ですが、そんな状態だからこそ、落ち着いて考えてほしいのです。
浮気の事実が先に立ち、怒り、悲しみ、或いは恨みや恥。
色々な感情がないまぜになって、世間体や子供が居ればお子様のこと、互いの両親のこと、……沢山の事柄が胸の内に去来します。
この沢山の事に薄れがちになってしまいますが、一番に大切で大事なことはシンプルなのです。
あなた自身がどうしたいのか。
別れるにしても、別れないにしても、選択するのはあなた自身で、その後を過ごしていくのもあなた自身なのです。
一旦、冷静になり落ち着いて、自分自身と向き合って考えてみてください。
旦那さまのことが好きですか?
許せますか?
許せませんか?
答えが出たら、次に進みます。
証拠を集める準備をしよう
好きで、許せて、これからも夫婦として続けていきたいとの答えが出ても、許せなくて別れたいとの答えが出ても、どちらの場合でも、まずは浮気相手を確定して浮気の証拠を集めましょう。
何故なら、夫婦として続けていきたいと思って話し合いをしても、証拠がなければしらばっくれられて話し合いにならなかったり、夫側が浮気相手に熱を上げすぎていてどうにもならなかったりと、考えられる問題は山積みだからです。
浮気を知っていると夫にバレたら、証拠の隠滅もされ兼ねません。
きちんと浮気相手を知り証拠も集め、保険をかけてから、夫と向き合い話し合いの場を設けましょう。
一筋縄ではいかないと思いますが、関係を続けていきたいと思うのならば、あなたも譲歩をする姿勢を見せてしっかりと話し合えば、今までよりも夫婦の絆が深まるかも知れません。
別れたい場合は、証拠を集めたら弁護士に相談するという保険をかけて、離婚へと動き出しましょう。
今時、何も離婚は珍しいことではないですし、愛情も薄れ許せない相手と過ごすよりも、離婚わした方が遥かに健康的ですし、幸せかもしれません。
旦那の浮気を放っておくとどうなる?
世の不倫の被害者になった奥さん方が「怪しい」と思ったことや、感じた違和感は、どれも同じような事が切っ掛けです。
同じ人間とは言えど、育ちも境遇も違えば、もちろん性格だって違う別の男性なのに不思議なものですね。
「怪しい」「おかしい」と思ってはいても、疑惑の段階では問い詰めることは難しいものです。
何かの間違いかも知れませんし、変に問い詰めて喧嘩に発展もしたくはありません。
ですが、もしも疑惑ではなく、本当に浮気だったら?
放っておいて、事態の改善は見込めるのでしょうか?
「何も言わないから大丈夫」と思い込む
浮気の疑惑を胸に抱えながらも、旦那を問い詰めずに留めておくと、大抵の男性は「バレてないのだ」と、安心をしてしまいます。
稀に、浮気をしてしまった罪悪感に苛まれて、何も言わない妻に申し訳無さが募り、自主的に浮気を止める男性もいます。
なら、最初から浮気なんてするなよ!と思いますが、誰しもに過ちはあるのです。
一度きりの過ちならば、寛大な気持ちで許してあげるのも、出来たいい女でありいい妻ではないかと思います。
一度きりの関係を、複数の女性と持っているのならば別ですが……。
このように、一度の浮気で懲りて反省してくれる男性だったらいいのですが、問題はバレていないと思って調子に乗り、一人の女性との浮気を継続する男性です。
すなわち、不倫男ですね。
浮気はますますエスカレートする
妻に浮気がバレていないと思った夫は、更に行動を過激化させ、浮気相手との関係を発展させていくようになります。
最初は一月に一度の逢瀬だったものが、一週間に一度になり、三日に一度の頻度になってしまったり。
一度に数時間だけの逢瀬だったのが、徐々に割り当てる時間が長くなり、一泊をあけるようになってしまったり。
浮気行動がエスカレートすることによって、何が犠牲になり奪われていくかと言うと、妻や子供、家族と過ごすはずだった大切な時間です。
結婚をし、子供が産まれてしまうと、家族は何もしなくても側に在るのが当たり前の存在であると勘違いをしてしまいます。