普段から自分に自信が持てなかったり、多少の事でもすぐに悩んでしまうような事はありませんか。
現代人は、特にそのような傾向が多く見られていると言われています。
そんな気持ちで毎日を過ごしていては、自然と口にする言葉もマイナスな発言ばかりになってしまい、益々テンションも下がってしまいます。
今回はそんなマイナスな事は言わない方が良い理由についてまとめてみました。
マイナス発言はあなたを下げる
マイナス発言ばかりを口にしていると、具体的にどのような事が起きてしまうのでしょうか。
たかが独り言だと思っていても、マイナスな発言は自分の気持ちさえ変化させてしまう影響力があります。
また、実際に口にしてしまう事によってその気持ちはより強く感じるようになってしまいます。
つまり、マイナス発言をすればするほど、自分を下げてしまう事になってしまうのです。
マイナス発言とは?
そもそも、マイナス発言にはどのような発言を指すのでしょうか。
ここからは具体的に以下を参考に見ていきましょう。
普段はあまり気にしていなくても、案外無意識にマイナス発言をしてしまっている可能性があるので、自分はマイナス発言をしていないと思っている人も是非チェックしてみて下さいね。
1.ネガティブな内容
最近ではマイナス思考やネガティブ思考などとも言われているのを聞いた事がありますよね。
マイナス発言とはまさに、そのような考え方から生まれるネガティブな内容の言葉を指します。
物事を悲観的、否定的に捉えてしまうとこのような生まれ、マイナス発言として言葉に出してしまうようになります。
その結果、当初はそれほどネガティブに捉えていなかった事でも、マイナス発言を繰り返す事によって、益々ネガティブ思考になってしまうのです。
また、マイナス発言は自分だけではなく、その言葉を聞いている周囲の人たちにも影響を与えかねません。
家族の前や学校や職場などの集団の中では、色々な人たちが聞いている可能性がありますので注意した方が良いかも知れませんね。
2.否定的な内容
例えば、やりたくないと思っている仕事を目の前にした時に「どうせ自分には上手くできない」や「面倒な仕事だからやりたくない」などといった否定的な内容の気持ちを言葉にするとマイナス発言になります。
当然、誰でも自分が今やりたくない事をしなければならない時には、否定的な内容の発言も自然と発してしまいがちですよね。
また、人によっては元々面倒くさがりな性格であったり、その時に自分が置かれている環境がストレスを感じるなど、感情によっても否定的な内容の発言が出てしまう事もあるようです。
マイナスなことを言わない方が良い5個の理由
マイナス発言が自分にとってどのような影響を及ぼすのかについてご紹介しましたが、マイナスな事を言わない方が良い理由についても気になりますよね。
ここからは以下を参考に見ていきましょう。
1.信用されない
あなたの周りにも普段からマイナス発言ばかりしている人っていませんか。
このようなタイプの人は、周りの人から信用されないケースが多いと言われています。
口を開けば自分に対しての卑下だったり、他人の悪口や不平不満などばかりでは、聞いている方も疲れてしまいますよね。
そして、そのような発言をしている人の心理も気になりますし、プライベートでもこのような事ばかり口にしているのかと心配にもなってしまいます。
その結果、他人から見るとどうしても不安で信用されてない相手として見られてしまいがちなのです。
物事を任せられないと判断される
例えば、あなたが会社などで誰かに仕事を頼む時、普段からマイナス発言ばかりしている人とそうでない人ではどちらに依頼をするでしょうか。
恐らく普段からマイナス発言ばかりしている人には任せられないと判断してしまいますよね。
それが大事な用事ならば尚更です。
このように、マイナス発言ばかりしている人からはどこか危なげな印象があり、依頼した仕事も最初から最後まできちんとやり遂げてくれるかどうかも不安になってしまいます。
