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抑制とはどういう意味?よくある使い...(続き3)

このネガティブな思想は、自分自身だけでなく、自分の家族はイケてない、自分の彼氏・彼女はイケてない、自分の親戚はイケてない、などなど、自分に関わる周囲への評価まで下がってきてしまいます。

本当は足元に大切なものや、幸せがいっぱい落ちているというのに、本当に可哀そうな思考をしてしまうのです。

6.向上心が無い

自分に自信がなくなると、人は「安全パイ」という領域にとどまることがとても居心地良く感じます。

自分のテリトリをできるだけ狭くして、その中でだけで行動するのです。

確かに行動範囲を狭くしておけば、自分が熟知している場所だけで動くので、安全かと思いますが、人生それでは面白くないですよね。

自分のテリトリーだけで、ビクビクしながら小さく生きる・・・それって一見安全なように見えるかもしれませんが、意外とストレスが溜まって、これが逆に人をキレさせてしまったり、抑制の効かない状態にしてしまうという原因になってしまったりするのです。

人を抑制する人の特徴

人には人を抑制したがる人間が存在します。

一体どんな人が、自分以外の人を抑制したいと思う特徴を持っているのでしょうか?

1.自己中心的

やはり1番の性質は「自己中心的」な性格です。

自分さえ良ければいい、というか、自分のことしか見えていない・考えていない、他の人の立場や気持ちはさておき、自分がいかにその場を楽しめるかだけを考えてしまうのです。

そういう人は本人が気が付かないところで、無意識のうちに、誰かを抑制したり、アンダーコントロールしてしまうことがあります。

姉妹の関係なんかがそれにあたったりするのですが、お姉ちゃんの方はそう意識していなくても、妹をいいなりにしたいとか、自分の都合のいいように行動するよう仕向けてしまいます。

そして妹はいとも簡単に姉にコントロールされて、「姉の言っていることはいつも正解!」「姉は正義の味方」「姉はいつも正しい」と思い込んでしまうのです。

いかなる時も自分自身の気持ちを大切にする、無理し過ぎない・誰かに合わせ過ぎないことが大切です。

【自己中な人については、こちらの記事もチェック!】

2.自尊心が強い

抑制が効かない程キレてしまう人は、自尊心が高すぎる傾向があります。

「自分は普通の人と違う」「私は平凡で追われない」「努力しなくても天才の部分を持っている」などなど、自分自身も気が付かないうちに、自尊心を高く設定してしまっているのです。

その原因に「母親からの理由なき尊敬」が関係しています。

自尊心が高い人の多くが長男や長女で、子供の頃から母に尊敬のまなざしに近い「あなたは本当に凄い子」「できる子」「私の子供に生まれて来てくれて勿体無い」などの言葉を掛けられながら育っていたりします。

そういう子は次第に母の前では「凄い人でいなければならない」「普通の人より秀でていなければならない」というプレッシャーを感じるようになり、自分を大きく見せようと常に背伸びしながら、自尊心を上げてしまうのです。

大切なのは、「母はどんなあなたも大好きだ」ということを理解することです。

あなたが凄いからとか、人より秀でているから大好きなのではありません。

普通以下でもいいから、伸び伸びと幸せに生きて行く、これが母が本当に望んでいることです。

肩の力を抜いて、もっと伸び伸びと生きて行きましょう!そうすれば、いちも簡単に自分を抑制できるようになるはずです。