ミスを認めないということは間違ってしまったこともそうですが、それ以前に仕事に対する姿勢自体が伴っていない場合もあります。
仕事が出来る人間になりたいなら、ミスを認めて同じミスをしないように努力することが大切です。
6.優先すべきことが分からない
無能な人は優先すべきことが分かっていないことが多いです。。
1日の時間は限られています。
その中で優先順位を付けて行動できていないと、仕事でも、恋愛や家庭でも物事が滞りやすくなってしまい、スムーズに事が運ばなくなってしまうでしょう。
例えば仕事では、基本的にはまず自分が与えられた仕事の全体像を把握し、その与えられた仕事の中で何が一番重要なのかということを考えることが大切です。
考え方として、一刻も早く求められていることをまず先に行うべきですし、まだ期限まで時間があるものは時間をかけて行うことができると判断できます。
例えば、あなたが上司から明日のプロジェクトの資料を早急に作って欲しいと頼まれたとします。
あなたが今持っている他の仕事は、明後日までに提出すれば良い資料作成と、来週までに結果を出せば良い仕事だけだったとします。
無能な人は優先順位を理解していないので、プロジェクトの資料を今日中に終わらせればそれで問題ないや、と考えて他の作業を行ってしまうでしょう。
しかし仕事ができる人は、一刻も早く明日のプロジェクトの資料を終わらせるように努力します。
確かに言葉だけを捉えると今日中に明日のプロジェクトの資料を作れば間に合うことは間に合います。
ですが、部下が作成して上司がその資料を基に説明をすると考えると、自分で作ったわけではないので一度目を通しておきたいので上司の本音ですよね。
それに、上司は早急に、という言葉を伝えているので早ければ早いほど上司としては安心しますし、仕事が早いという評価を受けるチャンスにもなります。
仕事ができる人は相手の立場に立って物事を考えて優先順位を変更したり、考えたりする能力を持っています。
しかし、無能な人は相手の立場に立って物事を考える事があまりできず、少しずれた解釈をしてしまいがちです。
ちょっと考えれば分かるようなことをいちいち説明しなければわからない部下を持ってしまうと、上司としてはあまり仕事を頼みたくないという気持ちになってしうこともあるかもしれません。
上司からの悪い評価を受けてしまいますので、きちんと言われた意味を相手の立場にたって
考え、優先順位を意識するようにしてください。
7.人の話を聞いていない
無能な人は人の話を聞いていないことが多いです。
例えば、こういう事には注意をしてくださいという風に注意喚起の話を上司がしても、聞いていない事が多く、結局失敗をしないように前もって注意したのに失敗してしまうという事が多かったりします。
わざわざ話をしているのに失敗してしまうのは、よほど注意不足な性格をしているという風にとらえられてしまいます。
そもそも人の話を聞くという事が苦手である場合が多く、無能な人は人の話を右から左に流している場合が多いです。
大切な話をしても聞き流してしまい、失敗をして怒られて初めて話を聞くようなレベルになることもあります。
人の話って興味がないとどうしても流してしまいがちですし、ついつい気を緩めてしまうと話の大事な部分を聞いておらず、理解できないまま仕事を始めてしまう事もあるでしょう。
しかし、人が話をしているという事は大事だから話をしています。
もしもあなたが話を集中して聞くのが苦手なのであれば、常に大事な事をメモしたり、聞いていないのであれば後からしっかりとすぐに確認するなどの工夫が必要だといえます。
適当に流していれば、いつか必ず失敗をして注意が足りないと叱られてしまいます。
なかなかすぐには自分の性格は変えられません。
しかし、だからこそ失敗しないために自己分析して、自分はこういう性格だからこれは気を付けようという風に工夫した考え方ができるようにしてください。
8.能力や実力がない
人間には様々な人がいて、例えばちょっと話を聞いただけで物事の重要なポイントを抑えることができ、すぐに成果を上げることができる人もいます。
また、行動力があり失敗をしても自然と学んですぐに成功することができる人もいれば、元々話の本質を理解する能力も実力も兼ね備えていないので、必死に努力してできるようになる人など様々な人が存在します。
無能な人は能力や実力がない場合が多いのですが、安心して頂きたいのが、本来人間は行ったことがないようなことがすぐにできるはずがありませんし、集中力がずっと続くような人も少ないと思います。
だからこそ、失敗をしないようになんとか工夫をしようと努力することが大切です。
無能な人でも必死に努力をすることによってできるようになり、徐々に実力を身につけていく人はたくさんいます。
本当の意味で無能な人は、能力も実力もないくせに努力もしないという一番最悪なケースです。
言ってみれば、教えてもらったことがすぐに出来るような人やなんでもできる天才型の人はほんの数パーセントしか存在しません。