勿論、誰でも慣れない仕事を急にお願いされても自信が無いと感じてしまうものですが、そのような場合でも始める前から「自分にはできるわけがない」と決めつけず、スキルアップの為とプラスに考えるようにしましょう。
最初から嫌な顔をして、やりたくない気持ちを口にしてしまうようでは相手の気分も悪いでしょうし、多少の努力でできる事さえもできなくなってしまいます。
物事が全て上手くいかなくなる
悪い事は続くとはよく言いますが、実際に言葉の影響力は案外侮れないものです。
実際に、マイナス発言をしていると予言していたかのように、本当に悪い事が起きてしまうというのもよくありますよね。
まさに負のスパイラルという現象は不思議に感じる事ではありますが、このような事もその人のマイナス思考から生まれている可能性があります。
よくよく考えてみれば、あの時にもっと早くやっておけばよかった事が後々自分に降りかかってくる事もあるのです。
そして、そのような事態に陥った時にも「やっぱり自分はダメな人間なんだ」と卑下してしまい、物事が全ていかなくなると思ってしまうのです。
しかしながら、実際はそのような事はあまりあり得ない事です。
要は物事をどのように捉えるかによって、人の考え方や行動は変わってくるという事なのです。
マイナス発言ばかりしている人は、その点に気付かない限り、いつまでも同じような考え方をしてしまうのです。
2.周囲から人が去る
時にマイナス発言は周囲の人にも影響を及ぼしてしまいかねません。
その為、学校や職場などの集団の中では、十分に注意が必要です。
本人はただの独り言と思っているだけでも、意外と他人の耳に入ってしまう事もあります。
また、仲間同士で楽しい話題で盛り上がっている時などに、その中で一人でもマイナス発言ばかりしている人が居たら、周りの人たちはどのように感じるでしょうか。
せっかく楽しく盛り上がっているのに、その場の空気も醒めてしまうと感じてしまいますよね。
仕事中でも、これから大事なプロジェクトに取り掛かろうとしている時に、社員の中にマイナス発言をしている人が居たら、みんながやる気になっているのに士気が下がってしまう事もあります。
結果として、マイナス発言ばかりしている人の周りには、人が去ってしまう事になり、気が付いたら孤立していたという事も。
マイナス発言は決して自分だけに悪影響を与えるものではない事を知っておきましょう。
近くにいると気が滅入ってしまう
もし、自分の親しい友人や家族が顔を合わせる度にマイナス発言ばかりしている人だったらどのような印象を受けるでしょうか。
やっぱり、近くにいるだけでもこちらの気が滅入ってしまいますよね。
勿論、誰にでもたまには誰かに聞いてほしい愚痴や相談事などもあるのは仕方のない事ですが、口を開けばマイナス発言ばかりでは、聞いている方も正直愛想が尽きてしまいます。
また、厄介な事に、こちらが気を遣って励ましてあげたり、優しい言葉で勇気づけてあげようとしても一向に気持ちを切り替えてくれないというケースも少なくありません。
残念ながらマイナス思考を変えてくれない限り、このような言葉も相手には上手く届かないものなのかも知れません。
可愛げが全く無い
例えば、同じ言葉でも愛想の良い人と素っ気ない人では、周りからの印象もかなり違って感じるものですよね。
普段から、他人の言葉を素直に聞いてくれたり、忙しい時でも笑顔で返してくれるのは見ているだけでも気持ちが良いものですが、他人から言われた事に対して、何かと不満を口にしたり、頼まれた事を嫌がったりするような人は、信頼されないだけでなく可愛げが無い人と思われてしまう可能性があります。
感情とは自分が想像しているよりも、素直で表情にも表れるものです。
本人はそれほど大した事では無いと思っているかも知れない事も、他人からは悪い印象として見られてしまう事もあるのです。
自分に正直なのは悪い事ではありませんが、社会に出ればそのような事も我慢しなければならない事もあるというのも事実です。
人間関係をスムーズにしたいのであれば、多少の愛想も必要なのかも知れませんね。
3.かまってちゃんに見える
