CoCoSiA(ココシア)

十人十色とはどういう意味?よくある...(続き2)

一言で朝型と言っても、お年寄りみたいに4時に起きるのでも朝型ですし、少し早めの6時くらいに起きるのだって朝型です。

夜型も同じで、夜型と言っても寝る時間にはかなりの振り幅があります。

その人の病気や体調、体質によっても生活リズムというのは大きく変化します。

これに食事時間や趣味の時間なども合わせると、やはり全く同じ生活スタイルの人を見つけるのは困難でしょう。

家庭の味

同じ料理でもその家庭によって味が微妙に違うものですよね。

肉じゃがやカレーなどはその代表的な料理です。

つまりは母の味ということです。

同じように作ろうと思っても、例えレシピをちゃんと聞いていたとしても全く同じ味にならないのは、まさに料理の味が十人十色だからでしょうか。

でも、自分で毎回料理していても、その度に違う味になったりするときもあるかもしれませんね。

目分量で作るからでしょうか…。

ファッションセンス

きれい、カワイイなどの感情も人によって微妙に異なります。

「カワイイけど私には似合わないわ」とか「そこまで好きではないけど、私に似合うのはこういう系統の服なのよね」など、ファッションに関する考え方もさまざまです。

ただ、ファッションには流行がありますので、比較的似たファッションになる人もたくさんいます。

十人十色であることに変わりはないのですが、流行があるためにあまり十人十色のイメージが付きにくいかもしれません。

意見


考え方と同じく、ある物事に対する意見も十人十色です。

賛成、反対だけのグループに分けてしまえば同じ意見の人はたくさんいるでしょうけれども、なぜ賛成なのか、その意味まで含めると、かなりの数で違う意見が返ってくるものです。

意見はその人の価値観に大きく左右されます。

また、人に何を言われても、その場では意見を合わせたとしても、基本的に自分の意見は簡単に変えたりすることが出来ません。

ですから、実際に飛び交っている意見と、本当にその人が思っている意見には違いがあるでしょうし、実際の意見だけを聞く機会があれば、まさに十人十色だということがはっきりわかってくることでしょう。

好きなタイプ

性格や外見、どれをとっても全く同じタイプの人が好きということはあまりないでしょう。

とはいえ、「同じ人を好きになってしまった」なんてことはよくある話です。

人は誰かを好きになるときは、良い部分だけがクローズアップして見えてしまうものです。

そうなると、あまり好きではない部分やそんなにタイプではない部分は陰に隠れて見えなくなってしまいます。

同じ人を好きになったと言っても、燃え上がる気持ちを抑えて、細部まで本当にタイプなのか考えてみると、「いや、ここはタイプとは言えないかも…」なんて部分が必ず出てくるものです。

つまり、好きなタイプは人が被るときも確かにありますが、本来であれば、まさに十人十色で全く同じ好みの人はいないと言えるのです。

十人十色の意味

十人十色とは、誰一人として同じ人はいないという意味です。

人はそれぞれ考え方、物の見方、性格、好みなど、さまざまな部分で異なっています。

全く同じ人など一人もいません。

たとえ同じ屋根の下で育った兄弟姉妹でさえ、顔も違えば、性格も異なります。

考え方だって違うでしょう。

同じように見えても、皆必ず異なっているということを十人十色と言います。

考え・好み・性質などが、人によってそれぞれに異なること

先ほども言ったように、同じ屋根の下で育った兄弟姉妹でさえ、同じ考えの人はいません。

例え同じ両親に育てられたとしても、元々持っているその人の性格や個性が違います。

考え方も人それぞれなので、同じように両親に怒られたり教育されたとしても、兄弟皆同じように理解しているかと言えばそれはないでしょう。