当然全体を見なければ王は取れませんよね?
駒の役割、配置などもきちんと頭に入れておかなければ詰むことはできないので、脳内では、無駄を省き、時間を上手く使い、進ませるべき駒を適切に動かしています。
それにより、初めて王を取ることができるのです。
行動力の秘密はこの「脳内詰将棋」にあると思われますよ。
13.目標や夢をしっかり持っている
その場、その状況でのイメージを下に行動している彼らですが、それは大局あってのことです。
一つの行動は一つの結果を生みますが、その一つ一つが連なって最終的には「夢」への道となります。
例えば職場で仕事の効率化を日々率先しているとして、その最終目的地は残業無しの日々です。
一本の木を見てるのではなく、きちんと森をイメージして行動していると言えますね。
14.現状に甘んじないで常に上を目指す
最終的に「森」を作ることが使命ですから、一つの結果はさらなる結果を求める要因でしかありません。
脳内詰将棋は森を作るまで終わりません。
では仮に「森」が完成した場合、彼らはどうなってしまうのでしょうか?
答えは二つでしょう。
燃え尽き症候群に陥るか、新たな森を求めるかどちらかだと思われます。
15.様々な選択肢を考えることができる
詰将棋ですからたくさんの駒を動かして王を取らなければいけません。
そして実際の詰将棋には答えがありますが、現実社会では「答え」というものはありません。
駒を動かすという無数の選択をしながら、答えなき木を植え、答えなき森を作らなければいけません。
その中で選べる行動は一つだけです。
頭も体も一つしかありませんからね。
いかに彼らがエネルギーを使って行動しているか並大抵のものではありません。
行動力があると人生がより豊かになる!
あるのとないのとでは、豊かさは別物にすらなりえます。
では逆に行動力がないと、人生が豊かにはならないのか?と言えば、そういうわけでもないでしょう。
しかし、現状では満足できず、何かを加えたいと願っている人こういった人達にとっては「行動力」は必須能力と言えます。
行動力とは?
行動力の源になるのは「欲」です。
こうなりたい、こうしたい、あれが欲しいなど、現在の自分に欠けているものを欲する心が、行動力の源となります。
1.積極的に行動すること
当然ですが、まず初めに積極性が問われます。
なので、実際には性格がかなり影響します。
やはり性格によって、どうしても積極的になれない人はいます。
これは行動に移せない言い訳でも何でもなく、事実です。
例えば職場でどうしても納得いかないことがある時、問題提起できるか否かも性格やその場におけるポジションに左右されます。
つまり「行動しよう!!」と一言で完結するような話ではないのですね。
日々培って得たポジションがあるからこそ意見も言えます。
そのポジションは行動してきた結果です。
これは昔から積極性がある性格だったとも言えるでしょう。
そういった積極性が性格的に持てない人は、それを言えるポジションには現在立っていません。