何か嫌な事があったりすると、誰かにその事をすぐに話したくなる人っていますよね。
このようにいつも誰かに甘えて言いたい事をとにかく一方的に話したがる人を世間では「かまってちゃん」とも呼ばれていますが、普段からマイナス発言をしている人もそのような人に見られてしまう可能性があります。
時には誰かに甘えたいと思う気持ちはあるものですが、他人の状況も見極めておかないと迷惑な存在になりかねません。
自分でも心当たりがあるという人は少し気を付けた方が良いかも知れませんね。
可愛そうだと思って同情してもらいたいという意識
誰かから話を持ち掛けられた時「もしかしてそれって自分が可愛そうな人間だと感じて欲しいの?」と思ってしまった事はありませんか。
人によって、物事の重大さとは感じ方が違うものですが、そう言えばいつもネガティブな事ばかり話をしてくるという人に心当たりがある人は注意した方が良いかも知れません。
人に相談が必要な話であれば良いのですが、中にはただの愚痴や不平不満だったりするものが含まれているケースもあります。
その場合、自分が可愛そうだと思って誰かに同乗してもらいたいという意識が働いている可能性があります。
このような言動はまさにかまってちゃんによく見られる特徴の一つです。
【かまってちゃんについては、こちらの記事もチェック!】
4.向上心がなく説得しても無駄だから
マイナス発言が多い人には共通して向上心が無いという傾向があります。
その為、何かに失敗をしたり、嫌な事があって落ち込んでいる時でも、他人から説得されても無駄になってしまう事も少なくありません。
話を持ち掛けてきたのは、そちらの方なのに、こちらの言う事に対しては耳を貸してくれないのはその人にある、マイナス思考が原因です。
人には甘えたいけれど、他人からの期待には応える自信が無いのです。
これではせっかく親身になって話を聞いてあげたのに、ガッカリしてしまいますね。
一緒にいるだけ時間が無駄だと思われる
マイナス発言ばかりしている人が、他人であった場合は普段顔を合わせなければ良いのですが、もし自分の家族やパートナーであった場合にはそうもいきませんよね。
そんな身近な存在な人がこのようなマイナス発言ばかりしている人であっても、こちらの言葉も伝わらず徒労に終わるだけです。
そして、最終的には一緒に居るだけ時間が無駄だと思われてしまうかも知れません。
これでは、幾ら身近な存在であったとしても良好な信頼関係は生まれません。
もし、自分の相手が素っ気ないと感じる事があったら、少し自分の身の振舞い方にも注意した方が良いかも知れませんよ。
5.人の話を聞かない人だと思われるから
マイナス発言ばかりしている人は、物事の捉え方がネガティブ思考に偏ってしまっている傾向があります。
その為、自分が一度そうだと感じた事を、いつまでも抱えてしまいがちです。
そのような状況では、他人の話もまともに聞く事ができませんよね。
思い込みが激しく、なかなかネガティブ思考から抜け出せないでいると、周りの人からは「あの人は誰が何を言っても話を聞いてくれない」というイメージがついてしまうでしょう。
自分の意見や考え方を持つ事は大切な事ではありますが、もし、自分にもそのような点に心当たりがあるという人は、少し周りの人の意見にも耳を傾けてみましょう。
納得はできないとしても、周りの人からのイメージは変わってくるはずですよ。
否定的な人は頑固
何でも人の意見に対して否定的な人っていますよね。
自分の意見を相手に伝える事は人間関係において必要な事ではありますが、あまりにもそのような態度ばかりをとっていると、周りの人から「頑固な人」と思われてしまう可能性があります。
人が話をしているのに、最初からさえぎってまで自分の言いたい事を何でも言ってしまうようでは、相手の意見や気持ちも知る事ができませんよね。
このような否定的な態度は、周囲に敵を作る事にも繋がり、やがて誰からも相手にされなくなってしまう事態になりかねません。
時には他人を思いやる気持ちも大切だという事を忘れないようにしましょう。
