと解けていく過程というものがすごく面白いんです。

読み終わった後にも、最初のころに出てきていたアレにはあんな意味があったんだ!って、もう一度最初から読み直したくなるほど、最初から最後までのストーリーの中に、いろんな手がかりや意味が込められていることもあります。

向日葵の咲かない夏

「向日葵の咲かない夏」は、第6回本格ミステリ大賞の候補にも上がった作品です。

道尾秀介さんの2005年に出版された本です。

この本は、報道などでリンゼイさん殺害事件の容疑者である市橋容疑者のカバンの中に入っていたことでも話題になっていましたね・・・。

主人公はミチオという男の子です。

クラスメイトや関わっている人たちの死とともに、ミチオの妄想癖がすごく気になる作品です。

そして、最後のシーンに関しては人によっていろんな解釈があるのも面白いところだと思います。

これは読んでみなくては、皆さんが最後のシーンをどのように受け止めるかはわかりませんが、そのくらいただの事件と解決ではないことは事実です。

この作品では”生まれ変わり”という概念が強く出てきます。

それゆえに、一度読んだだけでゃちょっと難しいと思う人もいるようです。

道尾秀介さんは、第144回直木賞を受賞しています。

世界観はとても陰惨で暗いのですが、ミステリー小説の中でも独自のサスペンスを作り上げていて、読者をミスリードしながら最後には大きなどんでん返しがあるのが特徴です。

道尾さんは、サラリーマンとして商社でセールスマンとして勤めていた時に、「背の眼」という作品で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞して、小説家としてデビューされています。

十角館の殺人

「十角館の殺人」は、綾辻行人さんのデビュー作品です。

こちらの長編推理小説が出版されたのはなんと1987年です。

この作品は大きな衝撃を与え、日本に新本格ミステリーブームを巻き起こしました。

累計発行部数が100万部を超えています。

「館シリーズ」といわれる、綾辻行人さんの推理小説シリーズの第1作目です。

「館シリーズ」では、探偵島田潔が、すでに亡くなっている建築家の中村青司の怪奇な建築物を訪ねると、そこで殺人事件が起こるというストーリーとなっています。

「十角館の殺人」では、半年前に殺人事件が発生した屋敷と十角館という建物がある、無人の孤島でのストーリーが展開していきます。

この小説は、絶対に映像化できない小説の一つと言われています。

なぜなのかということは読んだらわかるようです。

綾辻行人さんは小学6年生の時から、探偵ものの推理小説を書いていたようです。

そして、元本格ミステリ作家クラブ事務局長を務めておられました。

作品の中では叙述トリックが出てきます。

読む人は絶対に騙されること間違いなしです。

そして、ホラーなどの作品も多くミステリー作品の中でもその色が濃く出ています。

イニシエーション・ラブ

「イニシエーション・ラブ」は、乾くるみさんの小説で2004年に出版されています。

もしかしたら、映画の方で見た方も多いかもしれませんね。

映画は2015年に公開され、堤幸彦監督が手がけました。

主演は松田翔太さんと前田敦子さん。

男女の恋愛映画として受け止められた方もいるかもしれません。

小説も、恋愛小説としても読めますが、やはりこちらはミステリー小説の一つです。

くりぃむしちゅーの有田哲平さんが「最高傑作のミステリーだ」ということをテレビで言っていたことも話題になっています。

第58回日本推理作家協会賞の候補にもあがっていました。

そして、2005年には本格ミステリで第6位になっています。

この小説では、最後から二行目を先に読むのは絶対のタブー。

なぜなら、そこで大きなどんでん返しがあるからです。

物語が全く変わってしまうのです。

それで、読み終わるともう一回最初からもう一度読まずにはいられない作品としても有名ですね。