ですが、その中でも周囲から見れば個性的でそれぞれに濃いキャラクターの揃っているクラスのことが「まさに十人十色だね」と言われる傾向にあります。
本来は、協調性の強いクラスやそんなに個性的な人がいなさそうなクラスでも十人十色であることに変わりはないわけですので、どのクラスの子も十人十色なわけですが、それをわざわざ「十院と色だね」と言うときには、「各個人の個性が強すぎて大変だね」なんていう意味合いが含まれていたりします。
十人十色の類語
十人十色、三者三様、百人百様はどれも似たような意味を持っています。
「それぞれ皆違う」ということを言いたいわけです。
ですが、言葉がそれぞれにあるように微妙に意味合いが違っているわけです。
では、具体的にどのように違いがあるのでしょうか。
三者三様
三人いれば三人とも違うという意味です。
「あの人たちは三者三様の考え方をしている。」などですね。
人の人数も数人を対象にはしていますが、言葉の通り、3人の人に対してケースで「三者三様」が使われることが多いようです。
百人百様
三者三様と同じ意味ではありますが、三者三様よりももっと多くの人数を指す文章に使われることが多いです。
また、三者三様はある特定の人を指していうことが多いですが、百人百様は人を特定せず、多くの一般人を指して言われることが多い言葉になります。
十人十色って素敵な言葉…!
自分と他人を比較しない。
人は人、自分は自分。
こういう考え方はとても大切です。
人の意見ばかり気にしていたり、流行ばかりを気にして自分らしさが出せなかったりするようでは、自分というものを見失ってしまいます。
十人十色とは、全ての人の個性を認めてあげられるとても素敵な言葉なのです。
自分が人と違ってちょっとおかしいかなと思ったとしても、それも十人十色で全然ダメなんてことはありません。
堂々と胸を張って自分の個性を認めてあげましょう。