マイナス発言が多い人の特徴
マイナスな事を言わない方が良い理由についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
マイナスな発言は自分だけでなく、時には周囲の人にも悪い影響を与えてしまう事があるので、心当たりがある人は十分注意するようにしましょう。
ここからは、マイナスな発言が多い人に見られる特徴についてご紹介します。
自分にも当てはまるものが無いかチェックしてみて下さいね。
1.自分に自信がない
マイナスな発言が多い人の中には、自分に自信がないという人が多く見られるようです。
過去に何かしら原因となっていたり、元々人よりも気が小さい人などの理由が考えられますが、いずれにしても常に悲観的、否定的に物事をとらえてしまうタイプの人です。
少しでも、自分の欠点に気が付いただけでも、それがきっかけとなって自信を無くしてしまう事もあるようです。
他人から見たら気になるほどでは無いような些細な事でも、自分に自信がない人は何でもマイナス思考になってしまいます。
自分の良いところもあるはずなのに、悪いところばかりが気になってしまい、何か新しい事にチャレンジしようという勇気が出ないという特徴もあります。
その為、自信を取り戻すチャンスもなかなか得られない人が多いようです。
2.人生を楽しんでいない
何をしていても、常にマイナスな発言ばかりしている人は周りからどのような印象を受けるのでしょうか。
恐らく「いつもネガティブな事ばかり考えていて楽しいのかな」と感じる人もいるかも知れませんね。
実際に、マイナスな発言が多い人は、それだけ自分のしている事に対して満足感がが得られず、世の中に対しても鬱憤が溜まっているはず。
そのような毎日を過ごしていては、人生を楽しむ事もできないのではないでしょうか。
せっかく一度きりの人生なのですから、自分のネガティブ思考のせいで無駄に過ごしてしまわないよう、いち早く気持ちの切り替えが必要です。
また、このようなタイプの人は知らず知らずのうちに周囲の人を巻き込んだり、ストレスから他人を傷つけてしまうような言葉を口にしてしまう事もあります。
3.被害者意識が強い
あなたの周りに「何でいつも自分ばかりこんな目に遭わなければならないのだろう」と嘆いている人に心当たりはありませんか。
このように、マイナスな発言が多い人の中には被害者意識が強いという特徴もあります。
人生には誰にでも困難が降りかかってくるものですし、それはある日突然やってくる事もありますよね。
しかしながら、マイナスな発言が多い人は「仕方が無い」と割り切る事ができずに、悲観的に捉えてしまいがちです。
その為、たまたま運が悪かったような事でも、人一倍被害者意識を持ってしまい、誰かに愚痴をこぼしてしまう事もしばしばあります。
考え方を変えるだけで、そのような被害者意識も感じなくなるはずですので、自分に心当たりがあるという人はいちいち気にしないようにして、気持ちに少し余裕を持つようにしましょう。
4.他人を信用できない
誰でも自分にとって信用できる人とそうでない人がいますよね。
マイナスな発言が多い人は、一般的な人よりも他人に対して警戒心が強いせいか、なかなか信用する事ができないという特徴があります。
誰でも最初は人を信用するところから始まり、何かしらの理由があって信用できないところが見つかるものですよね。
例えば、過去に他人からひどい悪口を言われたり、暴力を振るわれたりしたなどが原因で、他人を信用できなくなってしまう人は世の中に存在しています。
マイナスな発言が多い人は、否定的な考え方を持っている為、たとえ褒め言葉であっても他人の言動を素直に受け取る事ができず、裏をかえして感じ取ってしまう事もあるようです。
そのように、普段から他人の心の中をねじ曲がった見方をしてしまい、実際とは異なったイメージを勝手に作り上げてしまうのです。
その結果、他人を信用できなくなり、益々マイナスな発言を繰り返してしまうのです。
5.人に騙された経験がある
