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漠然とはどういう意味?使い方を紹介...(続き4)

これがどの様な状況で適用されるかと考えますと、例えばあなたと彼の距離感がとても遠かったということが考えられます。

恐らく彼の印象がわからないという事は普通に考えてその彼に対して初対面、もしくはまだ頻繁に会った事がない状態であることが考えられ、さらにあったのに漠然としているという事はおそらくその彼との間に距離があった、もしくは何かしらの関係も持つ事が出来なかったと考えることが出来ます。

つまり、例えばあなたとあなたの友達とあなたの友達の友達のような状況で、直接的にあなたの友達の友達である彼と話をしなかったような状況であったり、もしくは彼が遠くにいたために話す事が出来なかったなどが考えられます。

あったことはあるけど話をしたことがない様な状況というのは日常生活の中でも十分考えることがあると思いますので、そのような時にこの様な例文を用いることが可能になります。

漠然とした回答しか得られなかった

次にご紹介する漠然という言葉の使い方の意味は「漠然とした回答しか得られなかった」という例文です。

この例文の意味は「(ぼんやりしてはっきりしない様子)or(範囲や内容が不明瞭な)の回答しか得る事ができなかった」
というような意味として解釈することが出来ます。

これはどういうことかと言いますと先ほどご紹介した内容に似ていますが、あなたが誰かに対して質問をした時に、その質問に対して正しく把握をしていない答え、もしくは相手が正しく質問を把握しているにもかかわらず知識がないために正当な答えをする事が出来なかったなどの状況が考えられます。

これは当然逆の場面でも経験したことがある方も多いと思います。

質問をされて何かを答えなければいけないのに、その何かが思いつくことができなかったという場合にはたくさんの場面があると思います。

例えば多いのが面接などが該当するパターンが多いです。

例えばあなたが面接を受けた立場として、当然面接を受ける際には極度の緊張状態になると思います。

さらにどんな質問が来るのかということが事前にわかるわけではないので、質問をされてすぐに返答、さらにその場に沿った適切な答えを言わなければいけません。

これはかなり難しい事なので、時と場合によっては相手がした質問内容を理解せず喋り出してしまう場合もあれば、相手が行った質問を把握したにも関わらず、緊張やその場に適した答えを考えすぎるあまりに、話しているうちに内容が自分でもわからなくなってしまうような漠然な返答をした経験がある方も多いと思います。

このような状況で使うことができる例文として考えることができます。

️漠然の類語

ここまでは漠然という言葉の使い方を例文を交えてご紹介していきます。

様々な例文に触れることによって、漠然という言葉の具体的な使い方などを理解することができたと思います。

ある程度漠然という言葉について慣れてきたところで、ここからは漠然という言葉に対して類似している言葉、つまり漠然という言葉の類語についてご紹介していきたいと思います。

日本語が数え切れないほどのたくさんの言葉が存在していますので、当然ながら重複している意味合いの言葉であったり、極度に意味が似通っている言葉が存在しています。

この様な言葉についてもある程度把握しておき、状況によって上手に区別することができるようになれば話の組み立てがさらに上手になります。

これは何かの説明をする時なのに適切な言葉を用いることができる能力にもつながりますので、この機会に漠然という言葉の類語についても理解してください。

曖昧

まずはじめにご紹介する漠然という言葉の類語は「曖昧」という言葉です。

曖昧という言葉は漠然という言葉とかなり似通っていると考えることが出来ます。

人によってはその違い自体がわからない方がたくさんいると思います。

まずは曖昧という言葉が本来どういう意味を持っているのかということを理解する必要性があります。

曖昧という言葉の意味は複数存在しており、「①態度や物事がはっきりしないこと②怪しくて疑わしいこと③いかがわしいこと」というような意味を持っています。

この曖昧という言葉の意味と漠然という言葉の意味を比べてみた時に、曖昧という言葉の「態度や物事がはっきりしないこと」という意味が似ていると考えることが出来ます。

漠然という言葉の意味は【①考え・気持がとりとめないこと②範囲や内容が不明瞭な様子③ボンヤリしてはっきりしない様子④広くて果てしない様子】という意味なので、漠然という言葉の①や③の言葉の意味と似ている表現であると考えることが出来ます。

この世に二つの意味を見比べてみると、若干ながら言葉の意味の相違はありますが、根本的な意味合いとしてはとても似ている表現であると考えることができます。

様々な場面においても、漠然という言葉と曖昧という言葉に関しては代替しても意味が通じることが多いと思いますので、この言葉の区別などが上手にできるようになればさらに漠然という言葉の理解力が増すようになります。

抽象的

次にご紹介する漠然という言葉の類語は「抽象的」という言葉です。

抽象的という言葉がまずどのような意味を持っているのか考えると、「いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考える様②頭の中だけで考えていて、具体性に欠ける様」というような意味を持っています。

抽象的という言葉の意味を考えてみるとすぐに②の言葉の意味が漠然という言葉の意味と類似していると考えることが出来ます。

漠然という言葉の意味とかなり類似して考えることができますので、抽象的という言葉に関しても代替して文章であったり、言葉として置き換えて話すことが可能になります。

️曖昧との区別

ここまでは漠然という言葉の類語について具体的にご紹介していきました。