気づいていないだけで。
また、思いもよらないことが起こるとそこに恐怖心や警戒心を抱いてしまうものです。
しかし、”奇想天外”なことというのはそのようなネガティブ要素を感じることはほぼありません。
プラスの意味として捉えることができるんです。
だって、いつも同じ毎日の繰り返しで私たち普通の人はどこか「刺激のあるもの」を求めているからなんですよね。
気づかない間に。
奇想天外な人は全然掴めない!
奇想天外な人は、思いもよらないようなことをしでかすので人によっては「見ていられない」なんて思ってしまう方がいるかもしれません。
しかし、それはその奇想天外な人を変えようと思ってしまっているからなんですよね。
一人の他人として1対1で対話をしてみれば、奇想天外な人のよいところが見えるようになってきます。
しかし、人というのはどんな人が相手であっても、自分がこのような態度をしたら相手はこのような態度をするだろう、こういう出来事が起きたときは人は普通こうする・・・なんて勝手にルールみたいなものができあがっているんですね。
それはこれまでの生活の中で使われてきたことですし、きっとあなたにかかわってきた人がそのような傾向を持っていたのでしょう。
そして、あなたもその傾向が高いはず。
でもね、奇想天外な人にはそれがまったく当てはまらないんです。
普通だったら「こうする」ところをまったく違うことをするのが奇想天外な人なんです。
そのため、自分の思い通りになんでもやっていきたいという人、自分の考えが絶対的に正しいと思っている人は奇想天外のようなつかめない人間のことを批判したりします。
反対に、他人は他人で自分は自分という考え方を持っているあなたのような人であれば、奇想天外な人のおかしな態度をおもしろおかしく解釈できるようになるんです。
だって、奇想天外な人が次に何をするかと想像したところでその想像をはるかこえたものがやってくるのですから、想像しようがないですよね。
また、そのように毎回新しいものを見せてくれているような気がするので、いつでも新鮮な気持ちでいることができるんです。
そうなると、行き詰っていた仕事や勉強などに自然に身が入るようになるもの。
なぜならば、奇想天外な人がいることによって、想像できない未来がやってきてワクワク楽しいからなんですね。
小さいときに「次はこれしたい!あれしたい!」と新しい遊びを発見したときのような、新しい秘密基地を見つけたかのような気持ちに浸ることができるんです。
相手をつかめないとなるとその人との交友関係をあきらめてしまう人がいますが、奇想天外な人は基本的にそういう性格をしているのであきらめる必要は一切ありません。
少しでも距離を近づけるために
奇想天外な人に初めて出会うとちょっと変な性格のために、あまり近づきたくないと思ってしまいますよね。
でも奇想天外な人のことをしればしるほど、毎日が楽しくなってきます。
これまでは何気なく通っていた道でも奇想天外な人と一緒に歩くだけで、まったく別の景色が見えるようになることもあるんです。
それに「やりたくない」と思っていたことに対して奇想天外な人は、奇想天外な発想をしていてそれを知ることにより楽しみながら仕事をこなせるようになるかもしれません。
少しでも奇想天外の人の性格を知っていくと、そうなる未来が分かるようになります。
だとすれば、奇想天外な人と仲良くなりたいですよね!いつもとはいえませんが、ランチタイム、休日などに一緒に過ごせれば楽しい時間を送ることができるからです。
しかし、問題があります。
奇想天外な人は、ふわふわ浮いているような人なのでつかみどころが全くないんです。
「よし!つかめた!」と思っても、次にあったときには全く違う発想を持っていたりしますから、相手をつかもうとすればするほど疲れてしまうかもしれません。
でも友達になりたいとき、距離を近づけたいときって相手のことを知っていなければならないような気がしてしまいますよね。
それは、奇想天外な人には全くあてはまらないことを理解しましょう。
奇想天外な人には、それなりの仲良くする方法があるんです。
それは、ありのままの奇想天外な人を受け入れるということ。
一筋縄ではいかない奇想天外な人ですから「このとき、あの人はこう行動する」と決め付けてはいけません。
いつだって流動的なんです。
いつだって新しい発想を持っているんです。