うっとうしく思われたらおしまいです。
ビジネスでは、出入り禁止、取引停止にもなりかねません。
10.自分の損得を考えない
とりあえず損得勘定どころか責任の所在も抜きにして、速攻で対応しなければならない場合もあり得ます。
損得を考えて行動していては、相手にそれが伝わってしまいます。
誠意を見せるためには、自分のことは後回しにしましょう。
11.その場限りで済まさない
誠意を見せようにも、取って着けたような態度では、相手に心根を見透かされてしまいます。
謝罪の決意も何も伝わりません。
態度も発言もフランク過ぎることのないよう気を付けましょう。
謝罪は一回こっきりで済むとは限らないからです。
つねに誠実な態度で接することを、継続させていかなければなりません。
12.絶対に逃げたり諦めたりしない
何事につけてもも矢面に立つのをいやがる人がいます。
クレーム対応などで次々に弾の飛んでくるときは、なおさらです。
そういうときは自ら先頭に立って、解決に導きましょう。
それこそ、正しい誠意の表し方と言えます。
まず状況から逃げ出さないことが必要です。
その次に、一度二度くらいの失敗で、諦めたりしないことです。
投げやりな態度もNG
運が悪かった、自分だけ損な役回りをさせられている、というような態度があからさまでは、人には何も伝えることができません。
ましてや誠意など形のないものは、なおさらです。
誠意を見せるには、これまでも述べたように、慎重な言葉などの落ち着いた態度と、具体策を持ち込むことが必要なのです。
投げやりな態度などは絶対的にNGです。
誠意とは
「嘘偽りのないこと、私利私欲を離れたところから状況を俯瞰できること。」
これらは誠意を見せるにあたっての基本姿勢です。
交渉において自分に有利に進めることばかり考えていては、誠意の伝わることはありません。
むしろ交渉のハードルは高くなり、逆に不利をもたらすことになるかも知れません。
誠意は表現してこそ
誠意は表現力がすべてです。
言葉、態度、行動、全方位から伝えなければなりません。
言葉巧みなだけではかえってマイナスになってしまうしょう。
口さきだけの人間に思われてしまいます。
態度に表さなくてはわかりません。
心中を察してくれ、というのは時代遅れです。
また行動もしっかり打ち合わせた上で表現するようにしましょう。
見えない誠意は伝わりにくい
現代日本においては、口にださなくてもわかるだろう、というような見えない空気の支配する空間は、ほとんど存在の余地がなくなっています。
お互いに顔の見える、心地よいコミュニティが減っているのです。