ちなみに最近はカップル→リア充
最近はアベックどころか、カップルという言葉を使うことも「ちょっと古い」傾向になっています。
アベックでもない、カップルでもないなら、次は何て呼ばれているのかというと、「リア充」なんて使います。
リア充は、最初「2ちゃんねる」というインターネット上の掲示板のようなものから発祥したインターネットスラングでした。
それが若者の間で浸透し、リアル(現実)の生活が充実している人物のことを指すようになりました。
現実の世界!?他にどんな世界があるというの?なんて思ってしまう人もいるかもしれません。
インターネット上とかバーチャルの世界のことを非現実の世界なんて呼んでいるんです。
現実の世界が充実している人、つまり彼氏とか彼女がいる人のことを訳して「リア充」と呼んでいるんです。
最近の若者の約50%に彼氏・彼女がいないと言われています。
高校・大学で彼氏・彼女を作ると、すぐにその噂や行動がSNS等に広まってしまって、恥ずかしい思いをすることが多いのだとか。
でも現実の恋愛は恋に落ちたら最後、SNSが怖いからって気持ちを抑えることなんてできるものではないですよね。
リア充という言葉は、新しい響きでなんだかかっこいい感じもします。
でも、アベックの方が、もっと情熱的だったのかもしれませんね。
️アベックの使い方
今さらかもしれませんが、覚えておくと面白いので「アベック」の使い方をご紹介します。
あそこにいるアベック
まずは初歩編をご紹介します。
街を歩いている時に自分の近くにいるカップル/リア充の二人を見つけたなら、
「あそこにいるアベック、何してるのかな?」
「え?GUのニット着ているあの子?」
「そうそう、男の方はユニクロのパンツを履いているわね!」
「GUとユニクロ、結構お似合いのアベックじゃない!」
なんて風に使います。
仲睦まじそうなアベック
昔は今みたいに堂々とデートすることとか、結婚前の男女が手を繋いでデートなんてすることはできませんでした。
それらしき男女を見ると「ねぇねぇあれってアベックじゃない?」
「え!?嘘、アベックがどこにいるの?」
「あそこ、そこの2人、距離が不自然だし、時々目を見つめあってるんだもの」
なんて言っていたのです。
これを現代風にしてみると、「ねぇ、あそこにいるあの二人、いけない関係のアベックじゃない?」
「え?どこどこ?あ、もしかしてあの山尾志桜里似と弁護士風のカップルのこと?」
「そうそう、やばい~あのアベック絶対不倫だよね。(笑)」
なんて風に使うはずです。
現代のリア充は、りゅうちぇるとぺこちゃんのように、見たらすぐにそうと分かってしまうので、昔のアベックに当てはめると、ちょっと隠れて付き合う的な人たち=不倫カップルのことをいうのではないでしょうか。
夜の公園はアベックが多い
昔のカップルは、二人っ切りで会える場所がほとんどありませんでした。
なので、二人っきりで会うといえば「公園」だったのです。
今なら「公園」なんて考えられませんよね。
公園はどちらかというと子供が遊ぶ場所のイメージです。
大人でしかも付き合っている男女が行く場所だなんて、若い人からしたらすごく不思議だと思います。