1つの事柄が心配になると、そこから関連するこの全てが心配になり不安を抱いてしまいます。
飛び火のように1つのことから色々な箇所に心配事が増えていきストレスを自ら増やしてしまうのです。
こうしたことから心配性な人は本来やらなければならない事が手につかなくなってしまったり、心配ばかりが先行して臆病になり結果を伸ばすことが出来なくなってしまいます。
これでは本末転倒になってしまい、元々の目的すら見失ってしまいます。
心配性は日本人に多い!
日本という小さな島国は世界大陸の割合が0.2%とかなり小さいのに比べ、地震や台風などの災害被害額はなんと20%にもなるそうです。
確かに日本にいる限り地震などの大きな被害を受けないという保証は全くないのです。
こんな国で生き残るためには楽天家な思考で「まぁいっか♪」と気楽にいくていくのは難しくなってしまうのです。
日本人は遺伝子レベルで心配性が多い国としても知られており、悲観的な思考や心配性と言うのは決して珍しいタイプではなさそうですね!
ママの心配性は子どもに影響する
日本人は心配性が9割を占めているというデータがありますが、何もでも心配ばかりしていて物事をプラスに考える事が出来なくなり自発的に行動することが苦手になってしまうようなら問題なのではないでしょうか?また、子育てをしているママ達の心配性は一番近くにいる子供達に影響を与えることにもなります。
子供を育てている中で、日々成長をしている子供ですがそれを見守りながらどんどん新しい経験をさせてあげる事もママの大切な役目でしょう。
「子供が変な人について行かないか」「学校では周囲と馴染めているか」など心配になる気持ちも分かりますが、それでは気持ちが休まるときがなく、心労が溜まる一方です。
また、そんな親に育てられた子供は大人になって自分も同様に心配性になる傾向があります。
心配性の子どもが増えている
最近では心配性なママによって過保護に育てられた子供も多いせか、子供自身が心配性になりのびのびと生活が出来なくなってしまう事が増えています。
心配なことを考えていてもほとんど起こらない事ばかりで、ただただ余計なストレスになってしまい子供の成長の妨げになるでしょう。
親の過干渉なども心配性が原因となっていますが、過干渉の元で育った子供は自分の価値観などを自ら見出すことが出来ず親が中心のような世界になってしまいます。
自ら正しい判断が出来るように、ママは子供を自分の心配性に巻き込むのは辞めて個人として尊重するような子育てをするの大切なのではないでしょうか?
正常な心配性と病的な心配性の見分け方
些細なことであれ心配するというのは、とても疲れが溜まります。
上記の通り日本人の9割が心配性と言われている中で、心配性にも程度があるのではないでしょうか。
心配性の定義はとても曖昧で、正常な心配性と病的な心配性とを明確に線引きする事は出来ないそうです。
ですが、あまりに過剰な心配性では病院へ行く事を考えた方がいいレベルの人もいるでしょう。
明確に線引きが出来なくても、一般的なレベルの心配性と病的なレベルの心配性では何が違うのか、区別することは可能ですのでもし、あなた自身が心配性かもと感じているのなら、まずは自分の心配性レベルを判断してみる方がいいかもしれません^^
正常な心配性の特徴
まずは正常なレベルの心配性の人の行動は1度確認をしたら納得でき安心するということです。
例えば”玄関のカギをかけ忘れたかもしれないと引き換えして確認する””ガスの元栓を閉めたか心配になり夜中に確認のため起きる””忘れ物がないか翌日再度チェックをする”などこういった心配は事は誰でもあり、また確認する事で安心を得ることが出来るのが特徴です。
子供の帰りが遅くソワソワするなども、普通に子供の事を心配する親心なので正常な心配性のレベルと言えます。
病的な心配性の特徴
病的なレベルの心配性な人の行動としては、確認してもまだ落ち着かなかったり気になり過ぎて頭痛や不眠など身体的な箇所にまで影響を及ばしてしまう場合を指します。
例えば”玄関のカギを掛けたことを何度も確認する””翌日の予定がきちんと進むように、時間や荷物のチェックをして完璧なのに、集合場所が間違えていないか・日にちは間違えていないか”とどんどん心配な事が増えていきそのまま寝れなくなってしまうなどは行き過ぎた心配性の可能性が高いです。
また心配や不安が募りパニックになったり息苦しくなるなどの症状は病的なレベルだと判断が出来ます。
生活に支障をきたすまでの心配性のことを不安障害と呼び、ここまで行くとしっかりとしたケアをする必要があると言えるでしょう!
なぜ心配しがちになるの?
生きていく中で、過去の失敗や経験から心配になってしまうことはたくさんありますが、心配し過ぎる人たちは起こりえないことまで心配になってしまい、心に余計な負担を掛けるだけになってしまいます。
その結果いらないストレスを多く抱えてしまい、最悪の場合自分の体にまで影響を及ばすほどの重度な心配性となってしまい通常の生活が成り立たない人まで現れてしまいます。
では、なぜこれほどまでに病的な心配性になってしまうのでしょう。
重度の心配性な人達には、同じような性格の持ち主の場合があります。