皆さんの周りにはきっと色んな性格や気質を持つ方がいらっしゃると思います。
日々さまざまな人と出会う中でいちばん気を遣うのは、他人とどのように関わるか、つまり人間関係でしょう。
学校の友達、ご近所や親戚付き合い、職場で一緒に働く人たち、恋人や家族など、毎日どんな場面でも他の人と関わるシーンが出てくるものです。
自分の性格にとっても合う人だけだったらそんなに気疲れなんてしないものですけど、こればっかりはそうもいきませんよね。
時にはえっ?!と驚かされるような人に出会うこともあります。
たとえば、“自分本位な人”は苦手だ、という方も多いことでしょう。
ここでは“自分本位な人”の特徴を取り上げていきます。
あれ?これ自分に当てはまるかも?…と感じる方もいらっしゃるかもしれませんし、身近にこういう人いる!と思って、もっと気楽な気持ちでそうした人と関わったり、付き合えるようになるかもしれません。
自分本位って結局ダメなの?
“自分本位”と聞くと、どうしてもマイナスなイメージばかり思いついちゃいますよね。
自分本位な人とはやっぱり関わるのはちょっと面倒、と感じてしまうかもしれません。
さほど親しく関わらない程度の人なら別に支障はありませんが、友人とか家族とか恋人とか、さらに職場で一緒に仕事をしなければならない人だとしたらなおさらのこと、イライラしたり、がっかりさせられたり、しんどくなってしまう事があります。
でも実は、自分本位であることはマイナス面ばかりではないんです。
だからそうした自分本位な人を完全否定するんではなくて、プラスの面も理解するようにすると、ちょっとその人のことが好きになってくるかもしれません♪
自分本位とは?
まず“自分本位”とはどういうことをいうのか、考えてみましょう。
字だけを見てみると、「自分が判断や行動を取る時の基本となる」ということですから、いわゆる自分中心に物事を考える、自分勝手な人…ということになるでしょうか。
人と合わせようとしない人、協調性のない人、人の意見をまったく聞こうとしない人、自分さえ良ければよい的な人、なんでも人のせいにする人、ちょっとした事ですぐ怒ったり泣いたりする人などなど、ちょっと自分勝手なんじゃない?と思ってしまうような人は意外に周りにも結構いるものです。
実際にはどんな意味や使い方で“自分本位”という言葉が用いられているんでしょうか、自分本位と似通った意味で用いられる他の類義語なんかについてもまとめてみました☆
意味
「自分本位」というワードの意味をネットの辞書で調べてみると、他に「自己本位」とも呼ばれ、「自分を中心とした物事の考え方。自己中心的なあり方」となっていました。
他人のことを気に掛けずに自分の事しか考えていないさま、ともなっています。
他人との関わりにおいてはマイナス面を結構持つ性格や生き方なのかな、という気はしますが、ある意味自分をよく知っていて、自分のことを大切にできて、自分の意思を強く持っている人でもあるのかな、と言葉の意味からはとらえてみました。
使い方
どんな場面で「自分本位」というワードが使われることがあるでしょうか。
たとえば、「あの人は自分本位に物事を運ぶ人だよね」とか、何か嫌味のような言われたくない言葉を躊躇なく言ってくる人や、モラルに欠けた言動をする人に対して、「あの人は本当に自分本位なんだから…」と使うことがあるかもしれません。
でも、もっと分かりやすい言葉はないでしょうか。
四字熟語でとらえると、何だか複雑で分かりづらいですよね。
自分本位である、ということと似た意味を持つ言葉をまとめてみたいと思います。
まったく同じ意味を持っているわけではないものもあるとは思いますが、自分本位という言葉の意味をとらえるのに役立つと思いますよ。
類義語
「自分本位」を別の違う言い方で置き換えてみると何となくニュアンスが伝わってくるでしょう。
自己本位の類義語や同義語を調べてみるとさまざまな用語が出てきます。
分かりやすいもので言うと、“自己中心的(ジコチュー)”、“自分勝手で他人の都合を考えない”、”わがまま”、“身勝手”、“相手を思いやらず突っ走る”、“配慮に欠ける”、“思いやりがない”、“利己的”、といった類義語があります。
“身の程知らず”とか“身の程をわきまえない”といった類語もありました☆
こうやって類義語を見ていくだけでも「自分本位」について何となくイメージが膨らんでいきますね。
ではさらに、この類義語の意味や特徴となる言動についても考えていきたいと思います。
さらにこの「自分本位」について分かってくるのではないかと思います。
全部取り上げることはできないので、代表的な類義語として、「利己的」「わがまま」「自己中」の3つを取り上げていってみることにします。