過去に人に騙された経験があるという人も、マイナス発言が多い人に見られる特徴の一つです。
誰でも信用していた人から騙されればガッカリしてしまいますよね。
しかしながら、このようなタイプの人はそんな他人を信用してしまった自分を許す事ができません。
もう二度とそのような目に遭いたくないと思い、他人に対しての警戒心は人一倍大きいのです。
過去の自分の行動を悔やむ事はよくあるものですが、このようなタイプの人はまるでトラウマのようにいつまでも過去の事を引きずってしまいがちで、他人の発言や行動を見て「本当は自分の事を騙そうとしているのではないか」と疑ってしまう事が多いようです。
このようなトラウマを抱えないようにする為には、多少の事は水に流してキッパリと忘れようという気持ちも時には必要なのかも知れませんね。
6.成功体験が少ない
長い人生において、失敗と成功を何度も繰り返していくのは少なからず誰にでもある事ですよね。
そのような経験から新しい事を学び、人は成長していくものですが、マイナスな発言が多い人には成功体験が少ないという特徴があります。
人よりも周囲からの評価が気になり、その期待に応えようとし過ぎるせいか、自分の力量を遥かに超えた目標を設定してしまう事もその原因となっているようです。
その結果、失敗した自分を過剰に責めてしまったり、落ち込んでしまう事からマイナスな発言が多くなり、新しい事にチャレンジする気持ちが薄れてきてしまうのです。
自分も心当たりがあるという人は、まずは小さな目標を立ててみるところから始めてみましょう。
大きな目標ばかりを達成する事ばかりが成長に繋がるとは限りません。
小さな目標であっても、一つ一つ達成していく事で自信を取り戻すきっかけとなるはずですよ。
7.友達が少ない
普段からマイナスな発言が多いせいか、このようなタイプの人の周りにはあまり人が集まってこないようです。
本人は気付いているのかは分かりませんが、マイナスな発言が多い人には他人に対して配慮が足りていない傾向があります。
自分が何となく口にしている事や、顔の表情一つであっても周囲の人間にはその人の雰囲気が伝わってしまうものです。
それとは反対に、いつも笑顔で明るく、プラス思考の人には自然と人が集まってくるものですよね。
もし、友達が少なくて悩んでいるという人は少し自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
それに、人間関係において大切な事は感謝の気持ちと信頼です。
それを忘れなければ自分をそれほど変えなくても他人から見た印象はかなり変わってくるはずですよ。
8.素直さがない
人間素直が一番とはよく耳にする言葉ではありますが、マイナスな発言が多い人の中には、そんな素直さがないという特徴があります。
例えば、仕事などで失敗をしてしまった時に自分の行いについて素直に謝罪をすれば丸く収まる事も、いつまでも言い訳をしたり、他人のせいにしたりするようなタイプの人です。
勿論、自分にも言い分があるのであればしっかりと伝えるのも大切な事ではありますが、余りにもこのような言動が多い人からは、責任逃れをしているような印象を受けてしまいます。
自分の失敗は素直に認め、次は注意するようにしようと気持ちを切り替える事ができる人は、周囲の人からも素直な人と思われ、それ以上責めようとも思われないでしょう。
また、マイナスな発言が多い人は他人の気持ちを裏返しに読み取る傾向もある為、人から褒められたり感謝をされた時でも素直にその言葉を受け入れる事もできません。
人を疑ってばかりいては、良い信頼関係はなかなか築けないものなのです。
9.妬みや恨みの気持ちが強い
マイナスな発言が多い人は自分に自信を持てず、劣等感を抱えている傾向があります。
その為、他人に対して日頃から妬みや恨みの気持ちを強く感じている事が多いようです。
例えば、学校や職場などで優秀な成績を残して周りから褒められている人を見ても、素直に立派や、頑張ったなどという気持ちを持つ事ができません。
