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漠然とはどういう意味?使い方を紹介...(続き2)

なので、範囲や内容と人の考えや気持ちなどは若干意味が異なりますので、そもそものかかる対象が違うので、考えてみると違う意味としてとらえることが出来ます。

しかし言葉のニュアンス的な意味としてはそこまで変化している様なものではありませんので、かかる対象が違うだけでそのあとに発生する意味は同じという認識を持っていただければわかりやすいと思います。

この言葉の意味は例えば誰かから〇〇をやっておいてと指示された時に、具体的にどれくらいという範囲の指示を受けなかった場合、当然やる側はどれくらいすればいいのかわからない指示を受けていますので、「漠然とした指示」を受けていると考えることが出来ます。

このように使用すれば使い方などもある程度想像することが出来ると思います。

ボンヤリしてはっきりしない様子

次にご紹介する漠然という言葉の意味は「ボンヤリしてはっきりしない様子」という言葉の意味を持っています。

この意味に関してもここまでご紹介してきた意味と大きくかけ離れている意味合いではありませんので覚えやすいと思います。

例えばあなたが何かに対してわからないことがあったと仮定して、それを先生が教えてくれている人に質問をしたとします。

その時に質問を受けた側が質問をした内容などを把握していなかったり、質問の内容を勘違いしたり、答えがよくわかっていない場合、時にはその回答がボンヤリしてはっきりしていない事があったりすると思います。

逆に、自分がこれまでに受けてきた質問や問題の中で質問の意図がわからなかったり、何について聞かれているのかわからない状態で曖昧に答えてしまった事があると思います。

これがまさに今説明している漠然という言葉の意味として捉えることができます。

質問をしたのにその返答が漠然とした意味だった、というような言葉で表現する事が出来ます。

このようにして考えれば漠然という言葉の意味が理解しやすいですよね。

広くて果てしない様子

次にご紹介する漠然という言葉の意味は「広くて果てしない様子」という言葉の意味を持っています。

これはどういうことかと言いますと、難しく考えずにそのままの意味で捉えていただいた方が分かりやすいと思います。

例えば世の中に存在してるものに対して広くて果てしない様子のものはたくさん存在していますよね。

もちろん終わりがない様なものもあれば終わりがあるものもあると思いますが、イメージとして終わりがあるものだったとしてもこの表現で言い表すことが出来ます。

例えば、あなたの目の前に広大な平原が広がっていたとします。

これはまさに「漠然として平原」であると呼ぶことができます。

それ以外に言い換えるとすれば、例えばあなたの目の前に広い海が広がっていたとすれば、それは「漠然として海」として表現することが出来ます。

それ以外にも宇宙などもそうですよね、宇宙なども同じような意味として用いることが出来ます。

この世に世の中に存在しているもので広くて果てしない様子を表している様なキーワードと組み合わせることによって漠然という言葉を使うことが可能になります。

もちろんこの様に自然に関して使わなければいけない事ばではなく、そのほかに存在するもので比喩できそうな言葉などがあれば置き換えて使う事なども可能になります。

このように考えてみると言葉の可能性がどんどん広がり、上手な比喩などができるようになり、言葉を扱う事が上手になります。

そうする事によって様々な状況でたくさんの人がわかりやすく言葉を扱うことが出来るようになりますので、話が上手になり、魅力的な人間になることが出来ます。

言葉をマスターするという事は自分の可能性を広げる行為であるという事を理解してください。

️漠然の使い方

ここまでは漠然という言葉の主な意味についてご紹介していきました。

今まで自分が知っていた漠然という言葉の意味以外にも様々な言葉の意味が存在するということに気づけた方もたくさんいると思います。

ある程度漠然という言葉の意味について理解いただいたところで、ここからはさらに漠然という言葉をマスターしていただくために、漠然という言葉の使い方について詳しくご紹介していきたいと思います。

正しく意味を知っていても、現実的な使い方を知っていなければうまく言葉を扱うことはできませんので、例文を交えながら漠然という言葉の使い方をご紹介していきます。

なので先ほどご紹介した意味を頭の中に置きつつ、この機会に漠然と言う言葉の正しい使い方についても身につけてみてください。

漠然とした不安を感じる

まずはじめにご紹介する漠然という言葉の使い方の意味は「漠然とした不安を感じる」という例文です。

この例文に関して理解をするためにはまずはもう一度漠然という言葉の基本的な意味を思い出していただく必要性があります。

漠然という言葉の意味は【①考え・気持がとりとめないこと②範囲や内容が不明瞭な様子③ボンヤリしてはっきりしない様子④広くて果てしない様子】という意味を持っていました。

なのでこの意味を思い出しながらこの例文の意味はどういう言葉の意味を持っているのかと考えてみると、「ぼんやりしてはっきりしない不安、もしくは広くて果てしない不安」というような言葉の意味として理解することが出来ますよね。

漠然という言葉自体が4つの意味を持っていますので、その時々においてどの意味が一番当てはまるやすいのかと言う事を考えながら理解することが大切なのですが、もちろん言葉によっては複数該当する場合もありますので、意味が混同しやすいかもしれませんが、この場合はどちらの意味を取ったとしてもそこまで大きく根本的な意味が変わるものにはなりません。

なのでそこまでその点は深く考える必要はありません。