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抑制とはどういう意味?よくある使い...(続き2)

どうして人間関係を築くことができないのか、それにはどうしても育った家庭環境の影響があると言わざるおえません。

それは決して片親だからダメということではありません。

むしろ片親の方が、大切に育てられて性格が良いし、多くの人とコミュニケーションがとれる人間に成長することがあります。

危ないのはその逆で、もの凄く恵まれた、両親揃った環境で育てられた人の方なのです。

小さい時から、何もかも揃っていたり、学校でも家でもある程度褒められて育った人が、社会に出てから挫折してしまうと、必要以上に自信を無くしてしまい、どうやって生きて行けばいいのか、自分1人になってしまうことを常にあんじるようになったり、突然キレてしまったり、と抑制が必要な傾向を発症してしまうのです。

2.自分に自信が無い

抑制が必要なくらいの精神状態になってしまう人は、自分に自信が無い人がほとんどです。

この世の中、インスタグラムなどのSNSでは、見たくなくても、いい暮らしや成功している人の日常がアップデートされ続けています。

それと自分を比較してしまうと、多くの人が挫折・敗北感・自分は負け組だと思うようになり、顔もスタイルも経済力も、一度も話をしたことのない誰かの方が上だと思うようになってしまうのです。

この世の中、何を基準に「自信を持てばいいのか」分からなくなるかもしれませんが、私は「全ての人が自信を持てばいい」と思っています。

アジア人なんて、ほとんどの人が欧米人と比べれば、スタイルや顔では劣ってしまう部分があります。

でもだから何なのでしょうか!このビジュアルに生まれたのであれば、それを楽しむほか、人生をエンジョイする方法はないのです。

私は顔が大きい、足が短いと言って、自信を持たずに悩むよりも、日本の治安の良さ、良いものがすぐ手に入る有難さなどに感謝して、スタイルなんて「普通でいい」「人に迷惑を掛けていなければ、ある程度そこそこでいい!」と思うべきなのです。

【自分に自信がない人については、こちらの記事もチェック!】

3.両親に抑制されて育った

世の中には色んなタイプの親がいます。

子供を自分の命よりも大切に、全てを掛けて愛情を注ぐ親、自分では子供を大切に思っていても、やることなすこと、心が籠っていなくて、子供にとっていい影響を与えられない親、どうやっても子供を愛せない親、人生が何もかも上手くいく親、人生が何もかも上手くいかない親・・・本当に千差万別、色んな親がいるのです。

その中で両親に抑制されながら育った子供は、将来抑制が効かない精神状態になってしまう傾向が出てしまうんです。

子供の時ってまだまだ、何が良くて、何がダメかなんて、その境目が良く分かりませんよね。

好奇心だけで、行動してしまうことも多い時に、親から頭ごなしに怒られたり怒鳴られてしまうと、子供は「次は何をしたら怒られるのか?」が分からないので、何をするにもビクビクしてしまいます。

小さな子供はまだ分からいのだから、抑制・怒るということよりも、「教える」ということが何よりも大切です。

その教えを少しでも理解できたら、次は「褒める」、そうやって育てられた子供はのびのびと人生を謳歌することができるのです。

4.気が小さい

親から怒られながら育った子供は、ビクビクしてしまったり、物事の成果よりも、細かいこと、プロセスなどに気が行ってしまって、大胆なアイデアや型にはまらない発想を持ちづらくなってしまいます。

それを続けていると次第に「気が小さく」なってしまって、「そんなことどっちだっていいのに」とか「そんなの気にしなくていいよ」ということにまで、「また怒られる」「しまった」とビクビク心配してしまうのです。

5.ネガティブ

そういう子が大人になると、ネガティブな思考になってしまいます。

「どうせ私なんて」とか「私はダメ人間」と自分自身でレッテルを貼ってしまうのです。

このネガティブな思想は、自分自身だけでなく、自分の家族はイケてない、自分の彼氏・彼女はイケてない、自分の親戚はイケてない、などなど、自分に関わる周囲への評価まで下がってきてしまいます。

本当は足元に大切なものや、幸せがいっぱい落ちているというのに、本当に可哀そうな思考をしてしまうのです。

6.向上心が無い

自分に自信がなくなると、人は「安全パイ」という領域にとどまることがとても居心地良く感じます。

自分のテリトリをできるだけ狭くして、その中でだけで行動するのです。

確かに行動範囲を狭くしておけば、自分が熟知している場所だけで動くので、安全かと思いますが、人生それでは面白くないですよね。

自分のテリトリーだけで、ビクビクしながら小さく生きる・・・それって一見安全なように見えるかもしれませんが、意外とストレスが溜まって、これが逆に人をキレさせてしまったり、抑制の効かない状態にしてしまうという原因になってしまったりするのです。

人を抑制する人の特徴

人には人を抑制したがる人間が存在します。

一体どんな人が、自分以外の人を抑制したいと思う特徴を持っているのでしょうか?

1.自己中心的

やはり1番の性質は「自己中心的」な性格です。

自分さえ良ければいい、というか、自分のことしか見えていない・考えていない、他の人の立場や気持ちはさておき、自分がいかにその場を楽しめるかだけを考えてしまうのです。

そういう人は本人が気が付かないところで、無意識のうちに、誰かを抑制したり、アンダーコントロールしてしまうことがあります。

姉妹の関係なんかがそれにあたったりするのですが、お姉ちゃんの方はそう意識していなくても、妹をいいなりにしたいとか、自分の都合のいいように行動するよう仕向けてしまいます。

そして妹はいとも簡単に姉にコントロールされて、「姉の言っていることはいつも正解!」「姉は正義の味方」「姉はいつも正しい」と思い込んでしまうのです。

いかなる時も自分自身の気持ちを大切にする、無理し過ぎない・誰かに合わせ過ぎないことが大切です。

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