そのような人を見ると、自分といつも比べてしまい、心の中では嫉んでしまうのです。
このようなネガティブ思考を持ち続ける事によって、益々劣等感は強まり、他人に対しての妬みしか感じられなくなってしまうのです。
もし、自分にもこのような気持ちに心当たりがあるという人は注意しましょう。
他人を見て蔑むよりも、そんな他人から学べる事を探したり、良い成果を残した人を称える気持ちの余裕を持つ事の方が、今後の自分の成長にきっと繋がるはずですよ。
10.愛情深く育てられなかった
マイナスな発言が多い人の中には幼い頃に親から愛情深く育てられなかったという可能性もあります。
世間では親からの愛情をたくさんもらった子供は、優しい人間に育つと言われていますよね。
その為、他人を嫉んだり、僻んだりする人は親からの愛情が足りずに育った人という印象を与えてしまう事もあるようです。
しかしながら、誰でも親を選べる子供は居ませんし、育った環境は人それぞれです。
それに、現実ではそのような家庭環境で育った人であっても、立派に成長して他人にも優しくできる人はたくさん存在しています。
もし、自分の育った家庭環境に対して不満を感じていたり、そのせいで他人と比べてしまう事が多いという人も、気にする必要はありません。
大人になれば親の愛情に左右されなくても、自分自身で成長させていく事は誰にでも可能なのです。
11.周囲から冷遇された経験がある
例えば、普段よく集まる友人同士から冷遇された経験があるという人も、マイナスな発言が多い人に見られる特徴の一つです。
ある日突然そのような事をされてしまったら、訳も分からずに困惑してしまいますよね。
しかしながら、もし自分もそのような経験があるという人は注意した方が良いかも知れません。
自分が無意識に口にしている事や、行動が周囲から反感を持たれてしまっているかも知れませんよ。
マイナスな発言が多い人の特徴として、普段からあまり周囲に注意が向きにくいというものもあります。
その為、知らず知らずの内に他人を傷つけたり、不快な気分にさせてしまっている可能性もあります。
また、学校や職場などの集団では一人の人間に対して言った言葉が、やがて噂となって広まるケースも少なくないので普段の身の振舞い方には注意しましょう。
12.表情にも出る
マイナスな発言が多い人と言っても、ただそれだけとは限りません。
言葉にはしなくても、ネガティブな気持ちや感情は表情にも出てしまっている可能性もあります。
日頃から不満を感じていたり、誰かを恨んでいる人というのは何か言いたそうな顔をしているものですよね。
その為、他人からはそんな気持ちや感情が伝わりますし、あまり関わりなくないという印象を与えてしまいがちです。
文句も言っていないのに、周りの人が嫌な顔をするという経験をした事があるという人は、もしかしたら日頃の不満が表情に出てしまっているかも知れませんよ。
反対に、いつも笑顔でニコニコしている人からは、そのような悪い印象は与えませんし、見ているだけでも気分が良いと感じるものなのです。
まとめ
これまでマイナスな事は言わない方が良い理由についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
今回の記事が少しでも参考になって頂ければ幸いです。
マイナスな発言とは、その人の内面にある、マイナス思考やネガティブ思考によるものが殆どです。
同じような物事でも、人の考えや捉え方が違うだけで、感じ方は大きく変わってくるものです。
いつもマイナス発言ばかりしているな、と自分に心当たりがあるという人も、他人と自分を比べているばかりではなく、これを機に自分の心の中を覗いてみましょう。
ネガティブ思考からプラス思考に変えられる事ができれば、世の中にある様々なものがこれまでとは全く違ったように見えるかも知れませんよ。
プラス思考は自分をもっと成長させてくれる考え方でもあります。
プラス思考になって、もっと人生を楽しんでしまいましょう。
あなたがこれからもっと気持ちの良い人間関係を築いていけるよう祈っています!