グリンピースというゲームの場合には、全く違いますね。
「グリンピース、グリングリンパリン、パリんパリチョリン、チョリンチョリングリン……」と繰り返していくのです。
この三回繰り返すうちの最後で自分の手を出します。
あいこになっている限りはずっと続けることができます。
最も、ルールによってはあいこの場合でも勝負が決まることがあります。
先に「どん」と言った方が勝ちだというルールもあるのです。
ここは地域によって全く異なるでしょうから、その地域の特色が出て面白いところではないでしょうか。
ブルドッグじゃんけん
ブルドックじゃんけんは、じゃんけんとの方法というよりは、じゃんけんを使った遊びという方が正しいかもしれません。
この方法では、二人一組になって、じゃんけんをします。
じゃんけんに勝ったときには、買った方が負けた方の頬をつまむことにします。
そして、もう一度買ったときには余った手でも、もう片方の頬を摘まみます。
そして、両方をつまんだまま頬を動かします。
そのときには「たて、たて、よこ、よこ、ブルドック」と節をつけて歌ってあげましょう。
要するに、最後にブルドックの歌を歌われるのは、負けた方の罰ゲームということになりますね。
グリコじゃんけん
グリコじゃんけんと呼ばれるものは、階段を使って皆さまもやったことがあるような遊びです。
「ぐー」であれば「グリコ」で三歩進みます。
そして「パー」であれば「パイナップル」で六歩分だけ進みます。
「チョキ」であれば「チョコレート」で六歩分進むことになるのです。
じゃんけんを繰り返して、先に最後まで登り切った人の方が勝ちということになります。
グリコじゃんけんは有名ですから、子どものころにはこれで友達と遊んだこともあるかもしれませんね。
最も、ここで使われていた言葉には、いくつかのバリエーションがあるかもしれません。
舌じゃんけん
舌じゃんけんというものも行われるようですね。
舌の形を変えるので、反射的に出すのは難しいのではないでしょうか。
舌を丸めている形がグーになります。
そして、立てるとチョキになります。
舌を出して垂らした形がパーになりますね。
パーの場合には、下に思いきり力を入れた方が良いようです。
この方法ではかなり疲れますし、慣れなければ相手の手を見るのも大変ですよね。
また、掛け声をかけるのも大変そうだというデメリットがあります。
野球拳じゃんけん
野球件じゃんけんというものはあまり見かけませんが、じゃんけんをして野球拳をすることはありますね。
じゃんけんで負けた方の服を脱いでいくというものです。
全て脱いでしまった方が負けということなります。
最も、これは正式なものではなく、野球件じゃんけんというのは、音楽に合わせてじゃんけんをするというものだったようです。
そのため、野球件じゃんけんと言った場合には、伴奏がついていて、それに合わせてじゃんけんをしていくのです。
伴奏に使われるのは、大抵は三味線と太鼓ですね。
ただ、これを一般的に行うのは難しいので、そういった分間が行われている場所でしかされないでしょう。