1.物事が進行する
行動に移したのなら、その思考の下、物事が進行していきます。
もちろん、すべてが思い通りに進むことは不可能です。
様々な障害があって、その進行の角度はその都度修正されていきます。
ですが、中には「自分の好きなように物事を進行させることができた」人がいます。
この人達が後世「偉人」と呼ばれるようになります。
その類まれな行動力によって、社会そのものに変化をもたらした人ですね。
その過程でも当然大きな障害があったことでしょう。
それらを乗り越えることができたのは、時代性か、運か、はたまたそれを才能と呼ぶのか、理由は分かりませんが、行動し物事が進行した結果、大きな地位や名声を手に入れることも可能ということですね。
これは行動力の最大のメリットと言えるでしょう。
2.周囲に慕われる
行動力がある人は、自分の意思とは関係なく、勝手にリーダーというポジションになってしまうことが往々にしてあります。
これは全て周囲から慕われ、信頼されているからこそ、です。
自分は、意志と欲を形にしただけかもしれませんが、これがその場に合った行動であれば、必然的に周囲から慕われることになるでしょう。
当然下心を持って行動した人は、周囲に見抜かれるので、行動するイコール周囲からの好感というわけではありません。
これは適切な行動の結果、ということでしょう。
3.前向きになれる
行動することで前向きになることができるでしょう。
行動することは変化させることです。
どんどん行動し、ネガティブモードになった自分さえも屈服させてしまいましょう。
行動力を身に付けるためには?
それではこうした行動力はどうやったら身につけることができるのでしょうか?
1.完璧主義にならないこと
完璧主義と言えば聞こえはいいのですが、言い換えれば「机上の空論ばかりする人」でもあります。
完璧を求めるがゆえに、事前に緻密過ぎる計算をし、それをまさに完璧に具現化しようとする人です。
個人作業では、思う存分完璧を求めてもいいでしょう。
でも集団では、その完璧さは「足並みをそろえられない遅さ」でしかありません。
さらに言えばその「完璧」はその人個人に対してだけの完璧です。
言うなれば、自分の尺度の完璧を周囲に押し付けているとも言えます。
重要なのは、その場での適応力です。
自分が思う完璧に美しい木を植えることが最重要なのではありません。
まずは最終的に森を作る為に一本の木を植えましょう。
たとえそれが今は不格好な木でも、森が美しければ問題はありません。
まずはたった一本の木を植えることから始めましょう。
2.行動しないと成長しないことを知る
当然木がなければ森にはなりません。
そもそも植えなければ木にすらなりません。
「森のイメージを語るだけの空論」なら誰でもできますよね。
木を植える能力は植えてみて初めて身に付きます。
植える労力を体感することで、それがどんなに大変なことなのか初めて知ることができるでしょう。